マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

三菱UFJ銀の既存店改装計画に思う

2024-11-10 18:39:19 | 経済
三菱UFJ銀行が今後3年間かけて既存店の8割に当たる250店舗を順次改装していくとのことだ。
背景には金利復活を見込んだ顧客の集客があるようだ。

メガバンクの多くは近年店舗網の拡充・設備投資どころかむしろ整理統合を進め実店舗数の削減を行ってきた。
筆者が利用してきたメガバンクの最寄店舗もその対象になって今では完全にシャッター支店になってしまった。
かっては支店内に5台あったATMも道路を挟んだ雑居ビルに僅か2台のあるのみで不自由この上ない。
貸金庫もどこかへ行ってしまった。

さて今回のメガバンクのある種の方向転換はどんな役割を担っているのだろうか?
ネットバンキングに乗り換えられない高齢者層を店舗網につなぎ留めるためのモノなのか。
政府の掲げる「貯蓄から投資へ」政策に対する逆襲あるいはアンチテーゼなのか。
はたまた銀行窓口で積極的に金融投資商品を販売していく号砲なのか。
いやはや色んな狙いが込められているようである。





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