今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

超お手軽ホタテのクリームシチュー

2015年11月16日 | 今日の料理
ベビーホタテが安く売っていたので、パンでも白米でもペンネでも合うシチューにした。

バターで炒めて


リッチに牛乳で煮込んで、


火を止めてルーを入れ(この後、煮込むし、一晩置くので染み込むから、少し薄味ぐらいで丁度良くなる)

弱中火~弱火の間→弱火にして

コショウでアクセントを付け、

5分ぐらいトロミがつくまで弱火で煮る。

今回は染み込ます、(+ホタテの旨味を染み出さす)為に、一晩置いた。

冬だし。

翌日、そのまま器に盛って、

粉チーズをかけ(手元が来るって?かけ過ぎた)

蓋をしてレンジでチン

美味いしいに決まっている。


何かグラタンッポイものを作りたくて、でもお腹にもたれなくて、そうだ、牛乳も期限が近付いているし、シチューにしようと、味噌汁と同じで単品が好きな自分は、素材を活かせたなと大満足。
味の原点は、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフで食べたクラムチャウダーだ。
友達の寮にエキストラ・ベッド入れて朝は学食とか食べていたんだが(それはそれで勉強になった、いろんな国の人が学びに来ているから、お粥から~パン・パスタまでいろいろあった事に驚き。いろんな国の文化や風習があるもんな。)
それか、ハード○ックカフェで巨大ステーキだったが、
やっぱ、フィッシャーマンズワーフ現地の海辺で食べるクラムチャウダーは美味いんだ。
(「サワードゥー・ブレッド」というボウル型のパンが超酸っぱかったけれど。なぜあんなに酸味が強い?これも文化の違いか?「Shitッ!!」)


具が単品でない時は野菜とかゴタゴタ入れた方が良いかも。
単品だから粉チーズが合う。





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ONE LOVE「ハギス」もどきで世界の料理が繋がってると実感。

2015年11月16日 | 今日の料理
伝統的なイギリス料理に「ハギス」というものがある。
羊などの動物の内臓を様々な香辛料やハーブとともに牛脂や胃袋に詰めて作り、好みでスコッチウイスキーを少量かけて食べる料理なんだが、

他人が失敗したタルトをなんとかしてくれと言う事で、見たら、練り過ぎて固くなり、焼いた時ピザやナンの硬いものや煎餅みたいになっていたので、どうしようかな?と考えていたら、
スーパーで半額の挽き肉と半額のシチュー等の煮込み用の牛肉超少量が売っていたので、これを買って、詰めようと思った。

その時に思い浮かんだのが「ハギス」だった。
残念ながらイギリスでは「ステーキ&キドニーパイ」しか食べて来なかったので、大人になってからハギスを知って日本で食べたんだけど、香辛料が効いていて、臓物系や挽き肉にはアリだな、理に適うと覚えていた。
流石に、牛脂や胃袋まで買って作ろうとは思わないので、

ふと、頭の中にたしか、中東の料理でこういうハギスに似た挽き肉料理があったなと、昔都内の中東料理の店で食べた(美味しいとか、美味しくないとか、高級とかではなく、学びに行く)料理にこんなのがあった気がした(世界の料理の本でみたのかな?)のを思い出して、
それって似ているから応用出来るかも?って思って、幸い自分で香辛料を調合してマサラを作っていた時の香辛料(カルダモン・クミン・クローブ・ブラックペッパー・その時作り過ぎて放置していたマサラ)が余っていたので、

なんとかやってみる事にした。
スパイスの調合って、①主成分(主体的に表現したいもの)+②同系色の補足(or強調とか前進)+③急カーブで真逆のパンチ(補足でどこまでもトンでってしまうモノをストップさせるブレーキの役目)でコントロールしていくのかなって気がして、そこに塩や辛味で味を付けていくというか、失敗やいろいろな経験からそんな気がした。

中東+スパイスということでインド=カレー=大航海時代のスパイス船=をイメージして頭から離れなかったので
カレーに使うチリパウダーが無かったので、輪切りの鷹の爪(だから種無し)をポロポロと7粒~10粒ぐらい油で辛味を抽出して、

そこに個人的に、アレンジして玉ねぎを長細く切り、フライパンで、ほぼアメ色になるまで炒め(途中から水を入れて、たまにかき回しながら、お茶を飲んだり、別の作業を進めていた)、だいたいアメ色に近くなってきたら(この後も肉を炒めるから、その分の火入れを差し引いた)
↑↓
肉に塩とホワイトペッパーで軽く下味を付けたものを投入し、

