今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

シーズニングの理解を深める

2017年08月23日 | グルメ
ジャークチキンを作った時のシーズニングを凍らせておいてそろそろ限度なのと、小さな海老が安かったので、いろいろ作ってみる事にした。

ジャーク・シュリンプ
海老類は背ワタがあったら取り出しておいて、

シーズニングの中に漬ける。
(肉類の場合はレモン等で洗ってから漬けるが、海老はオイルなどを塗るらしい、でもオイルを塗ると味が漬かりづらくないだろうか?、知らなかったのでやらなかったが)
作りたては味がしみ込み安いだろうが、このシーズニングは1度冷凍して香りも少し飛んでいるので

多少長めでも冷蔵庫で密閉して(←オールスパイスとクミンの香りが凄いから1晩漬けた
(シーズニングを乗せて焼くだけなら30分ぐらいでも良いらしい)

翌日シーズニングをよく落として

焼き鳥の様に串に刺し、

グリルで焼いてみた。
(フライパンやオーブンとも迷ったが、鉄板直は焦げ易いし、この為にオーブンってのもなんなのでので、BBQでも直火だろうし)

海鮮類を串に刺して焼くのは、何気に始めてかも
乾いたら裏返して、最後にもう1回表を焼いて完成)

調べるとご飯に添えるスタイルが多かったので、アジア人好みアレンジして急遽、目玉焼きを添えた(思い付いて4分ぐらいで作れたぜ←このスピードが経験になる)。

ジャーク自体が思っているより優しい味なんだ、ピクルスみたいなのが欲しくなるな。

途中から卵に絡めて、更にマイルドに(←アレンジだけれど)。

ジャーク鶏ミートボール(又はハンバーグ)>

まだシーズニングが余っていたので、鶏もも肉を挽いてツクネと同じ要領だけれど塩胡椒だけ結着剤になる分の塩分しか入れずタネを作り(前日についでに少量のタマネギもの微塵切りも炒めて冷ましておいた)、

シーズニングの器に入るだけの肉団子を作って、絡め、余分な分は「又何かに使おう」と取っておいて(味を付けたら冷凍すると足が早いので、なるべくしない)。

1晩漬けて。

今回は温めたフライパンにオイルを敷いて調理してみる。底を焦げないように瞬間焼き固めたら

蓋をして弱火で側面を固めながら火を通し、途中転がして完成させる。

上記とほぼ同じスタイルだが、ジャークチキンは生のタマネギと相性が尋常ではなく良いので瞬間濡らして水を切ったタマネギを少し散らす、もっと散らしてもサッパリして良かったかも(少し焦げた)。
アタック感が香りのイメージのワリに優しいから、ピリっとしたアクセントが必要なんだろうな
トマトも賽の目にしてみた(ハンバーグだったら自然なソースみたいなものか)。

豚肉専門のつくねや、皮無しソーセージ専門だが、今回のジャークシーズニングにはチキンの方が軽くて良いかな?って。
予想以上に軽かったのでパクパク食べられた。
(そんなに香りも強くないし)
こういうシシカバブやハンバーグ系でも良いのか。

調べると、他にタラや海鮮類なんかも出てきて、イカや貝類なんかも良いかもしれない。
(熱源に接する部分が焦げ易いが)

ジャークカレー

まだ余っているので、これ以上、ジャークなんちゃらは食べたくないから、クミンなど材料が殆ど印度カレーと一緒の為に、これ印度カレーに出来るんじゃね?って。
(肉を蒸した時に排出されて余っていた出し汁=ブロードも余っていたのでこれは作れると・・・)
※因みに、絶対合わせてはいけない組み合わせは鶏+牛、市販の合挽き肉に鶏+牛の組み合わせがほぼ無い事を見れば解るだろう。
(今回は鶏+豚と海老も少々の出し汁)。

鍋を温め(シーズニングも流石に少なくなってきたので。いつもより小さい鍋)、オイルを少し多めに敷いて、シーズニングを中弱火で炒める。
パウダースパイスが入っているので、焦げ易い為に注意が必要だ。
(ここでチリパウダーや唐辛子を入れると良いが、アレ、無いな・・・何処へいったんだ?)

