直木賞作家の伊集院静氏が静かにこの世を去った。
伊集院氏と言えば一見無頼派のように思えるがその実繊細で優しさにあふれた人物だったように思う。
氏は若き頃逗子にあったなぎさホテルの支配人の知己を得て長逗留、今でいう「おやじ殺し」のハシリだった。
しかし他にもいろんな才能があったんだねぇ。
趣味のゴルフを生かして世界中の絶景ゴルフ場を紹介していた。
羨ましいねぇ、趣味が仕事になるなんて・・・。
毎年4月の新社会人に対するメッセージも忘れられない。
酒類メーカーの新聞広告なのだがあの手書き文字による新社会人への激励は旧社会人(?)たる筆者も勇気をもらった。
そうそう、某週刊誌に連載されていた人生相談もいつも気になっていたねぇ。
時として辛口の回答には筆者自身も考えさせられることが多かったのだ。
いつだったか、購読中の新聞小説が休載になったことで心配していたがやっぱり体調が悪かったんだ・・・。
慎んでご冥福をお祈りいたします。合掌
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