ナイフとフォーク

先日、良いカトラリーを見付けた。

イタリアンというか、ピッツァ専門店のものだったけれど、
なんていうか、自分の指に合うというか、
長さと確度（曲線）が丁度良い。
↓（この角度）

長いんだけど、その長さを感じさせない。

切っ先はあまり切れないんだけど（切れ味はピッツァだからよいのかな。）、なんか手に持っていて、シックリくるというか。

持っていて、重さといい、なんかウキウキするというか、楽しかった。

野菜載せラーメン

まあ、たいした事じゃないんだけど、野菜炒めを作ってインスタントラーメンに載せてみた。

この野菜の彩りはどうっすかね？適当に作ったからこだわっていないけれどワリと上手くいったような。

豚肉でダシをとった時のラードが余っていたので、ニンニク油を作って、
ニンジン→ネギ→野菜の茎→葉物の順に入れて、
ラーメンの準備の為に焦げそうになったら、水を少量入れて、乳化させる感じでｋｅｅｐ。
（焦げ付くと、鉄鍋の風味が野菜に移ってしまうから美味しくないんだ、男勝りな味になって万人向けでないというか。）

で、ラーメンに乗せたんだけど、劇ウマ。
飽きたら、ゴマ油を少量入れて風味を変えると、本格的に。
（但し、ゴマ油を入れると、ニンジンとかのニンジン臭さや野菜の青臭さがが、何故か増す気がするのでお子様向きでは無いかもしれない、っていうーか野菜が嫌いになる。）

アジアの人が元気なのは、子供の頃から野菜を食べているからじゃないか？って、日本みたいに、野菜に味噌を付けて食べろとか（極端に言えばだけど）、醤油かけて食べろとかよりも、アジア諸国は野菜の美味しい食べ方を知っているんじゃないかな・って、アサッサリしているから、油脂でコクを足すとか、日本の天麩羅が美味しいのはそういうことだよね。

反省点は、

・野菜だけだと少し飽きる、肉か（ラード使っているから大丈夫だと思ったけどちょっと・・・）、シーフードミックスでも入れれば良かった（日本は魚介類の使い方は上手いハズ）。

・味噌ラーメンにはやはりモヤシが不可欠だというのが解った。無いとなんか寂しい。


後日、他人のを引き継いで途中から修正したので色は上手にはいかなかったけれど、盛り付けた皿との配色が綺麗だったので。（上記写真との食材の色の違いを見れば一目両全です。食材がピンと立っていないというか、大きな火力も特別な技術も使っていません、なのにこの違い、下のはまるでＩＨで炒めたような平べったさ。）

味は途中から修正したから味は良かった（肉のダシが生きた）。

きちんとスープを鍋底にカレーのスプーン１杯ぐらい残して、完成。
（大体、これが残っているぐらいなら、炒め過ぎていない、鉄鍋臭くないとの解り易い判断）
玉ねぎもジャキジャキしないように半透明まで炒めて甘みを出す（辛味を出すのはタブー、シチューもカレーも、オニオンリングも、オニオングラタンスープもしっかり玉ねぎに火を通して甘味に変えているでしょう？、食材にはそれぞれ火の入る時間が違うんです。それぞれ全部同じ子ではないんです。今まで何万本と焼き鳥を焼いてきたけれど、１本として同じ焼き鳥は無かったように。１＋１＝２では無いのです、むしろ１＋１＝２の計算どおりの味は無機質でプラスチックっぽい味になります、それがビビッている味・やっつけの味とでもいいましょうか。）。
炒めれば良いってものでもなくて、パスタを和えるような感覚ですかね。


昔、夜～深夜の仕事をしていた頃、昼間のランチの人の流れを自分の足で調べる為に珍しくランチで外食した時に、
ネクタイを締める仕事のサラリーマンの人達を見ていて、「肉野菜炒め」にラー油とかお酢を回しかけて、丼メシに乗せて美味しそうに野菜をほうばっていた。
（完成された肉野菜炒めはラー油もお酢もいらないというのを後で知ったが）
その時は、なんかとてつもなく美味しそうで、若い頃は野菜とかそんなに好きではないけれど（好き嫌い無いので、食べられなくは無いんだが）、その時だけは、なんか大人の男って感じがして格好良くて羨ましかったな～。

