平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ターミナル付き電源の制作

2018-09-01 23:21:30 | アンプ製作と修理
トランスの換装で書いたRコアトランスを使うには、ケーブルに最初から付いているターミナルに合わせなくてはなりません。しかし、自作アンプには6端子ものターミナルを搭載する余裕はなく、そこで電源そのものを2つに分けて、3端子+3端子の構成で基板を設計しました。今回は実装編 (=o=;)

6端子から3端子+3端子へ変更するには、ケーブルの末端処理のターミナルをハウジングから引き抜き、新しいハウジングに移し替えれば良い。でも、これがなかなか大変。先の尖った工具で爪を押し、同時にケーブルを引き抜くのですが、指の感覚が戻っていないので両手のシンクロがうまくいかない。特にケーブルを引き抜く力が弱い (;´Д`)


6端子のターミナル


ケーブルの末端処理のターミナルと抜けるのを防ぐ爪


ようやく抜けた (^O^)

そこで、爪を押して少し引っ張ったら、ピンセットをプラグの尻とターミナルの間に入れて、テコの原理で押し出すことにしました。あとは、緑-黒-緑の3端子をメインの基板に差し、青-黒-青の3端子をサブの基板に差すだけ。


3端子のハウジングに挿入


移植完成


メイン電源の3端子ポストに差し込む


サブの基板も移植


新しい電源基板2枚の全体図
メインの電源は背丈が天板ギリギリなので10mmスペーサーを8mmか5mmにしたい
サブの方は電圧も低いし耐圧25V以上の小さいコンデンサーで良い
そもそもメインだけで動作するはずだから必ずしもサブは必要ないかも


このあとは、ケースを組み立てて、250規格ファストン端子になっている100V側のターミナルも使えるようにしないと。サブの電源基板はスペース的に大丈夫そうなので、リレーの横に配置する予定 (;^ω^)

朝5時

12Vリレー用のリレー基板まで作った orz
ご褒美にピールでファミマの冷やし中華(少) (゚д゚)ウマー


24Vリレーとの変更点は中央縦の青いR6が56Ωになったこと
±17Vのサブ電源の場合
今回は電流が70mA近くと多いので1Wを使った
まだ動作するかは分からない (・・;)


なお、メインの25.5V電源で動作させる場合はR6を1W/168Ωにすれば定格電流72.7mAの12Vリレーが使える。

±25.5V-12V-2VF(D1又はD2と D3の電圧降下)でR6にかかる電圧は12Vになり、抵抗値は12V ÷ 72.7mA =抵抗値は165Ω。1W/168Ωが適当。
※VF = 0.75Vとして計算
168Ωは売ってないので R1=240Ω/R2=560Ω の並列で合成する
計算サイト
http://sim.okawa-denshi.jp/rercal.php

DC±25.5Vで24Vリレーを使う場合、25.5V-24V-2VF(D1又はD2と D3の電圧降下)でR6にかかる電圧は0Vになり、抵抗値は0Ω。要するに抵抗がいらない。

24V電源で動作させる場合はR6を1W/150Ωにすれば12Vリレーが使える。

24V-12V-2VF(D1又はD2と D3の電圧降下)でR6にかかる電圧は10.5V、抵抗値は10.5V ÷ 72.7mA =144Ω

MY2DC12の定格電流は72.7mAなので、これより小さくする
抵抗値は10.5V ÷ 70mA =150Ω 0.735W→1W抵抗が必要
コメント (2)
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