大変な事態になりました

2011-03-12 00:21:13 | 議会活動


ずっとテレビの映像を見ています。今回の一連の地震で東北・関東地方の多くの皆さんが大変な被害にあわれました。まだまだ被害の実態は伝わってきていませんが、多くの人命や財産が失われたようです。被害に会われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

地震のあった2時46分頃、私は市役所で産業建設委員会の予算審査を行なっていました。最初地震とは思いませんでした。ゆっくりとした横揺れがしばらく続き、それが長時間にわたって続きました。あとで聞いたら震度3とのこと。

その後何度かにわたって余震がありました。3時15分頃の地震は震度4と最近感じたことのないほどの揺れでした。審議の途中でしたが建設部長は災害対策本部が設置され、そちらに行かなければならないとのことで席をはずされました。

4時前には予算審査が終わり、議会事務局に顔を出すとNHKのテレビで地震の様子を報じていました。1階のロビーの大型テレビの前には同僚議員や市民の皆さんが集まっていました。ちょうど宮城県の名取川沿いに津波が襲ってきている様子が映し出されました。

津波のスピードは速く、濁流に民家や車が次々と飲み込まれて行きました。津波の先を必死で逃げる車が映っていました。「早く逃げて」そんな声がそばからあがりました。住宅街、ビニールハウス、畑が見る見るうちに真っ黒な濁流に覆われて行きました。衝撃的な映像が次々に映し出されました。あの濁流の下には大勢の家族がいるのだと思いました。声も出ませんでした。

夜になって東京で暮らしている娘と連絡が取れ、電車が不通になったため3時間半歩いて仕事先からアパートに帰ったと聞きました。被害は東北地方から関東地方の太平洋沿岸に広範囲に及んだようです。災害復旧のために政府の迅速な対応を願うものです。

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