ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2017/10/09 「マリリンとアインシュタイン」

2017-10-09 00:00:00 | 日記
「マリリンとアインシュタイン」

教授 アインシュタイン
女優 マリリン・モンロー
野球選手 女優の夫。ジョー・ディマジオ(ゲーリー・ビシー)
上院議員 マッカーシー議員(トニー・カーチス)

起:女優は追い掛け回される生活に疲れる。
承:憧れる教授を訪ね、特殊相対性理論について話す。
転:野球選手や議員が現れる。
結:教授は核爆弾の開発に関わった事を後悔する。

 女優は風でスカートがまくれるシーンを撮影。
人々の注目を受け、中には夫である野球選手の姿もある。
女優は人に追い回される生活に嫌気が差していた。
もう疲れたと言う彼女は、勝手に寄り道してしまう。
 女優は教授を訪ねる。
教授は女優の名を知らなかったが、お互い有名人だと言う事は知っていた。
女優は教授の特殊相対性理論について教えてほしいと言い、
おもちゃを使って自身の理解を説明。
その理解は正しく、教授を驚かせるが、
寝たい男の1位と言われて迫られたのには困惑する。
 そこへ現れた野球選手は、女優を連れ帰ろうとする。
頭と弱いと認める彼だが、人間的な気持ちでは教授も敵わないはずだと言う。
 続いて議員が現れ、教授の書類を破棄すると脅す。
議員は自身の政策について、教授の支持を求めたのだ。
だが、教授は書類を窓から捨ててしまう。
騒動のさなか、女優は出血して流産してしまう。
 教授は研究をやり直すと言い出す。
実は、彼は広島に落とされた核爆弾の開発に協力しており、責任を感じていた。
彼の脳裏に核爆発の光景が浮かぶが、我に返ると女優が微笑むのだった。

 と言う訳で、女優と教授をめぐる人々を描く話。
名前は出てこないが、女優はマリリン・モンローで、教授はアインシュタインのこと。
同様にモンローの夫だったジョー・ディマジオや、
赤狩りで知られるマッカーシー議員も登場。
マスコミやファンに追われる日々に嫌気が差した女優は、
かねてから憧れていた教授の所へ押し掛ける。
頭悪そうな女優だが、相対性理論を彼女なりに理解していたと言うシーンは面白い。
その後、彼女と別れたくない野球選手や、
赤狩りを正当化する為に教授を味方にしたい議員が登場。
当時のいろんな人を描きたいんやなと言う気持ちはわかるけど、
モンローとアインシュタインと言う組合せの妙は薄れる。
(実際にモンローはアインシュタインにプロポーズしたらしい)
何で見たかと言うと、ゲーリー・ビシーが出ているから。
彼はディマジオ役だけど、脇役感は否めない。
コメント
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