ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

2021年ベスト映画発表!

2021-12-31 22:01:34 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

2021年のベスト映画、発表します!

今年はフィクション部門とドキュメンタリー部門に分けました。

 

まずはフィクション部門。

 

(1位)わたしの叔父さん

(2位)由宇子の天秤

(3位)あのこは貴族

(4位)パワー・オブ・ザ・ドッグ

(5位)スウィート・シング

(6位)ノマドランド

(7位)スーパー・ノヴァ

(8位)すばらしき世界

(9位)いとみち

(10位)プロミシング・ヤング・ウーマン

 

次点 水を抱く女

   17歳の瞳に映る世界

   私は確信する

   茜色に焼かれる

   Our Friend/アワー・フレンド

 

そしてドキュメンタリー部門。

 

(1位)コレクティブ 国家の嘘

(2位)83歳のやさしいスパイ

(3位)香川1区

(4位)アメリカン・ユートピア

(5位)東京クルド 

(6位)リトル・ガール

(7位)ハイゼ家 百年

(8位)GUNDA/グンダ

(9位)グレタ ひとりぼっちの挑戦

(10位)<主婦>の学校

 

次点 モンテッソーリ 子どもの家

   海辺の彼女たち

   過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道

 

2021年の空気は「わたしの叔父さん」で収めたかった!(笑)

フィクション、ドキュメンタリーに限らず

「由宇子の天秤」「あのこは貴族」「香川1区」「東京クルド」「茜色に焼かれる」などなど

邦画に社会を斬る良作がとても多かったのも特徴でした。

 

ブログに書けたものは、リンクを貼っておきましたので

ご参考にしていただければ幸いでございます。

しかし上位で書けてないのがあるって・・・うう、申し訳ない(泣)

 

年々、更新が追いつかず

情けなしでございますが

2022年もぼちぼちがんばりますので

お見捨てにならぬよう(泣。泣いてばっかだな)

どうぞよろしくお願いいたします~

 

2022年もたくさんの映画に出会えますように――!

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2020年ベスト映画発表!

2020-12-29 00:50:11 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

まさに生涯忘られることのないであろう、1年となりました。

2020年ベスト映画発表します!

 

(1位)本気のしるし 劇場版

(2位)ハニーランド 永遠の谷

(3位)ある画家の数奇な運命

(4位)おもかげ

(5位)在りし日の歌

(6位)レ・ミゼラブル

(7位)パラサイト 半地下の家族

(8位)ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像

(9位)なぜ君は総理大臣になれないのか

(10位)山の焚火

 

(次点)

風の電話

プリズン・サークル

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方

異端の鳥

PLAY 25年分のラストシーン

行き止まりの世界に生まれて

一度も撃ってません

黒い司法 0%からの奇跡

ホモ・サピエンスの涙

精神0

ハピチャ 未来へのランウェイ

娘は戦場で生まれた

名もなき生涯

この世界に残されて

 

今年はジャンル問わず、洋画邦画問わずなベスト10。

いつもながら思い返して「今年、コレ!」なベストです。

(公開年が前のものも1作、今年公開作としてランクインしてます)

 

リンク貼っておきましたので

少しでもご観賞の参考にしていただければ幸いでございます。

 

映画&芸術のありようについて、さまざまを考えた2020年。

あらためてそれは

人類に絶対に必要な栄養だ!と実感しました。

Netflixなど配信でもたくさんの良作を観ましたし

紹介しきれなくて申し訳ないですが

いや、どの作品も、素晴らしかったす。

 

 

・・・・・・で、ここでまったくのおまけな

主題歌賞を発表!(いらねー。笑)

 

やっぱり「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の 「炎」(LiSA)っすね。

映画の“続き”として、ここまで残るのはスゴイし

「言葉」のちからを仕事柄、考えさせられもしました。

 

あとね、「超・勝手に主題歌にしたい賞」は

米津玄師氏の「迷える羊」(『STRAY SHEEP』収録曲)×「TENET テネット」!

この曲を聴くたびに、映画のシーンが思い浮かぶんですよねー(笑)。

 

って勝手なことを書いている本ブログ、

今年も読んでいただき、ありがとうございました。

2021年も、たくさんの映画に出会えますように――!

 

心に炎(ほむら)を灯して――

いくぜ!(笑)

コメント (8)
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2019年ベスト映画発表!

2019-12-31 02:05:18 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

いや~今年はホントに最後の最後になりました(笑)

2019年ベスト映画発表です~!

 

今年は洋画部門、邦画部門にしてみました

まずは洋画部門ベスト10から!

(1位)サタンタンゴ

(2位)幸福なラザロ

(3位)存在のない子供たち

(4位)サマーフィーリング

(5位)家族を想うとき

(6位)荒野にて

(7位)アマンダと僕

(8位)希望の灯り

(9位)イエスタディ

(10位)ビリーブ 未来への大逆転

(次点)象は静かに座っている

    田園の守り人たち

    あなたの名前を呼べたなら

    リンドグレーン

    グリーンブック

    さよなら、退屈なレオニー

    WEEKEND ウィークエンド

    バーニング 劇場版

    ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた

    ペトラは静かに対峙する

 

続いて邦画部門ベストは8位まで!

