加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

ロングラン映画

2016-02-14 | あ、これ見ました

昨年末にみた2本の映画。「007/スペクター」と「クリード」。長い歴史を持つヒット作の最新作でした



「007」は1962年にショーンコネリー主演で始まっています。実に53年の歴史を持つシリーズで主人公の007/ジェームスボンドを演じた俳優も「スペクター」のダニエル・グレイグで6人。それぞれ個性の異なる俳優でありながらも、“ジェームス・ボンド”なる同一キャラクターを演じ、観る者を楽しませてきました。
さらには初期の仇敵である犯罪組織・スペクターがここにきて復活。この最新作ではタイトルにまでなる一方で、ボンドの生い立ちにまで触れています



一方「クリード」はシルベスター・スタローンの代名詞ともいえる「ロッキー」シリーズのスピンオフ作品。1976年に公開された「ロッキー」での宿敵アポロ・クリードの忘れ形見である息子がボクサーとして成長する物語。
ロッキーとアポロは敵として知り合い、のちに熱い友情で結ばれ、シリーズにはなくてはならない登場人物。その息子の成長に手を差し伸べるのがロッキー。ボクサーを引退しレストランを経営するロッキーという設定は、シリーズ最終作「ロッキー・ザ・ファイナル」で描かれていますが、その老体を駆って親友の息子にボクシングの奥深さを教えていくわけです

007にしろロッキーにしろ、長い歴史があるゆえに生まれるエピソードに我々は一喜一憂するのですが、日本映画でロングランシリーズとして現在公開中なのがこちら



「さらば、あぶない刑事」。
1986年にドラマから始まった人気刑事シリーズも、主人公のタカとユージが定年退職するという設定に歴史を感じました。脇を固めるおなじみの「捜査課」「少年課」の出演陣もそれぞれ昇進、異動、退職といった描かれ方をしており、007やロッキーに負けず劣らずの壮大な歴史を見ることが出来ました
ドラマが始まった30年前は見ていませんでした。むしろ苦手でした。なにしろ「太陽にほえろ!」「大都会」「西部警察」に感化された身としては、「あぶデカ」は刑事ドラマとしてはあまりにも軽くておしゃれすぎて重厚感がないように思えて・・・
でもなぜか映画版は第1作から見ていまして(笑)。2時間程度でそのエッセンスを垣間見ることが出来るからと思っていたんじゃないかな。
そんな、さほど思い入れがない作品なのに、この「さらば」を見た後は気持ちが落ち込んじゃってしまいましてね。
「もう、終わったのかぁ・・・」「寂しいなぁ・・・」「30年の歴史に幕を下ろしたのかぁ」と

007は53年、ロッキーは40年、あぶない刑事は30年。重みを感じるなぁと思うと同時に、同じ時代に息をしている自分がいてよかったとも思います。

ならばこれも見ようじゃないか・・・



来月に公開される「仮面ライダー1号」。こちらは45年の歴史です。目玉は何と言っても藤岡弘=本郷猛が主演。ここ数年の平成版仮面ライダーの映画でも登場していた本郷猛ですが、あくまでも特別出演/脇を固めるポジションでした。
いつもはリアルタイムで放送されている平成ライダーが主演なのですが、今回はタイトルから「1号」です。
う~~~~~む・・・



今作品では藤岡氏自身が企画として製作に携わっているのも見どころですね。どこにどのようにこだわっているのか。

長い歴史のうねりをアツく熱く見せてほしいですね。楽しみです

コメント (2)
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