加山到のハマッ子雑貨飯店

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東宝版シングル「太陽にほえろ!」

2010-08-27 | 太陽!
「太陽にほえろ!」ファンはご存じでしょうが、このドラマのサントラ盤は2つのレコード会社から発売されていた時期がありました。「ポリドール」と「東宝レコード」。

当初演奏を担当していた井上堯之バンドが所属していた関係で発売されたポリドール版は、1st.シングル&LPから番組終了まで全てのサントラ盤を手掛け、その後「ユニバーサル」と合併された後も「太陽!」の復刻版CDや元井上バンドの大野克夫氏による新アレンジ楽曲などを収録/製作、「“太陽にほえろ!”のサウンドレーベル」として現在に至っています



一方、「東宝レコード」はその名の通り映画会社である東宝の関連会社です 「太陽にほえろ!」は日本テレビで放送されていましたが、実際に現場で制作していたのは東宝テレビ部でした。ゆえに系列の東宝レコードからもサントラ盤がリリースされていましたが、残念ながら数年後に東宝レコードは消滅してしまいました
写真はポリドール版とほぼ同時期に発売された第1弾シングルで“100回放映記念主題曲集”と題されています。





'75年3月に発売された第2弾シングル。すでに3代目新人刑事“テキサス”が登場して半年、番組は最盛期を迎えようとしていた頃です。新宿を舞台にしていた「太陽!」のイメージをそのままジャケットにしています 左から住友ビル、建設中の三井ビル、京王プラザホテル。まだまだ青空が広がっている時代です。
裏面には当時の七曲署メンバーのスチール。ボス・裕次郎さんは40歳 3台の黒電話が時代を反映しています





4代目新人刑事“ボン”が参加した直後の'75年10月にリリースされた第3弾 まさに「太陽」をモチーフにしたジャケットですが、当時少年だった僕にはつまらない写真に思えました。「刑事たちがカラーで写っている方がいい・・・」。でも今見返すと、これはコレで味わい深いと思えるようになりましたね
先輩としての風格が備わったテキサス(右)と、「お、お、俺はどこにいりゃいいんだ?」と戸惑っているようにもみえる新人ボン(中央後ろ)が印象的なスチール あ、電話がプッシュホンに変わっているぞ

ちなみにポリドール版は「演奏/井上堯之バンド」と記されているのですが、東宝版には上述の理由で明記されていません。が、第1弾は井上バンドの演奏です。第2・3弾は「作曲・大野克夫 編曲・神保正明」と記されており、そのほとんどがいわゆるカバーバージョンで誰が演奏しているか不明です。神保正明とやらも正体不明です 七曲署メンバーで捜査してくれないかなぁ~

祝「太陽にほえろ!当直室(仮設版)」復活 ・・・私の“師匠格”のブログです。左枠のブックマークからどうぞ
コメント (3)
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