どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「デモンズ」

2024年08月13日 | 映画
ブルーレイ持ってるのに映画「デモンズ」の4Kリマスター版のUHDとブルーレイのセットが比較的安く売っていたのでUHDプレーヤーも4Kテレビも無いのに衝動買いしちゃう。会社の4KプロジェクターでUHD再生検証として7.1ch サラウンドで鑑賞。24p収録されてるんですね。
画質はとても綺麗でした。HDRのテレビで見たら発色とかももっと良かったんでしょうね。インターナショナル版で見たのですが初めて試写会で見たのと同じバージョンだと思います。今迄持ってたブルーレイだと途中で第一幕終了みたいなテロップが出たのですが今日見たのにはそれは無かった。他にも色々なバージョン違いも収録されているようです。台詞等の音量に比べて音楽がとにかく大きくて煩いぐらいでしたがヘビメタサウンドを大音量で堪能出来ました。サラウンド感も随所で効いてましたね。何度も見た映画だけど改めて見るとダリオ・アルジェントっぽい部分が多くて照明とかメイクとか役者とか良かったです。内容はホラーというより後半はアクション映画みたいですが。
脚本も構成も何気に良く出来てます。個人的には前半の映画と現実が同化してゆく流れとかが大好きです。
ラストのオチも効いてますね。
初めて見た時はどう収拾を付けるのか?って思いながらドキドキしながら見たものです。
そんなに大絶賛するような映画でも無いと思ってましたが見直す度に好き度が増す大好きな映画になりました。高画質で見直せて良かった。だけど見てると途中で画質なんて気にならなくなってたけどね。








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「さらば刑事 2024」上映会

2024年08月10日 | 自主映画
B級映画ランダムという自主映画の先輩にあたる団体の1987年の90分もある8mm映画を観に平和島の大森スポーツセンターに行ってきました。90分もの長編を8mmで完成させているという事自体が8mm映画を制作した事ある身から思うと凄いと感心しちゃいます。劇中に出てきた映画館の看板に「スペースキャンプ」があったのを見て時代を一気に理解出来た印象でした。おいらは高校生だったかな。思ったより映像も綺麗で音もきちんとリマスターされていたので良かったです。だけどやはり一部聞き取りにくかったりで話の内容を理解するのに苦労する面もありました。だけどシナリオがちゃんとしていて後半に全部が繋がるという壮大なドラマがありました。案外やりたい事を詰め込んだようなテレビドラマの再現っぽい感じもありましたが役者陣が皆なかなか良くで女優陣は美人さんが沢山出てましたね。
上映終了後に打ち上げにも参加して上映されたDVDもゲットしました。理解出来てない所とか帰って見直そうかな。
8mm映画ってやっぱり何か良いですねぇ。
今やなかなか見れないけど良い作品は沢山ある筈。見れるような機会が増えると良いですね。




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「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」

2024年08月09日 | 映画
「戦慄怪奇ワールド コワすぎ!」というホラー映画を大画面にて鑑賞。心霊ものビデオみたいな内容で出て来る登場人物はウザい感じで小劇場の役者さんで撮った自主映画みたいでした。舞台になってる場所が「カメラを止めるな!」と同じロケ地で知った光景でした。なんか前半あまり面白く無くて怖くも無く興味と集中力に欠けてゆく感じでしたがカメラがワンカットになってからの流れは何というか無茶苦茶で予測不能の面白さがあって笑えちゃう楽しさがあり、まぁ良い意味でも悪い意味でも王道から外れた変テコさが良かったです。
低予算でしょうがアイデアと見せ方で斬新な娯楽ホラー映画に仕上がってました。






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「アクロス・ザ・ユニバース」

2024年08月07日 | 映画
ブックオフで安かったから衝動買いしたブルーレイで映画「アクロス・ザ・ユニバース」を5.1ch 大画面にて鑑賞。ビートルズの音楽に乗せてのミュージカル映画でした。有名な曲が沢山流れますが歌詞の意味までちゃんと理解して無かったので字幕付きで見ると皆良い歌詞だったんだなぁと知れました。映像も美しくてしっかりとした仕上がりで色々な面白い映像表現もあはらました。だけど物語にグッと入り込めるような感じがあまり無くて長いミュージュクビデオを見てるようでもありました。
歌もビートルズの曲よりも何か抑えた感じの歌い方が多かったので盛り上がりにも欠けた印象。どんな物語展開で最後はどうなるのか?と見てましたが最後の場面はうるっと来るような感動も味わえてエンディングからエンドロールの音楽も良くて気持ち良く見終える事が出来ました。
ビートルズ好きの人は必見な映画ですかね。ヘイ・ジュードの歌詞良かったな。
役者陣は皆良かった。U2のボノやサルマ・ハエックも出てましたね。








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「ア・ホーマンス」

2024年08月06日 | 映画
随分と昔に劇場で予告編を見たのを覚えている松田優作監督の映画「ア・ホーマンス」を今になって予備知識無しで大画面にて鑑賞。陰影の強い撮影で暗い場面と間の長い展開が続き最初の方ではちょっと睡魔にも襲われそうになったりもしたが撮影の美しさやアングルの良さに芝居に段々と惹き付けられてゆき長い間も飽きる事無く集中して見れる流れになってゆき面白く見れました。独特のリズム感と斬新な映像表現なんかもあり物語だけで無く映像や音でも魅せるものがありました。
じわじわと心情が伝わって来る不思議な映画でした。変なユーモア感じる部分もあったりで松田優作演じる役が実は〇〇だったというのも斬新でした。漫画が原作だとクレジット見て知りましたが何でかそんな予想もしちゃったのは当時観に行った誰かに聞いた事あったのかな?
久しぶりに見たポール牧の存在感が凄くて異様な恐ろしさと可笑しさがありました。
公開時に見てたらよく分からない映画でつまらないと思ったかもしれませんが今は色々な映画を見てきて普通じゃない異質な映画が好きだからとても良く感じました。