少し炒めたら、又水を少量入れて又少し放置(ゴメン、食材、料理ばかり作っている訳にはいかなくて、いろいろと他にもやる事があるから手が回らないんだ、シチュー用の硬い肉を煮る効果も必要だ)し、

7.8割火が通ったら、
香辛料を投入(自分でマサラを作った時に、スパイスを少しコントロール出来るようになったので、今回は、中東風=インドも含め=にクミン6:カルダモン3.5:クローブがちょっとツライ臭いなので、以前作ったマサラがクローブが強過ぎたのでそれを代わりにして0.5=カルダモンとブラックペッパーの比率も増える訳だ=でサクッ混ぜて、余っている水分で粉ッ気を溶かす感じの程度で、すぐに塩とブラックペッパーで最後の味を調える。

味見して美味しかったら(そのままガパオみたいに白米にかけて食べたかったぐらい美味しかったが我慢。)

その生地皿に入れて平均的にならす。

(生地皿に火が入り過ぎていなければ、一緒に入れてオーブンで焼いて一体感を求める所だが、悔しい事にこれ以上、オーブンで焼けば煎餅が本当に煎餅になる、古代ローマ以前のパンじゃないんだから。)
そして、このまま食べても良かったんだけれど、おそらくシツコイだろうし、日本人としてスコッチウイスキーは成功か失敗かも解らない料理(不味くは無いことは解っていたんだけど、イメージに本当に近付けられるか)に本格的な事をすると失敗の元だから、

そうだ、冷凍しておいた粉チーズを乗せようと

(家庭じゃ使い切れないから冷蔵だけよりこうしておくと少しは保存が効く。)
思った所から、ピザッぽくね?と思い、細かく切ったトマトを散らした

(トマトソースや摩り下ろしたトマトにしようか?迷ったのだが、ここはトマトの果実感と水気、酸味が必要だ、たしか中東料理でもこんな感じだったような、パプリカの写真の色がマブタの奥に焼き付いているのか?まあ、いい、野菜も摂れるし、当初の予定からはブレていない、英国のハギス発想から、中東料理、カレー、イタリアのピッツァの要素が少しづつ、ズッキーニを入れたら、美味しそうだけれど、ハギスの要素が今度は損なわれて完成後の軸がブレると、迷走し失敗の元だと、バランスを上手くSelf Control。)

チーズをハーフ&ハーフで散らして(チーズ無しの味も食べてみたいじゃない?)

日本の宅配ピザの重要な役割としてハーフ&ハーフという文化を拡げた事は凄く意義深い。
子供達にとってハーフ&ハーフは、涙が出る程、嬉しくて心ワクワクするものだ。
(うちは「ピザのチラシはあれは見るものだ」とマジで言われてきたので、友達の家でしか食べれなくて、自分でつくるようになったのだが、初任給で初めて食べたのも宅配ピザだったし、しかし間違って宅配ピザではなく、当時やっと広まり初めてきていた宅配ピッツァにしてしまい、そんな違いも解らなくて、少し何かが違うとガックリ、でも自分のお金で、好きなモノを好きなだけ食べてしまう事を覚えていたら身体を壊していただろうなと自分を省みる。)

生地皿をオーブンに入れられないので、レンジでチン(香りを飛ばしたくないから、温め時間を自分でセットして、トマトにやや半分火が通るぐらいで。翌日食べた時はいいやと普通に温めスタートに自動でしたけれど、美味しかった。)

完成。(もう少し火を入れてチーズを溶かしたいけれど、火を入れ過ぎるとスパイスの香りが飛ぶから)

美味い、間違いない。

今回、世界の料理は繋がっている事を強く実感した。
ボブマーレーの「ONE LOVE」で。「Let's♪↑ get♪↑ together♪↑~」

ああ、又、自由に書いてしまった。

ところで、イギリス料理のハギスは何処へ行ったんだ?
チーズではなくてレモンをかけて、カレーっぽさを減らし、オリーブオイルとレモンをかけるとスペイン料理っぽくなるか。

すこし、トルコ料理とかが世界3大料理として言われる事も実感、
きっと、その土地・その土地で獲れる食材を使い形を変えながら、料理って形を変えてハギスへと辿り着いて行ったんだろうな。