(1位)新聞記者

(2位)メランコリック

(3位)半世界

(4位)よこがお

(5位)さよならくちびる

(6位)スペシャルアクターズ

(7位)長いお別れ

(8位)楽園

 

いつもながら、思い返して「グッ!」ときたものが、上位でございます。

サタンタンゴは1994年の作品ですが

日本初公開!ということと、

なんといってもワシ的に、今年はタル・ベーラ監督インパクトが大きかった!

 

全体的に、洋画邦画ともに、

いつにもまして

「社会への問いかけ」をパーソナルな視点に落とし込み、

ジワワと考えさせる良作が目立ちました。

あと、思いっきり笑えるものも!

 

もっともっと、紹介したい作品があるのですが

最近、どうにもブログ更新が追いつかず

申し訳ありません。

 

今後もできるだけ更新しつつ

雑誌やwebで書いた映画評&インタビュー記事などの情報も

SNSでできるだけ紹介していきますので

映画セレクトのヒントにしていただければ幸いです。

 

今年も読んでいただきありがとうございました。

2020年も

どうぞよろしくお願いいたします!

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2018年ベスト映画発表!

2018-12-29 23:13:53 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

 

さあ、今年も押し迫ってまいりました!

年末恒例、

ぽつお番長的2018年ベスト映画を発表いたします~!

 

今年は劇映画(フィクション)部門とドキュメンタリー部門に分けてみました。

 

まずは劇映画(フィクション)部門から!

(1位)君の名前で僕を呼んで

(2位)ザ・スクエア 思いやりの聖域

(3位)シシリアン・ゴースト・ストーリー

(4位)スリー・ビルボード

(5位)ハッピーエンド

(6位)ラブレス

(7位)聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア

(8位)若い女

(9位)心と体と

(10位)パティ・ケイク$

<次点>

バッド・ジーニアス

最初で最後のキス

ア・ゴースト・ストーリー

万引き家族

ナチュラルウーマン

母という名の女

きみの鳥はうたえる

生きてるだけで、愛。

悲しみに、こんにちは

ウインド・リバー

妻の愛、娘の時

しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

 

続いてドキュメンタリー部門!

(1位)愛と法

(2位)祝福~オラとニコデムの家~

(3位)ゲッベルスと私

(4位)ぼけますから、よろしくお願いいします。

(5位)顔たち、ところどころ

(6位)ラッカは静かに虐殺されている

(7位)旅するダンボール

(8位)港町

(9位)フジコ・ヘミングの時間

(10位)ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ

 

いつもながら、思い返して「グッ」ときたものが上位でございます。

まあ

今年の1位は両部門ともに、スパッと決まってました(笑)

上位もほぼ迷いなく。

 

2018年の傾向は大きく3つに分かれ

1)胸キュン&イタリア映画、ゴースト映画が強かった!

2)イヤ~なんだけど、おもしろい、現代を映す映画がキタ!

3)邦画はパーソナルな問題から、大きく世を考えさせる良質なドキュメンタリー&劇映画が多かった!

 

てな感じです。

年末年始、映画選びのご参考にしていただければ幸いでございます。

 

今年も読んでいただき、ありがとうございました。

2019年もぽつお番長と映画たちを、どうぞよろしくお願いいたします!

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第90回アカデミー賞の関連作、続々公開!

2018-03-05 23:27:11 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

アカデミー賞、今年も盛り上がりましたね~。

今年、嬉しかったのは
なんといっても、日本でいま見られる&もうすぐ公開!の作品が多かったこと。

公開がまだまだ先……だったりすると寂しいもんね。

今後も
3月~4月に公開が目白押し。

これから公開され
ワシ的におすすめ!なものを
公開日とともに羅列しておきます~


惜しくも受賞を逃していても
高クオリティは絶対担保。

ぜひ、ご覧になってくださいませ。


「君の名前で僕を呼んで」(4/27公開)


祝・脚色賞受賞!

いま現在、もっとも心掴まれてるのはこの映画!(笑)
胸キュン!賞決定。


さらに外国語映画賞にノミネートのこの2作。
「ザ・スクエア 思いやりの領域」(4/28公開)

「フレンチアルプスで起きたこと」監督による強烈な“現代風刺”!


「ラブレス」(4/7公開)

ロシアの奇才による、やはり強烈な現代への視線。


「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」(3/30公開)


主演女優賞をゆずったのは妥当だけど
ジャーナリストかくあるべき、と力もらえる作品。


「アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル」(5/4公開)



祝・助演女優賞!
でも主演のマーゴット・ロビーも、すごいですよ。


「モーリーズ・ゲーム」(5月公開)

アーロン・ソーキン、脚色賞ノミネート。

「女神の見えざる手」
また違く超えてくるジェシカ・チャスティン、見応えあり!



「ファントム・スレッド」(5/26公開)


祝・衣装デザイン賞!

もちろん衣装も
ダニエル・デイ=ルイスもいいけど
“素朴娘”ヴィッキー・クリープスの存在感が要でしょう

 

「レディ・バード」(6月公開)

 

受賞は逃したけど、フレッシュなこと間違いなしの作品。

それに今年のベストドレッサーは

間違いなくシアーシャ・ローナンちゃんでしょ! ピンクのドレス、超かわいかった!


そして
祝・主演男優賞&メイクアップ&スタイリング賞!
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(3/30公開)


歴史モノのお堅い系?と思いきや
裏で動いているのは「ダンケルクの戦い」でもあり
予想外にドラマチック。

ということで
この春~初夏の映画は、
ますます楽しみマシマシですよ~

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