去就が取りざたされていた小池都知事が再選(3期目の知事になるから3選かな?)を目指して立候補する意思を明確にした。
小池都知事は元々国政への返り咲きを想定しつつ8年前に都政に転出したと思っているがあの「希望の党」などの動きからしてもこれは公知の事実と言っていいだろう。
しかしさすがにもうこんな野心はないだろうねぇ、・・・とすれば今度の出馬が自身の都政の総仕上げになるはずだ。
勝手に決めつけてごめんね。
さてこのところ気になっていることがいくつかある。
直近の出生率統計結果で東京都が0.99と、1.00を割る衝撃的な全国都道府県の最低値となったことについて「いろんな対策を講じたためにこの程度の下落で済んだ」と強弁していたことだ。
とにかくデータが悪化していることは事実なので「真摯に受け止める」と応え「さらにあらゆる手段を講じていきたい」を添えるだけで十分ではないか。
下手に言い訳するのはむしろマイナスだ。
ライバルとなる蓮舫氏から過去の選挙公約について指摘されている最中あまり論拠のない反論発言は控えた方がいい。
もう1つ、かっての同志・側近たちの離反にも心配している。
数少ない同志だったあの若狭議員は現在は政界を引退しフリーの立場だが小池都知事とは距離を置いた発言が目立つ。
かって都民ファーストの論客だった音喜多氏は今は国政(維新の党)に活躍の場を移し小池都政とは関わることはない。
懐刀的な存在だった小島某氏は学歴詐称問題でむしろ反旗を翻している。
自民党との関係もいいのか?悪いのか?・・・ステルス戦略なんて言っているがそれが吉と出るか凶と出るか、サッパリ分からない。
とにかく公約発表の席では策を弄さずに横綱相撲に徹したらいい。
何といっても知名度、実績は十分なのだから。
ちなみに言っておくが筆者は小池シンパでもなければアンチ小池でもない、・・・念のため。