窯場の地面をコンクリートにするため
ここ数日片付けをし
だいぶ片付いた
片付いたところで
壁の汚れが目に入るようになった
私などは
コンクリートが完成し再び物が入ればわからなくなるべ
と密かに思ってほっといたのだが
なんだか妻が壁を拭き始めた
私は仕事があるので隣の工房で作業をしていた
1時間たち
まだこすってる音がする
2時間後まだ音がする
のぞいてみると
なんだか広範囲にきれいになっている
お茶してそれぞれ仕事にもどり
夕方になって
暗くなり始めてまだやっている
出てみると
外の壁まできれいになっている
この人・・・
ほっとくと
日本の洗濯まですると言いかねないぞ
つねにどうしたら楽ができるか考えている私など
到底このような労働はできない
そして案の定
夕食後妻はバタンキューなのであった
たぶん妻にしてみれば
どんどんきれいに成っていくのが嬉しかったのだろう
それにしてもこの大量の資材
あるいはごみかもしれない
不要不急のもののなんと多いことか
だけど
楽しいものは
たいがい不要不急のものなんだよねえ