岸田内閣閣僚のカネを巡る疑惑報道がどうにも止まらない。
先日辞任した総務相のほかにも復興相や総務相後任者もやり玉に挙げられているのだが今度はあろうことか首相自身にも火の粉が降りかかる有様だ。
早速首相は領収書記載内容の不備を認め事務所に再発防止を指示したというがまさかこれで説明責任を果たした、なんてことはないでしょうね。
宛先や但し書きのない領収書は本来どう書くところだったのか、なぜ記載不十分な領収書を添付したのか、…それが示されない限り当該領収書分が適正な支出であったことを確認できないではないか。
収支報告書を修正したのであればそれを提出してキチンと疑惑を払拭したらいいのだが口頭だけで「適切な支出であることを確認した」と言われてもねぇ・・・。
こんなにいい加減に「弁解」を繰り返していればますます政治は劣化する。
まずは「隗より始めよ」、首相自身が完全な説明責任を果たして欲しいと思うものだ。
金額の多寡はこの際関係がない、エビデンスを示すことだ。