ぽつお番長の映画日記

映画ライター中村千晶(ぽつお)のショートコラム

第86回アカデミー賞、勝手にコレおすすめで賞

2014-03-02 21:20:02 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

いよいよ第86回アカデミー賞発表が
迫ってまいりました。

作品賞9作品中、8作品の(「her/世界でひとつの彼女」未見です)
“勝手にコレおすすめで賞”を発表!

実際の賞とはあんまり(いや全然)関係なく
予測でもない、個人的おすすめ賞でございます。
ご参考までに~。


<1位>
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(公開中)


<1位>
あなたを抱きしめる日まで(3/15公開)


<3位>
ゼロ・グラビティ


<4位>
ダラス・バイヤーズクラブ(公開中)


<5位>
ウルフ・オブ・ウォールストリート(公開中)


<6位>
キャプテン・フィリップス


<7位>
それでも夜は明ける(3/1公開)


<8位>
アメリカン・ハッスル


ほか主要賞では
主演女優賞ノミネートの
「ブルージャスミン」(5/10公開)が1位レベルにおすすめ!
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2013年映画総まとめ

2013-12-28 20:32:10 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

2013年もたくさんの映画がありました。

今年の傾向、気になったことなどをつらつらと。

まず、今年は
みんなが知ってるあの監督による「久々にキタ―!」(喜)作品が多かった。

ブライアン・デ・パルマ監督「パッション」
マイケル・ウィンターボトム監督「いとしきエブリディ」
ジャームッシュ監督の「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」
そして
トルナトーレ監督の「鑑定士と顔のない依頼人」









カムバック歓迎。

ニューカマーといえばやっぱり
グザヴィエ・ドラン監督。
「マイ・マザー」「わたしはロランス」が相次いで公開された
恐るべき24歳。次はなにを繰り出してくるであろうか。






大作にがっかりさせられることも多い昨今、
今年は夏の大作映画がハイレベルだったし
「パシフィック・リム」「ワールド・ウォーZ」
「スター・トレック・イントゥ・ダークネス」






トム・クルーズ映画が
どっちもイケてたってのもニュース(笑)
「アウトロー」「オブリビオン」






それから

ままあることだけど
同時期、同テーマというタイミングの不思議な符号も目立った。

例えば
ゴミ問題ドキュメンタリーが続いたり
「トラブゾン狂騒曲」「もったいない!」「TRASHDE -ゴミ地球の代償-」






ホワイトハウスが相次いで攻撃され
「エンド・オブ・ホワイトハウス」「ホワイトハウス・ダウン」





各国で息子が取り違えられ
「そして父になる」「もうひとりの息子」





音楽と中高年世代が関わる作品も。
なんかビジュアルから似ちゃってるというややこしさ(笑)

「カルテット」「アンコール!!」「25年目の弦楽四重奏」







そして
主人公が高齢化、というのは
もう世界各国共通の現象でしょうね。
「クロワッサンで朝食を」「キューティー&ボクサー」
「31年目の夫婦げんか」「燦燦-さんさん-」「愛、アムール」「母の身終い」
「ペコロスの母に会いに行く」・・・・・・書き切れません。














ということで
2013年もありがとうございました。

そして2014年も番長を
どうぞよろしくお願いいたします。
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2011年ベスト&ワースト映画発表!

2011-12-28 21:03:45 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

2011年、ベスト&ワースト映画発表!

まずはベスト10。「思い出してもグッとくる」度で高評価です。

(1位)わたしを離さないで
(2位)ブラック・スワン
(3位)エンディングノート
(4位)家族の庭
(5位)50/50
(6位)ブルー・バレンタイン
(7位)大鹿村騒動記
(8位)さすらいの女神たち
(9位)奇跡
(10位)ピュ~ぴる

以下、80点越えの作品を点数高い順に。

●ソーシャル・ネットワーク
●神々と男たち
●人生、ここにあり!
●エリックを探して
●ゴーストライター
●SUPER8
●キッズ・オールライト
●ツリー・オブ・ライフ
●イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
●マネーボール
●ラビット・ホール
●水曜日のエミリア
●冷たい熱帯魚
●ヒアアフター
●未来を生きる君たちへ
●ミラノ、愛に生きる

(総評)
1位はダントツ高得点で文句ナシ。
ほか点数的には、10位内より俄然高い作品もありますが(「ソーシャル~」とか「神々と~」とか)

