
マット・デイモンが
かっ、かわいいっ

「恋するリベラーチェ」66点★★★☆




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1977年。
カリフォルニアに住む青年スコット(マット・デイモン)は
彼氏の紹介で、大物人物に出会う。

それは国民的なピアニストであり
歌も歌うは、ショーをするはのエンターテイナー、
リベラーチェ(マイケル・ダグラス)。


スターながら、気さくで優しいリベラーチェとスコットは意気投合し、
やがて恋人同士になるのだが――。



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スティーヴン・ソダバーグ監督作品。
1970年代の実在スターとその恋人の話で、
マイケル・ダグラスとマット・デイモンが恋人同士を演じてます。



といっても
激烈!に激しい描写などはなく

割と美麗に、ソフトにまとめてある。


キラッキラの衣装に身を包み、圧倒的なショーマンシップを見せつける
マイケル・ダグラスもハマってるし、
ロン毛で物腰柔らかなマット・デイモンは、
坊主頭の「エリジウム」よりいい感じ。

「ハゲ」ネタとか、
アヤシイ整形外科医のロブ・ロウが出てきた瞬間、場内爆笑だったし(笑)
けっこう笑い所も満載なんです。

なんですが
やっぱり、どうも伝えたいものがピンとこない。

ただ、単純なスターの伝記ではなく
ものすごーく普遍的な恋愛説法にしたところが
特色であり、いいところかな。


男×男でも男×女でも、
カップルが辿る運命は何処も同じ、
情熱→倦怠→浮気……であると(苦笑)

しばらくすれば
かつての自分と同じようなフレッシュな若い相手が現れて


その座を奪われるんだ、という。
最初のほうにあるシーンと、後のシーンで
それがとてもうまく表現されていて
「うん!」と思いました。さすが。

★11/1(金)から全国で公開。
「恋するリベラーチェ」公式サイト
人を喜ばすのが大好きなエンタティナー、ですなあ。とりあえず。
歌ってた印象が強かったので
歌手かと思ってましたが
ピアノ演奏がメインなんですね。
ピアニスト、と入れときます。
ありがとうございます。