渋谷の中古レコード店にフラッと。
ジャケには『ドラゴン怒りの鉄拳』以外のタイトルはなし。「お~~!?怒りの鉄拳の別版サントラ
」
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実は色々な映画の主題曲を集めたオムニバス・カバーアルバム。1974年後半あたりにポリドールから発売されたようですね。780円でゲット
個人生活、新・個人教授、エクソシスト、華麗なるギャツビー、追憶、ゴッドファーザー、パピヨン、ある愛の詩、雨の訪問者、太陽がいっぱい、禁じられた遊び、小さな恋のメロディ、エデンの東・・・もちろんブルース・リーの燃えよドラゴン、ドラゴン危機一発、ドラゴン怒りの鉄拳も収録されています。
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全28作の主題曲を収めた2枚組アルバム。聞きごたえがあります。しかし、アルバムタイトルが「怒りの鉄拳」だけって・・・。当時はいくらブルース・リーの写真を出せば売れるからと言っても、この作品名しか載せないなんてのはリーファンに「勘違いさせて」買わせようって魂胆が見え見えだなぁ
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3月に上野の古書店で購入した映画雑誌のブルース・リー特集。
「燃えよドラゴン」の大ヒット後と言う事もあって、スチールが多く掲載されています。編集者も必死に集めたんでしょう。今となっては定番の写真ばかりですが、当時としては珍しかったんですよね
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まだまだブルースに関しては未知数だった事もあって、その記述内容には不明点や誤りがあったり、「ヘッ?」と思うような記事がありました
生年月日が「1940年(月日不明)」とされているし、「死亡遊戯」の敵役・韓国人「池漢載」を「載漢也」と記載。
「危機一発」「怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」で共演した苗可秀(ノラ・ミャオ)が「苗可季(マリア・イー)」になっていたり。
リー亡き後に公開された「帰って来たドラゴン」「無敵のゴッドファーザー・ドラゴン世界を征く」などで主演を務めていたブルース・リャンがリーの弟子だったとか、愛人と噂される台湾女優のティン・ペイを巡って、競馬騎手ともめ事を起こしたといった内容は、その後は一切消えてしまったしね
香港映画市場とはパイプがなかった時代。一生懸命に情報を取ろうとしていたんだなぁ
ついでといってはなんですが、「燃えよドラゴン」の後に公開された香港カラテ映画も紹介されています
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ジミー・ウォング主演の『片腕ドラゴン』(左)とカーヴィン・チン主演の『怒れ!タイガー』
しかし・・・『怒れ!タイガー』の主演はチャーリー・チャン(陳恵敏)というのが一般的なんだけど。カーヴィン・チンってのは当時の呼び名だったのかな。おまけに撮影担当が「オウ・タツ・リュウ」とか音楽担当が「シュー・フク・リョウ」って、中国語表記を日本式に読んだだけなんじゃないの(笑)
ジャケには『ドラゴン怒りの鉄拳』以外のタイトルはなし。「お~~!?怒りの鉄拳の別版サントラ
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実は色々な映画の主題曲を集めたオムニバス・カバーアルバム。1974年後半あたりにポリドールから発売されたようですね。780円でゲット
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個人生活、新・個人教授、エクソシスト、華麗なるギャツビー、追憶、ゴッドファーザー、パピヨン、ある愛の詩、雨の訪問者、太陽がいっぱい、禁じられた遊び、小さな恋のメロディ、エデンの東・・・もちろんブルース・リーの燃えよドラゴン、ドラゴン危機一発、ドラゴン怒りの鉄拳も収録されています。
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全28作の主題曲を収めた2枚組アルバム。聞きごたえがあります。しかし、アルバムタイトルが「怒りの鉄拳」だけって・・・。当時はいくらブルース・リーの写真を出せば売れるからと言っても、この作品名しか載せないなんてのはリーファンに「勘違いさせて」買わせようって魂胆が見え見えだなぁ
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3月に上野の古書店で購入した映画雑誌のブルース・リー特集。
「燃えよドラゴン」の大ヒット後と言う事もあって、スチールが多く掲載されています。編集者も必死に集めたんでしょう。今となっては定番の写真ばかりですが、当時としては珍しかったんですよね
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まだまだブルースに関しては未知数だった事もあって、その記述内容には不明点や誤りがあったり、「ヘッ?」と思うような記事がありました
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生年月日が「1940年(月日不明)」とされているし、「死亡遊戯」の敵役・韓国人「池漢載」を「載漢也」と記載。
「危機一発」「怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」で共演した苗可秀(ノラ・ミャオ)が「苗可季(マリア・イー)」になっていたり。
リー亡き後に公開された「帰って来たドラゴン」「無敵のゴッドファーザー・ドラゴン世界を征く」などで主演を務めていたブルース・リャンがリーの弟子だったとか、愛人と噂される台湾女優のティン・ペイを巡って、競馬騎手ともめ事を起こしたといった内容は、その後は一切消えてしまったしね
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香港映画市場とはパイプがなかった時代。一生懸命に情報を取ろうとしていたんだなぁ
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ついでといってはなんですが、「燃えよドラゴン」の後に公開された香港カラテ映画も紹介されています
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ジミー・ウォング主演の『片腕ドラゴン』(左)とカーヴィン・チン主演の『怒れ!タイガー』
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しかし・・・『怒れ!タイガー』の主演はチャーリー・チャン(陳恵敏)というのが一般的なんだけど。カーヴィン・チンってのは当時の呼び名だったのかな。おまけに撮影担当が「オウ・タツ・リュウ」とか音楽担当が「シュー・フク・リョウ」って、中国語表記を日本式に読んだだけなんじゃないの(笑)
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