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九州総合釣行情報

レングス

2019-01-24 17:50:49 | 日記・エッセイ・コラム
1月24日 北北西9m 波2m 中潮 月齢18.1 旧暦12/19





残すところ、旧暦も10日あまりで旧正月を迎えます。




暦も変わり新しく始まる。



最近、知り合いから竿選びで相談を持ちかけられました。



市販の有名メーカーなどでは専用の魚種、釣り方での選ぶ竿は沢山あります。



フィールドは玄海、平戸周辺なんで船釣りでは泳がせ、落とし込みの竿になると大概、2.2〜2.3mあたりが一般的に出ているサイズなのかと。




使う鉛でも80〜100号あたりが多く似たり寄ったりのものが多くあります。




長さ、1.6〜1.8mレングスでの話になり短いのを使いたいらしく、長さでも竿には意味があり短いのは取り回しはよいですがそれなりのデメリットを考慮しリスクなく使うように説明しました。










市販の有名メーカーなど竿では仮に落とし込みだとサビキ仕掛けの長さは2〜3mくらいあり落とす前では長い竿だと問題なく扱えると思います。


ショートレングスだと仕掛けが長ければ中に入れ込むしかなく移動、風などあるとオマツリしやすく隣の方に迷惑かける事もありがち。




実釣になってもアラ釣りのように根から5mあたりまで切り待ちの釣りだとショートレングスではストロークで一瞬のアタリから入り込むのを短い分、根に入られず止めるメリットはあります。


ただドラグはフルロック状態の話。


ドラグ設定を用いる釣りならばショートレングスでは穂先の感度はショートも長いのも同じとしても元径まで入る胴までの負荷はラインに負荷が掛かるのがショートレングスの方が早くリーダーは長め、ドラグ設定も長いのよりも若干緩めで途中から絞りなおしが必要です。


ブランクの調子にもよりますが短いと手持ちだと人に掛かる負荷はやり易く、大きい魚も上げる力はあります。


しかし、根、底を取る釣りになると長い短いでは差があり短いと根を越す際、長い竿は起こすだけで超えられる根も短いと超えられず根掛かりが多いリスクも。



始めたばかりの人にショートレングスはかなりリスキーな部分がありあまり勧めたくはありませんでした。



泳がせのアタリでも短いと抜ける可能性もあり十分な送りとタイミングが必要。



見た目はスマートに見えますがかなり難易度高いレングス。




全部、分かるまで時間も経験もしましたが、俺はもうショートレングスが面白く感じます。