夏の観光入込み、湯の丸が一番

2011-10-14 14:04:01 | 議会活動
今年の夏の入込み客数が長野県から発表されました。この調査は今年の7月・8月の2ヶ月間を対象に実施したもので、期間中の県内観光客延べ人数は1944万5000人で前年比104.5%。調査した55ヶ所のうち増加した観光地は40ヶ所、昨年並は1ヶ所、減少は14ヶ所だったそうです。

そんな中で東御市の湯の丸高原は前年比125.1%で一番高い伸び率でした。二番目は高山村の信州高山温泉郷、3番目は安曇野市の安曇野でした。

湯の丸高原の観光客数は7月が13万5500人(前年比127.2%)、8月が10万3400人(前年比123.1%)。合計で23万8900人で前年比125.1%、昨年と比べて4万8400人の増加でした。

この要因については天候に恵まれたこと、節電による避暑目的のための入込みが多かったのではないかと分析されています。3・11の地震や津波、福島原発による放射能汚染などによって東北観光が振るわなかったこともあるのでしょうか。それにしても東御市の湯の丸高原に大勢の方が観光に訪れたことはうれしい限りです。

湯の丸高原をはじめとして東御市には素晴らしい観光地がたくさんあります。地理的にも首都圏に近く東部湯の丸インターなど交通の利便性もよく、多くの観光客を呼び寄せる客観的な条件は整っています。

しかし残念なことにその条件を活かし切る取組みは決して十分ではありません。この入込み増が地元の観光業者、土産店、飲食店などの売上にどの程度つながったのでしょうか。観光客誘致に対する行政の取組みが求められています。

文科省航空機モニタリング調査結果を公表

2011-10-14 05:43:46 | プロフィール
下の地図は文部科学省が10月6日に発表した航空機モニタリングの測定結果で、土壌へのセシウム134と137の沈着量を表しています。これまでのデータに加えて新たに新潟県や秋田県の調査結果が公表されました。

これで見ると福島から群馬県にわたって比較的汚染度の高い青い部分が伸びてきていることが気になります。それは長野県のすぐそばまで伸びてきています。軽井沢町でホットスポットが見つかったという報道もあります。今後長野県の調査結果も公表されるようですので注目して行きたいと思います。


軽井沢にホットスポットか?

2011-10-14 04:58:59 | 議会活動
昨日のNHKのニュースで「軽井沢、比較的高い放射線量」と報道されました。報道の内容は以下の通りです。

長野県軽井沢町の学校の敷地で、周辺より比較的高い放射線量が計測され、町はすべての小中学校などの放射線量を13日から測定することになりました。
軽井沢町によりますと、今月、町内の一部の教育施設で放射線量を調べたところ、1つの学校で排水口近くにある地表の放射線量が、1時間当たり1.7マイクロシーベルトと周辺より比較的高い値を計測しました。

このため町は土の一部を撤去しました。町は雨水によって放射性物質が集まったのが原因とみていて、町内すべての小中学校と保育園、そして児童館について排水口近くの地表や溝などの放射線量を13日から測定することになりました。

軽井沢町は、年間の放射線量が1ミリシーベルトを超すおそれがある場所があった場合は土壌の入れ替えなどの除染作業を行うことにしています。軽井沢町教育委員会の荻原勝教育長は「今月いっぱいをめどに放射線量の測定を進めながら、値が高い場所については土を取り除いていきたい」と話しています。


以前から軽井沢には局所的に放射線量が高いホットスポットがあるのではないかといううわさがありました。軽井沢町では除染作業を含めて取組みを強化するとのことです。

やはり身近な放射線量を測定する大切さを感じています。そんなところへ線量計のオーナーになって身近な放射線量を測ろうという取組みを進めているTさんからメールが届きました。これまでに東御市内でオーナーの方々が計測したデータをマップに掲載したというお知らせでした。掲載されたのはみんなでつくる放射線量マップです。

さっそくクリックしたら全国のデータがマップ上に掲載されていました。市民一人ひとりの取組みで全国のマップができ、それがネットを通じて共有することができるんですね。一人ひとりのできることは限られていますが、それがつながれば大きな力を発揮することができるのです。あらためてインターネットの力を確信しました。

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