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「ヘルライド」

2024年08月05日 | 映画
公開時に劇場で見逃して日本盤より安かった海外盤のブルーレイで字幕無しで見た映画「ヘルライド」でしたが雰囲気は味わえたけど台詞の詳細が分からないからか内容的にはイマイチ理解出来ていなかった。
GEOで日本盤の中古DVDが売ってたので購入して日本語字幕付きで5.1ch 大画面にて久々に見直しました。忘れていた部分も多かったけど字幕付きで見ても正直印象は変わらずで物語のオチというか箱の中が何だったのかとかイマイチはっきりとは分からずでした。台詞も大体は想像した通りで合ってました。海外ポスターとかキャストとか見て期待していたものとは違って全体的には何かイマイチ感がありましたが同時に久しぶりにこの手のバイカー映画が見れたという妙な嬉しさみたいなものもありました。なので部分的には憎めなく好きな要素のある映画だったかな。
タランティーノ色の強い回想多めの印象の強い映画で裸のお姉さん沢山出るバイカー映画です。タランティーノっぽく無い部分が案外好き。






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「ツイスターズ」

2024年08月04日 | 映画
映画「ツイスターズ」を劇場で鑑賞。昔の「ツイスター」は何年前だっけ?CG映像と音響が良くて好きな作品でした。そのリブート版です。物語は別物だけど似ていて色々と先の読める展開が多かったな。悪くは無いんだけどベタな王道な脚本だったように感じて、そこでそれを言っちゃいけないよ!な台詞が出たり分かりやすい内容でした。主人公の女優さんがなかなか魅力的でしたが「ザリガニの鳴くところ」の方だったんですね。派手な竜巻場面とか期待したのですが冒頭の後はなかなか出てきません。なので、ちょっと長く感じたかな。
最後に派手な竜巻場面は出てきて普通に楽しめました。映像も音響も良く出来てたけど最近のVFX映画は皆良く出来てるから初めて昔の「ツイスター」を見た時のような衝撃は感じられなかったかな。
色々と突っ込み所の多い内容の映画だったように思います。何げに竜巻パニック映画って色々あって何本か劇場でも見てますが皆それなりに面白いですが物語の内容的にはやっぱり最初のが個人的には1番好きですね。






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「ダリオ・アルジェント PANICO」

2024年08月02日 | 映画
仕事帰りに新宿でダリオ・アルジェント監督のドキュメンタリー映画「ダリオ・アルジェント PANICO」を鑑賞。先日、自伝本を読んでたので情報としては知っている事柄も多かったが映像や写真に関係者のインタビューと共に見れるので興味深く面白く見れました。編集や音楽もなかなか良かったです。
何度も見た映画の関係者の現在の姿が見れたのも時の流れを感じれて若い時代との比較をしつつ自分自身も同じようにあの頃は若かったが今は歳取ったんだよなぁと再認識しました。アルジェントの映画との出会いは強烈なものがありました。怖がりだった子供時代にはポスター予告だけで悪夢を見せられ、ホラー映画好きになってからは漁るように見て自主映画作りではその影響を受けている作家です。独特のビジョンと新しい挑戦と良い意味と悪い意味での裏切りを見せてくれるピュアな変人監督さんで尊敬と憧れの存在ですね。ずっと新作を作り続けている事が素晴らしい!




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「ダイアン・レイン 反逆のロック・アイドル」

2024年08月01日 | 映画
前から気になってて見たかった映画「ダイアン・レイン 反逆のロック・アイドル」という日本未公開作を大画面にて鑑賞。17才のダイアン・レインがパンクロックなシンガーを演じていて「ストリート・オブ・ファイヤー」のコンサート場面が大好きなので演奏場面なんかに期待していたのですが思ってたのとちょっと違った印象でした。全体的に微妙な特別面白い内容では無かったけど憎めない部分と時代を感じる良さはありました。
知らなくて驚いたのはセックス・ピストルズのギターとドラムの2人が普通に役者として出てたのと若きローラ・ダーンがダイアン・レインのバンド仲間で出ていた事。
歌は上手く無くて素人っぽいインチキ音楽バンドでしたがファッションやビジュアルで人気が出るというロックンロール詐欺を物語として描いた作品でした。ピストルズやランナウェイズやデビッド・ボウイなんかの要素を混ぜたような感じもありました。
途中で集中力に欠けてしまう感じもあったけど最後はロック・アイドル的なPVのようになってて歌もそこそこ良い感じで聴けて見終える事が出来ました。
音のミックスのバランスは全体的に雑な印象を受けました。
若きツッパったダイアン・レインは良かったです。一瞬ですがヌードもありましたね。
監督はルー・アドラーで名前聞いた事あるけど誰だっけ?と思ったら「ロッキー・ホラー・ショー」のプロデューサーでした。
最後のPVは似たような良さがあります。









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