滋野地区を紹介する「滋野ガイドブック」を作るために聖区に写真撮影をしてきました。とても良いお天気で紅葉も見頃で半日かけて見て回りました。聖区は滋野地区で一番小さな区で世帯数は20数戸です。山沿いの開拓集落として60数年前に入植されたそうです。聖とは昔は樋尻、あるいは日尻と書いたそうです。尾根の末端だとか山に遮られて空が狭く日が短かったという意味なのでしょうか。それが良い文字に付け替えたのです。

ここは昔、大正年間に日尻の湯という温泉があったそうです。場所は聖の集落の北側の沢。田中の紡績工場の女工さんたちが大勢やってきたそうです。

日尻の湯の北側の斜面に桜が植えられている草地があります。地元の方が植えたもので桜公園と呼ばれています。標高が高いせいか、なかなかソメイヨシノが育たないそうです。

聖には何箇所も掘りぬき井戸はあります。

聖には学校林があります。学校林とはあまり聞かない言葉ですが、旧滋野村当時、小学校や中学校の建物を補修したり建て替えをしたりする際、ここから木材を切り出し建設資材にあてるための林です。

聖の道筋に憩いの道と称する碑があります。道路沿いに植木や花壇が整備されています。

聖公民館の一郭に開拓の碑があります。かつて開拓のために聖に入植したことを記念して建設されたものです。碑の裏面に入植された方のお名前が記されていました。

聖公民館の全景です。右手前に開拓の碑があります。公民館の庭には桜の木がたくさん植えられています。毎年ゴールデンウィークには満開になります。滋野におけるもっとも遅くお花見のできるところです。

聖の集落の入り口には大けやきがあり、聖のシンボルとなっています。このけやきの根本には山の神と呼ばれる神様が祭られています。

聖集落に入る手前の右側には高い土手が続いています。ここは小諸市分ですがかつて和田産業という廃棄物処理業者が産業廃棄物を埋め立てした場所です。深い沢に20数年にわたって埋め立てを続け今は見上げるような小山になっています。この沢は下流で東御市に入り大石沢川となり赤岩・片羽集落を流れています。すでに和田産業もなくなり、ここから漏れ出した汚水による地下水や川への影響が心配されています。小諸市の地籍ですが区長さんは聖の負の遺産だとおっしゃっていました。

最後に水芭蕉をご紹介します。毎年聖の沢には水芭蕉が花をつけます。これは長野の戸隠の水芭蕉を地元の方が移植されたものです。長年丹精されてこれまでになりました。そのご苦労に感謝します。

ここは昔、大正年間に日尻の湯という温泉があったそうです。場所は聖の集落の北側の沢。田中の紡績工場の女工さんたちが大勢やってきたそうです。

日尻の湯の北側の斜面に桜が植えられている草地があります。地元の方が植えたもので桜公園と呼ばれています。標高が高いせいか、なかなかソメイヨシノが育たないそうです。

聖には何箇所も掘りぬき井戸はあります。

聖には学校林があります。学校林とはあまり聞かない言葉ですが、旧滋野村当時、小学校や中学校の建物を補修したり建て替えをしたりする際、ここから木材を切り出し建設資材にあてるための林です。

聖の道筋に憩いの道と称する碑があります。道路沿いに植木や花壇が整備されています。

聖公民館の一郭に開拓の碑があります。かつて開拓のために聖に入植したことを記念して建設されたものです。碑の裏面に入植された方のお名前が記されていました。

聖公民館の全景です。右手前に開拓の碑があります。公民館の庭には桜の木がたくさん植えられています。毎年ゴールデンウィークには満開になります。滋野におけるもっとも遅くお花見のできるところです。

聖の集落の入り口には大けやきがあり、聖のシンボルとなっています。このけやきの根本には山の神と呼ばれる神様が祭られています。

聖集落に入る手前の右側には高い土手が続いています。ここは小諸市分ですがかつて和田産業という廃棄物処理業者が産業廃棄物を埋め立てした場所です。深い沢に20数年にわたって埋め立てを続け今は見上げるような小山になっています。この沢は下流で東御市に入り大石沢川となり赤岩・片羽集落を流れています。すでに和田産業もなくなり、ここから漏れ出した汚水による地下水や川への影響が心配されています。小諸市の地籍ですが区長さんは聖の負の遺産だとおっしゃっていました。

最後に水芭蕉をご紹介します。毎年聖の沢には水芭蕉が花をつけます。これは長野の戸隠の水芭蕉を地元の方が移植されたものです。長年丹精されてこれまでになりました。そのご苦労に感謝します。