辻村寿三郎х百段階段展

2009-08-15 21:27:15 | Weblog
「雨月物語」から「平家物語縁起」へ

辻村寿三郎х百段階段展

目黒雅叙園




百段階段  -昭和の竜宮城ー です。

 5cmの厚さのケヤキ板の階段が続く「百段階段」。
 99段の階段は圧巻です。

残念ながら撮影が禁止です。

人形作家・人形師としての辻村氏の世界で独特な色彩美と幻想美にすいこまれます。

この階段から繋がる7つの部屋が今回の展示室になっています。

昭和6年に着工、10年に完成。

大工を始め、建具師、庭師、塗師、蒔絵師、左官、画家、数百人が参加。

各部屋は、趣向が異なり、黒漆に蝶貝などはめこんだ螺鈿(貝殻の光沢の部分をうすく切り、漆器の表面にはめこんだ装飾)、色鮮やかな日本画と浮き彫り彫刻、手のこんだ組子の建具・・・と豪華に彩られています。

現在は新しく建て変えられましたが、一部は当時の建物が残されたものが新館に取り入れられています
天井もこの見事さ。



テラスの外には滝が流れ あたりを散策することができます。




夏のひととき別世界に足をふみいれては、いかがですか。





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