かって「第〇次中東戦争」などという言葉があった。
第二次世界大戦が終わってからもここ中東だけは戦火が絶えなかったのだ。
無理もない、この地はイエス・キリストの時代から頻繁に戦争が起きていたからねぇ。
しかし先だっては中国の仲介でサウジアラビアとイランが国交を正常化、微妙な変化を感じ取ったものだ。
加えてウクライナ・ロシア間、アゼルバイジャン・アルメニア間など周辺で紛争状態が続いていたのでイスラエル・パレスチナ間の険悪な関係はその存在が相対的に薄れていた。
ところが、ところが、憎悪はいささかも消滅していなかった。
今度はパレスチナ側の軍事組織ハマスが先に手を出した(それも相当な準備期間をかけて)。
対してイスラエル側は「ハマスを壊滅する」と息巻いている。
やれやれ、憎悪の連鎖を断ち切る妙案はないものか。
1990年代に両者が受賞したノーベル平和賞もやっぱり「画に描いた餅」だったんだねぇ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます