今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

豚バラスライスで燻製ベーコンと、<オマケで>鶏肉のバーボンクリームソース。

2017年06月20日 | 素材
前にソミュール液(塩水に近いもの)で燻製を作ったので、今度はタマネギやニンニクなど香草類を入れたピックル液で燻製をしてみることにした。


肉をビニールへ入れ、

水の量を測り、

塩は4%~10%(この時は4にしたのかな?、覚えてないや笑)

粒胡椒とローレルと共に鍋にかける。

で、ピックル液の面白いところは火を止めてからバーボンやウイスキーを入れる事らしいので贅沢に竹鶴(頂き物)を使ってみる。

20分煮た後、火を止めウイスキーを30mlを入れると「ジュワ!!」って音がする
(そんな怖くない音)

ウイスキーの香りが立つので、そのまま冷ましておく。

<素材>

さて何を燻製しようかな?・・・と考えて、ベーコンってなんであんなに時間をかけてまで作らなければならないのだろう?塩辛いし!!って思って、
でもカルボナーラとか、パンチェッタでなければ必須になってくるし、、、(まあ鶏肉でもいいんだけれど・・・)と、ふと、豚バラ肉でやったら早いんじゃね?と、

安い豚バラ肉で即席ベーコンを作ってみる事にした。

<下ごしらえ>

漏斗でビニールへ入れた豚バラに冷めたピックル液を入れる。
(ジップッロックが無い時の為に、あえて安いビニール袋で作ってみる事にした)
写メを撮るのは、中々、難しい。

水で空気を抜く

こんな感じか。

で、皿かトレーに乗せて、一晩冷蔵庫へ

薄いから塩辛くなってしまうので、翌日には、少し切ってみて

レンジでチンし、塩加減を見る(普通は5日かかる訳っすよ)。

良い感じだね。=偶然、水で塩抜きもいらないベストな感じなので、このまま水を切って乾燥へ。


<乾燥>

さて、どうやって、乾燥させよう?全部並べる網の面積は無いな・・・
これ?↓いやいや、違うだろwww

多分、おそらくハンガーとかそういうのに新聞紙を敷いて垂らすのが正解なんだろうな。

で、結局、やっちまった!!

もう、表に干してしまえ!!
(夏場ではないし、日曜日だし人も通らんだろう、良い子はマネしないように!!

紙で水分を拭き取っておくと乾燥し易くて良い。

風が強かったので1時間半ぐらいだったかな・・・

表面が生ハムみたいになったら完成(このままで美味そうよ?)。

今回は、リンゴのチップで。

ベーコンなど油脂が出るモノはチップの上にアルミを更にもう1枚が鉄則。

こんな感じか?(後で解ったのだが、もっと重ねればよかったのかも)

煙が出たら弱火で20分~30分(してみた、多かったかな?でもナマ肉よりマシかな?と)

火を切ってボウルが冷めるまで10分放置して

開けようと思ったが、前回使った時にボウルの縁だけはよく洗っておかないないと、ヤニがくっ付いて開かなくなったりする事を知った!!
(ま、包丁で開くんだけれど、今度はその包丁を洗わないといけないので1手間増える訳で)


<洗浄>
燻製している間に、干し物の洗濯バサミを生肉を挟んだのでキレイにしようと、

ウイスキー(今回はアルコール度数40度以上のバーボン)で拭いてみる、が、なんか違う気がする(側面とか消毒出来ていないような・・・)。

う~ん・・・と、少し考え、そこで、カクテル等を作る時のメジャーカップにウイスキーを7~8分目まで入れ、
(コップでも良かっただけれど量を使いたくないので、お猪口でもいいか)

側面を何秒か浸していき消毒。

ま、これで大丈夫だろう。

<完成>
洗浄や片付けをしている間に、ベーコンが完成。

ちょっと火を入れ過ぎたか?
不安で最後、炙ってしまった

でも味は良かったよ。
・ジャーキーみたいになったのかな。
・上記にも書いたが、もし重ねたら中がよりシットリしたのかも。
・最後に炙らない事。
・水蒸気を逃してもいいなと。
・時間ももう少し改良の余地ありか、まあ、最初はこんなもんでしょ、出来るって解っただけ良いんじゃない?

☆沢山あっても余ってしまうし、ワリと短時間出来るなら、ベーコン嫌いだし、これも・・・ありかなって・・・。
正解は無いだろうし。

オマケ

洗浄で余ったウイスキーを捨てるのも勿体無いし(これだってお金だ)、かとって飲みたくもないし、どうしようかと


で、結局、スティルトンチーズの時に作ったソースの要領で、温めたフライパンにバターを溶かして、

塩胡椒した鶏肉ゴロゴロを炒め、同時にパスタを茹でて、

鶏肉にほぼ火が入ったらその使い道に困ったウイスキーでフランベし(強いアルコールが料理とは嫌なのでフランベした、火傷しないように)、牛乳(本来は生クリームだがこの為に買うのは良くないので牛乳で仕上げる)を加え、煮詰めて、
塩胡椒で味を整え、又、ホンの少し煮詰めて、

茹で上がったパスタと絡めて、あおり、鶏肉のバーボンクリームソースの完成。

ウイスキーソースは、本当はショートパスタや、サーモン系、又は豚肉でやるようだが、
鶏肉もアリかな?って。
(鳥だったらネーミング的にターキーにすれば良かったかな、でも料理には味的にマイルドな方が良いよな、日本人はカッコばかりを付けて強いウイスキーを飲む傾向が多いし)

実際、鶏肉でもアリだわ!!
シャレにならない美味しさだった。。。

(パスタ無しで)一品料理としてもイケる!!