栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

せっかく書いたのに・・・

2007-03-14 23:02:52 | 雑記
森の陶芸家3を書き上げて、読み直していたら突然別のページに飛んで、消えてしまった(がっかり・・・)
気を取り直して、書いたのが、前の記事。
内容は大体おなじなんだけれど、なんだか微妙に違うんだなあ。
夕べは、娘のお迎えに石橋駅まで行って、帰ってきて11時すぎ。
疲れて書けませんでした。
今日は、確定申告作成。
去年は2月15日に出したのに・・・
日々の記録が大切だと痛感。
今年はがんばろう。

写真は新作の赤絵カップ。

どんぐり森の陶芸家3

2007-03-14 22:54:25 | 石膏型陶芸
燃やす物がなくなって、ダテコ氏は、まず煙突を閉じました。
次に燃し口にもふたをしました。
窯の温度を下げないようにしたのです。
それでも、温度は少しづつ下がっていきます。
あと一時間。
一時間のうちに、燃料を見つけなければなりません。
え?
森のどんぐりの木ですって?
残念ながら、乾いた木でなければ燃料にはならないのです。


土の子太郎とロクロ之助は、帰り道を急いでいました。
突然大きな音と光が、目の前でおこりました。
まるで雷がおちたような感じです。
月のでた、こんなに良いお天気なのに・・・

シューシュー・・・
銀色の丸い物が、湯気を出して光っています。
周りには、赤や青や黄色の光が見えています。
丸い物の一部が膜のようになり、そこからにゅーっと人が出てきました。
「やっぱりちょっとずれた所に出てしまったようだ。
どうもクラウドチャンバーの調子がわるい。」
なにやらわめいています。

土の子太郎たちは、木の陰からその様子を見ていました。
「なんだろう?人かな?」
すると、丸い物から出てきた人が・・・
「おーい、そこにいるのはわかってるんだ。
出てきてくれたまえ。」
「え?」
二人は顔を、見合わせました。

つづく