今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

鶏粥

2015年11月09日 | 今日の料理
鶏のスープ(ボイルした後の出汁)が余っていたので、以前も書いたがベトナムを旅した時に出会ったお粥を再現したくなった、味は覚えているんだが(あの衝撃は忘れられない)、作り方が路上で大鍋で作っていたので、良く解らない(あとはホテルの朝食)、3回も各国に支配された時の中国料理の影響なんだろうな。

とりあえず、鶏粥を作って、
最初は怖いからナンプラー(魚醤・・・ニョクマムが家に無かったので)を後からホンの少し入れたら、あ、これだよこれって、遠い記憶を思い覚ました。

このぐらいのナンプラーでも凄い臭いアクセント(=深み)になるし、塩分も内容比率で換算すると21%と強いので後から結構塩気を感じる。
料理の最初の火入れの段階で使えば生臭みは消えるので、しまった~、もうホンの少しだけ早く鍋に入れれば良かったが全体がその味になっちゃうからな。(まだまだだな~)

因みに、秋田の魚醤「しょっつる」はハタハタが原料、ナンプラーやニョクマムはイワシが原料。
中国では「魚露(ユイルウ)」
インドネシアでは「ケチャップイカン」
古代ローマでもイワシ等の小魚や海老で魚醤を作っていたそうだ。
※「アンチョビ」も厳密に言えば魚醤の一種。

ベトナムではヌクマムを使い、魚10:塩4の割合で作られていて、
タイではナンプラーを使い、魚2又は3:塩1の割合でナンプラーの方が塩分が強いそうだ。

因みに魚醤はDHAが豊富に含まれているとのこと。

器にネギを入れておいて、アツアツを注ぐと、香りが立つが、
ちょっと今回は鶏の旨味が弱かったので、どうしてもネギが勝ってしまうから、後から飽きたらかけたりして食べた。

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作り置きのトン汁で野菜をいつでも常備と煮卵。

2015年11月09日 | 今日の料理
うちは冬になると、クズの野菜も何も全部ごった煮(茹で)にして、味を付けないでおく。
(勿論、味を付けても良いんだが)

基本ボイル料理が多いので、いろんな出汁が出るからその使い道でもあるんだ。

これで、味噌味にしたり醤油味にしたり(=同じ大豆製品だからお互い代用出来る=生まれ育った地域性もあるし、それは決め付けるのではなく、その人その人の好みで、鶏だと冬から→正月にかけてお雑煮にも出来そうだし、豚でもやってやれなくはなさそうだが)、
食べる分だけ小鍋で温めて好きな味を付けて手軽に手の空いた人間から毎食野菜を食べるという事を習慣にしている。
全部を味を付けてしまった場合でもそれは変わらない。

どうしても、肉食が多くなりがちな現代社会の日本(他所の国のアジア人達が何故強いか?は野菜の美味しい食べ方をよく知っている気がする)、ちょっとした事だけれど、毎日、気を付けておくとなんとなく良いのかな?って。
添加物を入れないで、薄味にしておけば、素材の味も解るし。

他に角煮や豚骨系なんかも作って冷凍しておくと良いのかなって↓

(余熱調理で味を入れている所)

味を付けて冷凍すると、やや保ちが悪いんだけどね、
サッと便利だから。

ついでに煮汁で「味玉」を作ってみた。
こんなの見付けたから↓

黄身の硬さを半熟とか調整出来るらしい。

水から入れて茹でるんだけど

黄色だったものが、段々と中央に火が通る程、周りから白色に変色していく。
・SOFTが半生(温泉卵?)
・MIDIUMが半熟
・HARDが固ゆで
それぞれ、文字の上ぐらいまでが目安のようだ。
この機器を冷ます時は、自然に冷まさないと、いきなり冷水に漬けると温度差で壊れてしまうので自然放置!!

卵は冷水に取って冷ました後、殻を剥き、よく水気を切って(水1滴ってワリと味を変えてしまうので注意!!そこまで気を配っていれば料理や味に対する感じ方が変わってくる。新しい、ゾーンだ。)

卵は尖った方と逆のお尻の方に空気が入っているから、そこから剥いていくと、失敗しヅライ、殻というより皮を剥くイメージかな。

常温~人肌?のタレに漬ける。(言わなくても解ると思うが温かいと折角の半熟に火が入ってしまうから)

あまりあっても食べ切れないので(半熟だと保ちが悪そうだし)4つぐらい。
途中でヒックリ返す。(タッパを移動する時はビニールに入れておくと、「もしも」の時、床や冷蔵庫に汁がこぼれないよ。)

半日~1日漬けて、切ってみると、お、本当に半熟になっている~(もう少し調整すれば、トロリも可能か。)、

基本、薄味だから、あまり漬からなかったけれど、卵の黄身の味がダイレクトに伝わってくる。

ネットとかで調べると湯で時間は6分半~7分って人が多かったけれど、これがあれば水の温度や気温に左右されずに便利だね。

その後、徹底的に、ゆで卵について、調べてみた、

先ず、剥き易くするには、

スプーンでお尻の方を「適度に」割る(二酸化炭素が膨らむと殻と身の間にある皮が張り付いてしまうので)

黄身が中央にくるようにかき回す、


今回、卵の底を割ってから茹でたら、これが尋常じゃなく向き易かった。

タッパに1/3水を入れて振るのもやったが、卵の数が少なかったのか、ふり過ぎたのか?身まで割れた(直ぐに気付いて大事には至らなかったが)。

2個入れたんだけどな。


縦長の容れ物で角煮を作った汁に漬ける(まあ、タレを作っても良いんだけど)。

冷えているので固まってしまった。

いろいろ試したが、薄味の汁で3日ぐらい(夏場は保存期間に気を付けないと)が丁度良かった。

ウマイ


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簡易焼きリンゴをビスケットに乗せて。

2015年11月09日 | スイーツ
りんごを沢山頂いたから、くし型に切ってタッパに入れておいたものを、さらに薄く切って、レンジでチンして、オーブントースターで砂糖とバターでサクッと焼いて、大好きなセブン○レブンの安いビスケットに乗せて食べたら(普段はカフェオレにビスケットを下浸して食べたり)、

昔家庭で作ったケーキみたいな味がして、郷愁をそそった。
(ショートケーキとでも言おうか。因みに苺の乗った例のショートケーキは日本の文化だ、フランスでは無い、外国ではケ○タのビスケットのようなモノに、生クリームとジャムとかでショートケーキと呼ぶ本もある。)

☆こうやっていろいろな味に変化させられる薄味のモノ(タルト生地とかスコーン)って、凄く便利で(あるルールの枠からはみ出なければ無限の組み合わせが出来て)、季節感も感じれるし、経済的だし、何より楽しい。
リンゴの栄養と繊維も摂れるし。
だから、薄味が楽しい。

☆焼きリンゴはアイスクリームを添えても美味しい。
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