goo blog サービス終了のお知らせ 

ダイダロスの空

雲のように風のように~気まぐれライフスタイルソース

そして、彼は静かにFTRを見つめた

2007-06-04 | MOTORCYCLE

毎日ではないけれど、通勤にFTRを使っている。
渋滞は関係ないし、この季節は晴れた日は特に気持ちがいい。

ずいぶん前からガソチンコックをリザーブにしたままだったことを
忘れていて、交差点を曲がってからアクセルをひねったら
グボボボッと息継ぎ(笑)

ようやく、そろそろヤバイ状態だと気がついたので(苦笑)、
とりあえず、いつもは寄らないGSにハンドルを向けた。

いつもながら、ちょびっとしか入らないFTRのタンク容量の少なさ
には辟易しているのだけど(笑)、あっという間に満タン。

で、お金を払ってお財布をバッグにしまってヘルメットをかぶって
グローブをして・・・おや!?

ガスを入れてくれたお兄ちゃんがまだ傍らに立っているじゃないの。
ジ~ッとバイクを食い入るように見ている。

「あんちゃんもバイクに乗ってるの?」
「はい、ホーネットですけど」
「おお、いいじゃないか、それ」
「でも、最近は乗っていないんすよ」
「どーしてよ?」
「任意保険が高くて・・」
「あんちゃんは今いくつよ」
「20っす」
「おお~、そりゃ高いわなぁ」(笑)
「もうちょっとお金ためて、ちゃんと乗ろうと思うんすけどね」
「おお、そうしな。保険ないと心配だしな」

カスタムも好きらしいが、そんな事情でまずは保険代を稼いでいるそう。
まだ若いのにエライね、この彼は(笑)

自爆でも人身でも、事故起こした後のの責任能力が乏しいうちは、
どうしても保険が大きな安心材料になるわけで、彼もそのあたりは
認識しているのでしょう。

転ばぬ先の杖もほどほどにしたいところだけど、交通事情もあまり良くない
街中ではやむを得ないですね。

こんな若いライダーも世の中いっぱいいるわけだから、保険屋さん、
もう少し掛け金安くしてあげてくださいな(笑)

にほんブログ村 自転車ブログへ 人気blogランキングへ