「太陽にほえろ!」大好き派としては渡哲也、宮内淳の逝去に衝撃を覚え、コロナ禍においてそのその犠牲となった志村けんや岡江久美子に無念さを覚え、映画「いま、会いにゆきます」を見て、DVDまで買ってしまうほどグッとくるほど良かった竹内結子の他界に悲しさを覚えました。
他にも宍戸錠、内田勝正、梅野泰靖、志賀廣太郎、大林宣彦監督、佐々部清監督、仙元誠三カメラマンなどなど、映画やドラマの世界でその名を馳せた多くの俳優・スタッフも旅立ちました。
そして日本のロックシーンを盛り上げ、僕ら世代に影響を与えてくれたミュージシャンの旅立ちにも寂しさを感じます。以下、弾けるサウンドで楽しませてくれた方々の、私が所持しているアルバムを並べて思いを馳せることにします。
相原誠。キャロル/ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのドラマー。
とにかく寂しいです。気さくな方でね。どっしりと、でも斜に構えてドラムに座っている誠さんがかっこよく思えて。そんな誠さんの影響で僕はドラムを始めましたから。
浅野孝巳。ゴダイゴのギタリスト。
一時期、元サザンのギタリストである大森隆志とライブを展開していたっけ。2018年秋にはゴダイゴのコンサートを見に行き、楽しそうにギターを弾いているのが印象的でした。
マモル・マヌー。ザ・ゴールデンカップスのドラマー。
現役時代のカップスは知らないのですが、日本のロック史を紐解くと必ず出て来るグループサウンズ時代。そこでタイガースやテンプターズ、スパイダースなどと共に、先端的なポジションにいるのがカップス。帽子姿がマモル。
ルイズルイス加部。ザ・ゴールデンカップス/ジョニー・ルイス&チャーのベーシスト。
マモル・マヌーと共にゴールデンカップスに在籍し、脱退後はルーム、フード・ブレイン、スピード・グルー&シンキなど伝説的でコアなバンドで活動。そして僕ら世代にとっては衝撃的な3人グループ「ジョニー・ルイス&チャー」で重みのあるベースサウンドで魅了してくれました。
寺本修。ザ・キングトーンズ/BACA BACCAのドラマー。
”グッドナイト・ベイビー”や”オンリー・ユー”などで知られる4人組のコーラスグループ「キングトーンズ」の専属バンドに加入。以降、並行していくつものバンドのドラマーとして活動。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの元メンバーと組んだBACA BACCAやWANTはそのうちのひとつ。一度ライブを見に行って、そのタイトなドラミングに引き込まれたっけ。
岸部シロー。アルバムは持っていないけど、ザ・タイガースにいたんですよね。僕ら世代だと、どうしてもドラマ「西遊記」の沙悟浄なのですが・・・。
ジャッキー吉川。同じくアルバムは持っていませんが、ブルーコメッツのリーダーですね。長髪やミリタリールック、サイケデリックな衣装が多かったグループサウンズにおいて、七三分けにスーツ姿で演奏する「優等生的なバンド」でした。この方もドラマーだったんですね。