やっぱり振り返ってピンときた作品を
ベスト10に入れたい!ってことで。

あと
番長は基本的に家族モノ好きですが
今年は特に、家族のありかたを振り返るような作品に
秀作が多かった気がします。


そしてワースト10。毎度、ガッカリ度高めのものが順位あげてます。

(1位)デンデラ
(2位)赤ずきん
(3位)CUT
(4位)マーガレットと素敵ななにか
(5位)カウボーイ&エイリアン
(6位)キラー・インサイド・ミー
(7位)軽蔑
(8位)朱花の月
(9位)ニューイヤーズ・イブ
(10位)恋の罪

以下、50点台以下を点数低い順に。もう忘れてる作品もあるかも。ハハハ。

●スマグラー
●指輪をはめたい
●ブッダ
●ビーデビル
●1911
●小川の辺
●アジョシ
●ミスター・ノーバディ
●エッセンシャル・キリング
●ザ・ライト
●ツレがうつになりまして。
●ハラがコレなんで


(総評)
こちらも1位はダントツ高得点で文句ナシ。
10位内も同じく、
点数よりも期待度との反比例ぶりが目立つ作品が、より高い順位になってます。

と、いうことで
今年もお疲れさまでした☆

来年もたくさん映画に出会えますように!

2012年も番長を
どうぞよろしくお願いいたします。
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本ができました

2011-09-27 02:34:08 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

ついに
本ができました!

『“ツウ”が語る映画この一本』(SCREEN新書)900円+税。


『週刊朝日』で連載中の「ツウの一見」。

毎回、シェフや作家、経済評論家や研究者などなど
各界のプロフェッショナルが

自身の得意&専門分野を生かして
映画を語ってくださるあの連載から
50本を厳選し、まとめた本です。

雑誌掲載時から
倍に加筆してありますので、

もっと知りたかった
あの映画のあの話などが
収録されているかもしれません。

ぜひおひとつ、お手元に

ご感想もドシドシお寄せください。

9/27から店頭に並ぶそうですが、
営業マンさんによると
大手書店中心なんだそうで、

ここはひとつ
注文していただけるとありがたい!です。

『“ツウ”が語る映画この一本』

以上、宣伝でした~
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2010年ベスト&ワースト映画

2010-12-21 16:58:52 | ぽつったー(ぽつおのつぶやき)

今年ももうこんなシーズンかあ。

2010年のベスト&ワースト映画を
発表いたします。

まずベスト映画。

1位 セラフィーヌの庭
2位 瞳の奥の秘密
3位 ブライトスター いちばん美しい恋の詩
4位 ちょんまげぷりん
5位 17歳の肖像
6位 乱暴と待機
7位 白いリボン
8位 クロッシング
9位 キック・アス
10位 フローズン・リバー

次点 パリ20区、僕たちのクラス
    しあわせの隠れ場所
    彼女が消えた浜辺
    ベンダ・ビリリ!
    マイレージ・マイライフ
    (500)日のサマー
    あの夏の子供たち
    100歳の少年と12通の手紙
    Ricky
    ヒックとドラゴン
    ヘブンズストーリー
    インビクタス 負けざる者たち
    ハーブ&ドロシー
    川の底からこんにちは
    ローラーガールズ・ダイアリー
    エリックを探して


続いてワースト映画。

1位 サヨナライツカ
2位 NINE
3位 ノルウェイの森
4位 運命のボタン
5位 ブルーノ
6位 第9地区
7位 恋するベーカリー
8位 ウルフマン
9位 私の優しくない先輩
10位 雷桜

次点 シーサイド・モーテル
    サベイランス
    シュアリー・サムデイ
    武士の家計簿
    NECK ネック
    告白
    アデル
    誰かが私にキスをした
    桜田門外ノ変
    50歳の恋愛白書
    イエロー・ハンカチーフ
    東京島
    ミックマック
    座頭市 THE LAST
    春との旅


毎度、順位は点数と合ってないと思いますが
ご容赦を~


ベスト映画は
完成度&驚き度の高いものが上位。

ワースト映画は
ガッカリ度&残念度の高いものが上位です。


いや~今年は難しかった!
いい作品も本当に多かったけど
去年の「ディア・ドクター」
「グラン・トリノ」みたいに
完璧断然!というのがなかった感じ。

邦画に残念作が多いのも
キビシイところ。


ちなみにいまのところ
来年2011年の上位確実なのは

「わたしを離さないで」(来春)
「ソーシャル・ネットワーク」(1/15公開)
ですね~。
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