文科省が大学・高専の理系部門拡充に動いている。
理系人材、具体的にはAI系やDX などの情報絡み、環境問題などで人材が逼迫気味であることの対応だろうが筆者は「時期を得たというよりむしろ遅きに失した」という気がしている。
今人材が欲しいのにこれから学部を作るんだからねぇ・・・。
案の定新設する学部では教員不足が予想されているし社会のニーズにタイムリーにこたえられるかどうか、気になるところだ。
それにしても人づくりは時間がかかるので先見力と決断力が重要だが日本はどうもこの辺りがweakだ。
まぁ、これからドライブをかけていく以外ないねぇ。
それともう1つ、理系の新設増強と裏腹の問題だが文系のスクラップは進んでいるのだろうか?
このブログでもたびたび取り上げているが入学定員に満たない文系学部が多数ある。
「一旦作ったらなかなかつぶせない」のが実状のようだがこの際大ナタを振るって浮いた財源は多少なりとも理系拡充に回したらいいと思うが如何だろう。