香咲（ホットケーキ）

ホットケーキの聖地、香咲へ初めて行ってみた。


なんとも歴史を感じる店内に驚き、今時、こんな重厚な感じは、銀座の「ランブル（喫茶店）」や「ルパン」（文豪も通ったバー）以外、あまり、都内では見た事がない。

時間を重ねた色合いが。

黒板にもメニューが書いてあるが、そこにライトを当てて読み易くしてあるのは勉強になったな。

トイレも、今時引っ張るタイプで、水木しげるとか、漫画の世界でしか見たことが無くて、本当にタイムスリップしたかの様な空間だった。

↓蝋燭立ても、雰囲気がある。（お酒も出すからバー代わりでもあるんだろうな）

↓そして、待ちかねたホットケーキ。

ホイップクリームが添えられていて、ホットケーキにホイップクリームって美味しいんだなって。
ずっと、バター＆メープルシロップだけだと思っていた。
（ホットケーキ辞典・パンケーキ雑誌は眺めて食べたいなと思っていたけれど、実際はあまり食べた事がなくて。）
表面がカリッとしていて、中はフワッと系で、神戸のサントスのモッチリとは又違うアプローチなんだなと。
（そんな詳しくないけれど）

店の外観には、昼間でも片方だけ、ライトが点いていて、何気に光にコダわっている感じがした。

（個人的に）

深川めし（炊き込みＶｅｒ．）

もう、個人的な嗜好の問題なんだけれど、白いご飯だけで食べられる自分は、炊き込みご飯が苦手だ。
（ごちゃごちゃした味がダメなの、沖縄のチャンプルとかは別ね、あれは全体が薄味だから、素材が活きている気がする。）

でも、貝類の炊き込みご飯だけは食べられる。
カキとか、
炊き込みご飯とは又違うかもしれないけれど、深川メシとか。
（あれ、前書いたかな・・・。）

アサリの旨味がジューっと出て、タウリンが沢山摂れるようで、なんだか健康になるような、自然と身体が欲っするというか共鳴するようなんだ。


お店や駅弁（東京駅で買う「深川めし」が尋常じゃなく、ウマイ、煮アナゴも中々イケル、そりゃ本場姫路とかとは又別だけどね、江戸～って感じ）に比べたら、こんなにはアサリは入っていないから「贅沢だ！！」と言われるだろうけれど、半額とか、安い時に買って冷凍しておいたんだ。

香りがダメな場合は、刻み生姜を「自分で」載せて食べれば良いと思う。強制や味の押し付けは嫌だ。

※ご飯と、アサリを混ぜる時は、大きいボウルで、空気を含ませながら混ぜないと、混ぜ過ぎると米が立たないし、ベタッとするし、それは味の面でも全体がベタッとした味になるので最後の最後で注意が必要だ。

※本来の深川めしは、味噌汁をぶっかける様な冷汁のような形だったらしい。
（そんなベシャベシャなの食べたくないが、まあ昔は保温機が無かったし、・・・そういえば、２０１５年の６月頃から精米の基準変わっていないだろうか？、レンジでチンがレンジ臭くて嫌いなので、１２時間以上保温しておくと、糠の臭いが凄いのだが？、ジャーを買い換えたり、品種、買う店、置き場所、水を変えたのだが、全くダメで、スグに保温を切ってしまっている、まあ、『オニギリ』のように冷や飯の方がグルタミン酸が出て、美味しいから好きなのだけれど、最近、コンビニでも穀物系が異常に増えたし、ＴＰＰ（成立見込み）で外国産米の基準に合わせているのかな？知らず知らずのうちに。まあ、２０１６年の米を見てみるか。どうしてもレンジ駄目なんだよ、なんか原子や分子がペチャンンコになったような圧縮された味のような気しない？、食べられなくはないんだけれどさ、なんか圧力鍋で、ダシや旨味が出切ってしまったような味。まあ、糠の臭さを取る技術が開発される事を期待するのと、輸入米の残留農薬の表示義務が撤廃されない事を祈りたい、あとＢＳＥも。）



ま、そんな事ないか。