加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

グリーン・ホーネットのレコード

2022-02-08 | ドラゴン

前回のブログでMAD3のグリーン・ホーネットを紹介したので、改めて本家のレコードをアップしますね 2011年にも同じような記事を投稿しましたがお許しを・・・

 

「THE GREEN HORNET」ORIJINAL TEREVISION SCORE(1966年・20th CENTURYFOX RECORDS)全9曲のLP盤

グリーン・ホーネットは、1966年にアメリカで製作・放送されたテレビドラマですね(戦前にすでにラジオドラマとして放送されていたようです)。 普段は新聞社の社長とその助手が、発生した犯罪を暴くために黒覆面姿で活躍する・・・和風に言えば必殺仕事人のようなヒーローです。その助手役を務めていたのが無名時代のブルース・リー。この作品での存在感と暴れっぷりが認められて、数年後のドラゴン誕生につながっていきます

ジャケ裏にはドラマのプロデュサーによる番組解説が、自身の顔写真とともに掲載されています。「ブルース・リーは、昼間は社長の助手として、夜は犯罪と戦う虎(crime fighting tiger)であるカトーに扮しています。彼は空手や柔道よりも高度な型であるgung‐fu(カンフー)のエキスパートです。」 音楽編曲・演奏担当はビリーメイ。1960年代と言うこともあるのでしょうが、ビッグバンドのジャズの音楽としても楽しめます。ハリウッドの典型的劇伴とも言えますね。

「ブルース・リーのグリーン・ホーネット」(1975年・キングレコード)

「燃えよドラゴン」で人気爆発したブルース・リー。それを受けてドラマ「グリーン・ホーネット」から4作品を編集してまとめて、1975年に映画版として公開された際に発売されたシングル盤。ジャケ裏には”オリジナル・サウンドトラック””ビリー・メイと彼のオーケストラ””トランペット:アル・ハート”と記されています。アルのあのトランペットのフレーズが、まるでタイトル通りに蜂がブ~ンブ~ンと群がって来るの連想させますね。

B面の「カトーのテーマ」は東洋人キャラをイメージしているのか、ちょいと中華風なフレーズもあるものの、トロンボーンや他のホーンと共に電子オルガンがスパイアクションを彷彿させてくれます。

「ブルース・リーのグリーン・ホーネット」(1975年?・TAMレコード)

「危機一発」「怒りの鉄拳」「ドラ道」のサントラ盤を発売していたTAMとしても、オリジナル音源でなんとか自社発売をしたかったのでしょうが、「燃えドラ」同様にアメリカ作品の音楽版権の関係で実現できないため、やむを得ずカバー版で発売した一枚。演奏しているのはスタンリー・マックス・フィールドオーケストラ。TAM専属の楽団のようで、主に洋画サントラのカバー盤を演奏しています。 ちなみにB面は「危機一発」の主題歌でこちらはオリジナル。どうせならカトーのテーマをカバーしてくれたらいいのに~~~

コメント
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