マイナンバーカード保険証に別人の情報がひも付けされていたケースが7300件余りも確認されたという。
世の中には同姓同名や誕生日が同じなどという例は数多かろうが明らかに別人だからこんな誤登録は医療保険行政に全く寄与しない。
さらに問題なのは厚労省がマイナンバーカードと保険証の一体化を強硬に推し進めている最中にこれらのミスが露見したことだ。
しかも誤りの発生源が容易に特定できなかったことから対象となった被保険者の困惑と不安はむしろ社会全体に拡散しつつある。
これでは政府の本来の構想であるマーナンバーカード多機能化は大きなブレーキがかかるのではないか。
厚労相は「このようなことが今後起こらないよう十分配慮させていただく」と述べていたが妙に淡々とした物言いに不安が高まるねぇ。
ことは結構重大なのだ。
早急にシステム全体を再点検し全国民が安心して委ねられるマイナンバーカードの多機能化を進めて欲しい。
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