和歌山の漁港で発生した首相襲撃事件の真相が徐々にではあるが明らかになっている。
爆発物の威力は用いられている火薬の種別から見てよく海外テロ事件にみられるほどの殺傷力はなさそうだ。
しかしあの爆発によって生まれた数十メートル先の爆発痕を見る限り至近距離に居合わせた人間に重大な危害を与える可能性は十分とみた。
幸いあの日は爆発まで1分ほどタイムラグがあったので大きな被害はなかったし2発目も未遂に終わったからねぇ。
そうそう、逮捕された容疑者が以前、年齢制限に引っかかって選挙に立候補できず国を相手取って裁判を起こしていたことも判明した。
これは意外だった。
並の人間なら簡単に国を相手に訴訟など行えない、あるいは行わないと思う。
単なる「生き辛さ」だけが原因ではなかったんだねぇ。
直接の犯行動機と併せてその辺りの社会背景も今後調査分析していかなければ実効性のある再犯防止対策など作れないだろう。
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