ちょいと前の話で恐縮ですが(汗)
昨年末の紅白歌合戦に登場した寺尾聡氏 歌ったのはかつて大ヒットした「ルビーの指輪」。私らの”青春時代の1曲”ですね カッコいいおじさんが、サングラスをかけてちょい悪風ないでたちで、自然体で歌う姿に共感した方も多かったと聞きます。今どきの若者にもそのカッコよさが通じたのか「誰?あのおじさん?」とネットで話題になったとか。
圧巻と思えたのが、寺尾氏を支えるバックバンド。なんか・・・すんげぇオーラのあるおじさんたち(笑) 間奏で魅せたギターとキーボードの掛け合いがカッコよかったなぁ 実はこれまたレジェンド的な存在の方々なのです
右端の超ロン毛のギタリストは、私もすぐにわかりました。今剛(こんつよし) 1970年代後期に「頭脳警察」のパンタが解散後に結成した「PANTA&HAL」に参加し、日本でのフュージョンブームのさなかに登場した「パラシュート」で注目されました。スタジオミュージシャンとしても名を馳せ、多くのシンガーやミュージシャンをサポートしています。 寺尾氏のようにベテラン或いは名のあるミュージシャンがテレビに出ると、結構一緒に演奏しているんです。この風貌ですから目につくんですよねぇ(笑)。
ドラムは山木秀夫氏 僕ら世代が知っているSHOGUNのドラマーでした。松田優作主演のドラマ「探偵物語」の「BADCITY」「LONELY MAN」や沖雅也の「俺たちは天使だ!」の「男たちのメロディー」で叩いていたのが山木氏です。
キーボードは井上鑑氏 今氏と共にパラシュートで活動。1981年に発表された「ルビーの指輪」ではキーボード及び編曲を担当(その年のレコード大賞では編曲賞を受賞)。多くの楽曲の編曲、キーボード演奏を手掛けていますね。
ベースは高水健司氏(愛称が”大仏さん”らしいです) 五輪真弓、沢田研二、井上陽水、松任谷由実、松田聖子、中島みゆきなどなどなど・・・多くの歌手のコンサート或いはレコーディングに参加する引く手あまたのベーシスト。
ちなみにこの4人は、それぞれの苗字もしくは愛称から一文字ずつ取って「井山大今(いやまだいこん)」という名でバンドを結成しており、最近では福山雅治のバックを務めています。そうそう、今回の紅白でトリを務めた福山とともにテレビに出ていました。実は紅白で最も忙しかったのはこの4人かもしれません(笑)