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アメリカンドッグなるもの。

2015年11月16日 | スイーツ
なんとなく冷めてもカリッとしているアメリカン・ドッグを作ってみた。

使ったウインナソーセージは、

コレと魚肉ソーセージ(なんか、アメリカンドッグは魚肉ソーセージも使うらしい。)

生地はワリとシッカリとした硬さだった。

・薄力粉100g
・片栗粉・・・全体の1/3ぐらい。
・ベーキングパウダー小袋
・砂糖大さじ2
・卵1
・牛乳大さじ3~4

薄力粉をふっておく。

ミニには爪楊枝・魚肉には半分に折った(切った)ワリバシ。

衣を付けるのが難しい。

ボールの縁で衣を切ってみた。


揚げる

注意が必要だ。(自分の場合、鍋の取っ手も左側に寄せて壁と接地させておく。)

油を切る。

揚げるとかなり膨らむ。

ミニ↓

魚肉↓

熱々のうちに食べれば良かったが・・・

生地が余ったので、粉を足して、ドーナツを作ってみる事にした。

これに粉を混ぜ、

一まとめにして(練るとコシが出てしまうので美味しくない)、

拡げる。

穴を空ける

こうやって空けるのか!!

揚げてドーナツへ

こんな感じへ

全部合わせて(言っとくが大皿のはミニだからね。)

北海道では、アメリカンドッグに粉砂糖をふるらしい。(「粉糖(砂糖)ですか?、ケチャップとマスタードですか?」と二捨択一とのこと。)

これが、べらぼうに合う。







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【グロ画像注意】すずきの白子とは!!

2015年11月16日 | 素材
すずきは夏の魚だ。
だからこそ、今、さばく練習には、もってこいだ。

【画像はグロ注意!!】

基本、豚の臓物とか、牛の内臓とかそういうものをずっとやってきたのだが、魚はあまり周りで教えてくれる人が居なかったので(カサゴの下処理ばかりやらされたり。)、自分でやってみる事にする。

自分のやり方が正しい訳ではないので、数をこなすことだ。

さあ、やるぞ!!

ウロコを取ったら・・・。

エラを取る、どれがエラだ?~

上手くいかなくて面倒だったらハサミを使っても。

肛門の所から腹側に少しづつ表向きに裂いて、苦玉を傷付けないように。

苦玉と共に臓物を取り出す。

うう~、グロイ

まあ、これを越えないと美味しいモノは食べられない。
腹ビレに添って、カマとか頭を落す。

無事、苦玉を壊さず、分解終了、白子は外して別に置いておき、内臓は捨てる。

白子の黄色い所は茹でた後、捨てないとニガイ!!。

その後、中にある白い浮き袋を切ってから、引き千切り、

骨の真ん中を切って、血を出してから、水道水とブラシや竹串・指でよく洗う。

そのまま使うのであればアクアパッツァなんかも良いんだが、やはり日本人なら刺身だろ、新鮮だもの。

少しづつ腹側、背側と刃を入れて、三枚におろし、

腹骨は先に、逆刃で目印を付けてから、

縦に入れてやや丸く切り取っていく。


骨抜きorサク取りして、小骨の部分を取り除く。

皮は、サンマとか、そういう小魚と一緒の剥ぎ方、何回かやると、しばらくやっていなくてもコツは身に付いている。(サンマバーベキューで何十匹と捌いていたから、自然と身体が覚えていた。)

刺身は半分にした上で、薄く削ぎ切りに、プリプリだ。(貧乏性なので骨に付いた部分もスプーンでこそげ取って、ネギトロみたいに)

そして白子は、ソテーしてバルサミコで食べようか迷ったが、とりあえずボイルして、冷水にさらし、水気を切って、醤油と酢を混ぜたモノで食す。
(甘いのが嫌いなので、三杯酢にはしなかった、ポン酢も市販のは増粘剤とか香料とか、保存料とか、色々入っているのを舌で感じると、薬品臭いので、避けている。普段食べていないと解るんだ、あと意識してみると解ると思う。)

二杯酢絶品でした!!、タラの白子なんてモンじゃない、レベルが違うって感じ!!


