わが家を訪ねてお客様がおいでになりました

2011-10-11 21:55:40 | 趣味・野良仕事
朝晩冷え込む季節になりました。このところの私の日課は朝5時起床、6時に選果場へぶどうを出荷、その後ぶどうの摘み取り、朝食後はぶどうの選果・荷造りが夕方まで続きます。ぶどう漬けの日々が続いています。

そんな中、昨日の午後、わが家を訪ねてこられたお客様がありました。お聞きしてみると先日ぶどうのご注文をいただいた方だということがわかりました。千葉県から来られたということで、前日は草津に泊まりそこから来られたとのこと。ぶどうのお客様がわざわわざ遠方からわが家を探し求めて来られるとは大感激でした。生産者冥利に尽きます。

この出会いには私の同級生の存在があります。彼が私のぶどうをその方に送られたことがきっかけで、今度はその方から直接ご注文いただきました。お客様から新しいお客様へとお客様の輪が広がって行きました。そして今度はお会いすることで新しい関係づくりができました。ありがたいことです。

そんな出会いのきっかけの一つにパンフレットの存在があります。少しでもお客様と顔の見える関係づくりをしたいと思い、信州の様子、ぶどう生産にかける思いなどを綴り、自宅のプリンターで印刷したものです。これをお送りする荷の中に一枚ずつ入れてきました。





今年はほかにも同じような新しい出会いがありました。お客様が送られた先の方からお電話をいただき、新しいお客様になっていただく、こんな形でわが家のお客様は広がってきています。

そのために何よりも必要なことはお客様との信頼関係づくりです。肝に命じてひとつひとつ対応してゆきたいと思っています。

旧公民館を取り壊しました

2011-10-11 05:41:10 | 雑感


このところとても良いお天気が続いています。そんな中旧公民館の取り壊し作業が行われました。

私の住んでいる中屋敷地区のほぼ中央に旧公民館があります。この公民館が建てられたのはいつか定かではありませんが、明治か大正年間ではないでしょうか。

旧公民館は集落の様々な活動の拠点として、これまで多くの区民に親しまれて来ました。しかし20年ほど前、私が転勤から戻って来たら旧公民館のとなりに広場と新しい公民館が建っていました。旧公民館が老朽化したこと、区民が増えて手狭になったためでした。

その後旧公民館は近くの工場の製品置き場として活用されていましたが、屋根が傷んだり床が落ちたり老朽化が著しく進み、取り壊しが検討されるようになりました。今年に入って旧公民館を子供たちの遊び場とする案がまとまり、市からも補助金をいただけることになり今回の取り壊しとなったものです。あらかじめ屋根瓦を取り除いてあったため、解体作業はスムーズに進みました。

旧公民館には私にとっても様々な思いでがあります。子供の頃ここで村の巡回映画が上映され、いわゆる「総天然色」の映画を見たものです。敬老会では青年団の演じる芝居の上演がありました。昭和の町村合併の時には公民館の外壁一面に、小諸への「分町反対」のチラシが貼ってあったことを覚えています。どういうわけかそのチラシはさかさまに貼ってありました。反対だから反対に貼ってあったのでしょう。

学校を終えて地元に就職し消防団に入り、歳末警戒のため旧公民館に泊り込んだこともありました。そこで先輩団員とお酒を酌み交わしたのも良き思い出です。

そんな様々な思い出の中に旧公民館はありました。旧公民館はその役割を終え、子ども広場にバトンタッチすることになります。感慨深いものがありました。

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