自民党5派閥の政治資金収支報告書不正記載問題がどうにも収束しない。
自民党の5派閥であれだけ巨額の不記載があったとすればこれはもう「ウッカリしていた」ではもう済まされない。
組織ぐるみで悪弊を共有していたと言っていいくくらいのものだ。
問題は自民党が未だに十分反省することもなく対応を渋っていることだ。
先日も国会で派閥の事務総長を務める経済再生相は「閣僚の立場で・・・」を理由に説明を保留していた。
であれば「会計責任者に命じて説明させる」など代替案を講じるべきだろう。
岸田首相も党の代表者、責任者なのだから党内全体に対しもっと強力な指示命令権を発揮するべきだが未だに自派閥だけの言及に留まっているのはどういう訳か。
こんな体たらくだから国民は政治に失望し、あるいは茶化す材料にする。
政界は今こそカネの呪縛から自らを解き放ち「国民のための政治とは何か」という視点を取り戻して欲しい。
もしも「そんなことはできない」というのならさっさと退場してほしいものである。
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