進む議会改革への動き

2011-03-05 09:12:31 | 議会活動
3月4日と5日の両日にわたって信濃毎日新聞による県下77市町村議会議長アンケートが掲載されました。4月に統一地方選挙を前にして時期を得た企画だと思います。

そんな中にこれまで「取り組んできた議会改革の代表例(三つ以内)」という項目がありました。他の市の動きもわかり興味深く拝見しました。参考までに以下に掲載します。

・長野市 一問一答形式の導入、議員間討議の導入、政務調査費の額や使途の見直し
・松本市 議会基本条例の推進組織として4部会を設置、議会報告会の開催、定数削減
・上田市 議長の所信表明、一問一答形式の導入、一般質問時間の短縮と質問回数の無制限化
・岡谷市 一問一答形式の導入、議員間討議の導入、政務調査費使途のホームページでの公開決定
・飯田市 議会報告会、議会による行政評価、委員定数削減
・諏訪市 一問一答形式の導入、委員会の全面公開、議会による事務事業の評価活動
・須坂市 議長の所信表明・マニュフェスト提示、一問一答形式の導入、議員間討議の導入
・小諸市 議長の所信表明、一問一答形式や会派代表質問の導入、市民と対話する議会報告会開催
・伊那市 議長の所信表明、一問一答形式の導入、定数削減
・駒ヶ根市 一問一答形式の導入、議案・会議資料・委員会記録等の公開、議員数削減
・中野市 市民との対話の場の設置、政務調査費の額や使途の見直し、議員数削減
・大町市 首長の反問権の導入、議員間討議の導入、市民意見交換会の創設
・飯山市 議長の所信表明、政務調査費の使途見直し、委員定数削減
・茅野市 一問一答形式の導入、政務調査費の額や使途の見直し
・塩尻市 一問一答形式の導入、議員間討議の導入、委員会の全面公開
・佐久市 一問一答形式の導入、委員会の全面公開、政務調査費の額や使途の見直し
・千曲市 一問一答形式の導入、議員定数の在り方を研究、委員会の原則公開
・東御市 一問一答形式の導入、市民との対話の場の設置、議員定数削減
・安曇野市 一問一答形式の導入、委員会の全面公開、議会事務局の態勢強化

それぞれの議会において議会改革に積極的に取り組んでいることが伺われます。その中でも一問一答方式の導入は19市議会中、14議会が取り組んでいました。わが東御市議会も遅ればせながら一問一答方式の導入を実現しました。

私は一問一答方式の導入には二つの意味があると思います。市民の側からは「よりわかりやすい議会」になることですし、一方議員にとっては「きちんと議論できる議会」にすることです。これからさらにより良い議会を目指して行かなければと思いました。

私の一般質問が終わりました

2011-03-05 01:12:48 | 議会活動
3月4日は3月議会の一般質問第二日目。最初の代表質問は公明党の依田議員、その後阿部議員。午後からは小山議員、その後私の順でした。そして三縄議員、最後が蓮見議員でした。終わったのは5時半前。すこぶる長い一日でした。清水議員と土屋議員の一般質問は来週月曜日です。

今回始めて一般質問に一問一答方式が採用されました。議員仲間の評価は「わかりやすい」というものでした。ごく普通の対話形式で質問が進むため細かいところまで突っ込むこともできます。その反面、行政側は何度も自席と演壇を行ったり来たりとなるので時間もとられるし煩雑でもあります。

またていねいにひと言ずつ一問一答する方もいたり、私などのようにある程度ざっくりとした一問一答の方もいたり、同じ一問一答と言っても個人差がずいぶんあるように思いました。そんな中でいくつか改善すべき点も明らかになりました。さらにより良い一問一答を目指して頑張ります。

とにもかくにも10回目の一般質問が終わりました。終わった後の開放感から佐久のアムアム・シネマに映画を見に行きました。映画は「太平洋の奇跡」という戦争映画です。あの太平洋戦争末期、アメリカに占領されたサイパン島で、一般住民と共にジャングルに隠れて闘ったある軍人を描いた作品でした。

さて来週は総括質疑と委員会審査が始まります。確定申告もまだ手づかずです。課題山積です。頑張らねば・・・。

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