散歩に出かけたら
見慣れないカッパが歩いていた。
変装しているけど
間違いなくカッパだ。
「カッパさん、カッパさん。どこから来たんですか?」
「し~っ!私はカッパではありません。」
「またまた~。私の目は騙せませんよ。」
「い・いや(汗)本当にカッパではありません。」
「手に水かきがあるじゃないですか。」
「うっ!こ・これは・・・最近の流行りでして・・・。」
「顔色が緑ですよねえ。」
「気・気のせいです。(汗)」
「大丈夫。誰にも話しません。ブログにものせません。」
「そ・そうですか・・・。
実は私は福島第一原発のそばに住んでいたんですが
避難して来たんです。」
「それは大変でしたね。」
「だいたい!(急に態度が変わって・・・)人間は自分たちの事しか考えないで
放射能をまき散らして!。」
「・・・すみません。ごめんなさい。人間を代表してお詫びします。」
「まあ、あんたに謝られてもしょうがない。
お~いみんな出てこいよ。」
するとそっちの木の陰とか橋の下とかから
ゾロゾロとお仲間さんが出てきた。
「バアさんを連れているから、早くは移動できないんだよ。」
「それで・・・どこまで行くんですか?」
「今夜は姥が池の知り合いの所でロイヤルウエディングを見なくちゃならない。」
「そして明日は益子の陶器市を見る。」
「避難にしては、結構楽しそうですねえ・・・。」
「そりゃあんた。物事は前向きに考えないとねえ。
落ち込んでいてもしょうがない。明日は明日の水がくるんだ。」
そう言って、カッパは南の雨巻山の方を眺めるのでした。
「カッパにはこんな言葉があるんだ。
み~んな無くなっても明日だけは残っている。ってね。」
「道中気をつけて。縁があったらまたお会いしましょう。」
そう言って別れたのでした。
見慣れないカッパが歩いていた。
変装しているけど
間違いなくカッパだ。
「カッパさん、カッパさん。どこから来たんですか?」
「し~っ!私はカッパではありません。」
「またまた~。私の目は騙せませんよ。」
「い・いや(汗)本当にカッパではありません。」
「手に水かきがあるじゃないですか。」
「うっ!こ・これは・・・最近の流行りでして・・・。」
「顔色が緑ですよねえ。」
「気・気のせいです。(汗)」
「大丈夫。誰にも話しません。ブログにものせません。」
「そ・そうですか・・・。
実は私は福島第一原発のそばに住んでいたんですが
避難して来たんです。」
「それは大変でしたね。」
「だいたい!(急に態度が変わって・・・)人間は自分たちの事しか考えないで
放射能をまき散らして!。」
「・・・すみません。ごめんなさい。人間を代表してお詫びします。」
「まあ、あんたに謝られてもしょうがない。
お~いみんな出てこいよ。」
するとそっちの木の陰とか橋の下とかから
ゾロゾロとお仲間さんが出てきた。
「バアさんを連れているから、早くは移動できないんだよ。」
「それで・・・どこまで行くんですか?」
「今夜は姥が池の知り合いの所でロイヤルウエディングを見なくちゃならない。」
「そして明日は益子の陶器市を見る。」
「避難にしては、結構楽しそうですねえ・・・。」
「そりゃあんた。物事は前向きに考えないとねえ。
落ち込んでいてもしょうがない。明日は明日の水がくるんだ。」
そう言って、カッパは南の雨巻山の方を眺めるのでした。
「カッパにはこんな言葉があるんだ。
み~んな無くなっても明日だけは残っている。ってね。」
「道中気をつけて。縁があったらまたお会いしましょう。」
そう言って別れたのでした。