残ったアラは、

とりあえず、火を通して、

最初は、味噌味+カイワレ(ネギが無かったので)

やはりクサっても鯛、いや、スズキ

2回目はもう、カスになっているので、生姜をすり入れ、

(やはり生姜ぐらい入れないとクサイのよ。)

ザルで濾した後、


具無しの味噌汁に。


とにかくあと140本ぐらいやれば、早くさばけるようになるでしょう(手も切るだろうけれど)、そんなやっている時間無いか。。。



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ブロッコリーでラザニアを打ってみた。

2015年11月16日 | 素材
よく、ホウレンソのピュレで色を付けたパスタってあるじゃない?、で、シチューを作る時、やはりもっと野菜を食べようとブロッコリーもボイルして入れてみようとしていたんだけど(正確にはブロッコリーがそろそろヤバイなという感じだったから、シチューに入れようと思った。ルーが無かったので野菜と鳥肉を炒めた後に粉を振り入れるとダマになりにくいんだ。因みに今回も鳥の胸肉・・・モモだとラザニアでは水っぽいのとシツコイかな?って。)

ボイルしたブロッコリーをフードプロセッサーで粉々にして(勿論包丁で頑張っても良かったんだけど、時間かかるし)、水気を良く切り、

パスタを打つ時に最初から一緒に混ぜ込む。

ゴソゴソするかな~と思ったけれど、どうせシチューに入れて粉々にして食べるし、ま、いっかなーと思って、イチカバチカ、パスタにしてみた。

やはりホウレン草より水分が多いので(茎の中にボイルした時の水分が留まっている)、少し粉とか粘りには注意が必要だが、なんとか、パスタローラーで完成させた(あまり練れなかったけれどね、まあ、緑のモノであればなんとか出来てしまうんだという事が解った、以前鮭を練りこんでラビオリにした事があったし)。

日本人は野菜を素材として食べるが、外国人は野菜自体をソースとして風味を活かす事もある。

今回は250度で、湯銭しながら30分(本によって高温で15分とか240度で30分とかあるから、その時その時の温度で)。ボコボコしているのは穴じゃなくてブロッコリーのツブツブね。

層にもなって、まあ、まあ、なんとかラザニアが出来た(パリッとした所が美味しい)。ブロッコリーの風味はそんなしなかったな(多少はするけど、シチューとブロッコリー自体が合うから)、これなら野菜嫌いのお子さんでも?もしかしたら?。

やはり、器にバターを塗って、湯銭まですると、底が焦げ付いたり、くっ付いたりしないな。

洗う時、助かる。



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たこ焼き鍋

2015年11月16日 | 今日の料理
たこ焼き鍋を作った。
昔、何かの漫画か何かに出ていて、1度やってみたいなと思っていたら、
人が作った「たこ焼き」が、どうやらコネ過ぎたらしく、生地にグルテンが出過ぎて、モッチリ歯応えのある硬さで、こりゃ食えんとだいたいなんでも食べるがこれは流石にあまりにも無理と思って(ソースとマヨかけて食えんって相当だぜ?)、どうしようか?と冷蔵庫に3日ぐらい放置してあったのを、良い鰹出汁を作ったので、明石焼きを思い出して、そこからたこ焼き鍋を思い付いた。
皮が厚く硬いたこ焼きなら多少長く煮ても崩れる事はないと、で、ポン酢でいくか?、それとも出汁を活かして寄せ鍋風にしようか悩んだが初回だし、今回の良い出汁を活かして、酒と醤油と出汁だけで寄せ鍋風にして、硬いたこ焼きに出汁を染み込ませる事にした。

他の材料は~、冷凍庫を開けると半額の時に買った焼売と、大量に貰ったネギの青い部分が大量に(これで野菜も摂れる。)、卵を落としてしっかり煮ておでんの卵風のゆで卵じゃない風にし、大根を火が早く通るように薄く切って入れた。今、家にある材料だとこれが目一杯だ。
そして、予想通り案の定グツグツと煮ても壊れない。味は鰹出汁が良かったからか、どの素材を食べても尋常じゃなく美味かった。
たこ焼きは紅生姜がアクセントだったし、
安い焼売は出汁と旨味が対流し合って凄まじい美味しさになった。
ネギも青い所だから味負けしないし硬いから煮過ぎて丁度良いぐらいだし、
玉子は黄身が優しいし、
大根は染み込んで色々な味がするし、
全ての素材が活きている感じがした。
たこ焼きは出汁を多目にお椀によそって食べると明石焼きみたいで美味しい。
青海苔が入っていたら最強だっただろうか?それとも他の具材に風味が移ってしまっていただろうか?
少し悩むが。
感覚としては郷土地方にある「だんご汁」や「すいとん」「ほうとう」に近いだろうか?
とにかくこれは美味しかった。
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