※具として事前に鶏肉を切って塩胡椒で下味を付けておいて、皿に付着しているシーズニングを鶏肉でふき取ってまんべんなく使い切る。
(スパイスって高いから)

水分が無くなってルーみたいになってきたら、水やダシ汁を加える。

レモングラスやローレルなど好みの香草を入れ1度煮立てる。

鶏肉を入れ

上記、ジャークミートボールの時に使わなかった肉団子を入れ

1度煮立て

中弱火で20分ぐらい

その間にシンクをキレイにする(これは料理を作る以上、避けては通れない)。

丁度、17分ぐらいでキレイに(3分休憩)。

鍋の方を見て、油が浮いてきていたら、味をみて、塩胡椒と好みのスパイスで追いスパイスをし味を整える。
(カレー粉を入れてしまうと本当にカレーになってしまうので、なるべくならクミンだけとか)

あ、チリパウダーあったよ、なんでこんな所に・・・、急いで入れないと
後から入れると少し粉っぽくなるんだよなー

ジャークカレーだからやはり追いスパイスはオールスパイスと余って困っている自作のマサラをここぞとばかりに使ってしまおう(オールスパイスがクローブの香りも含むので、ワリとクローブを足しても壊す事が少ない)。

塩加減とスパイスの加減はご飯と合わせて丁度良くなる様に調整し完成。
因みに再沸騰させると調整して完成に持っていった味がボヤける仕組みが煮込み料理だと思う、昔、これで超苦労した・・・イジワルな人が居て「調理師免許持っているからきっとスゴイの作れますよね~」とか皆が見ていない陰で散々プレッシャーをかけられてハンパなモノは作れなかった、免許持っていたって経験を積まないと、やはり実戦が全てだし、寧ろプライベートで時間をかけて作りたくなかった、友達んちの台所に立っていないで、みんなと話していたかったのにな~)

味は普通のカレーとは表情が又違うけれど、土俗的な荒々しい感じの中に、鶏の軽さが楽しいアクセントになって、ジャークとはいえ、あくまでカレーなので当然ご飯とも合う!!

クミンってどうやって世界中に伝わったのだろう・・・大航海時代のイギリスだろうか?
ジャークシーズニングに何を入れるか?の正確な定義は無いので、何がなんでも絶対にクミンを使わなくても良いのかもしれないが、基本のレシピなのか?クミンを使っているレシピが多かったから、そのまま印度カレーにもスライド出来たし・・・)

そういう事を考えさせられた。

少しは自分の中でシーズニングについて造詣を深められただろうか?

付け合せも含め、しみ込ませる水分もタマネギがポイントだというのは前回のジャークチキンの時から含め、なんとなく今回ハッキリと掴めた気がする。

・スパイスの香りが材料の個性に勝つので腐敗しない限りは、使い回しが効く気がするのも面白かった。
ジャマイカとかでは毎食食べるのに1回1回使っては捨てていたらスパイス代が洒落にならないものな。
現地や古来ではそんな風だったのではないか?と時代や時間を越えて想像をめぐらせてみた。

喫茶店風のコーヒー?

2017年08月23日 | 飲み物
最近よく行く喫茶店で暑さに負けてアイスコーヒーを飲んでいるのだが
(今までは夏でもホットだったのだが・・・)
持ち帰り用の容器が気になったので一応洗って拭いて乾かし、

冷凍しておいた氷を沢山入れ、

コーヒーを濃い目に煎れて

中ぐらいの速度でカップに入れ、てかき回し、

蓋をして家でもこぼれないアイスコーヒーの完成。

本を片手に足元が暗い階段もこれならなんとか。

別の部屋でも(一応)木のコースターを敷いて、マイルス(気が向けば「ジャックジョンソン」)やリーモーガンの「アイ・リメンバー・クリフォード」やソニークラークの「朝日の様にさわやかに」でも流しながら、古い文学でも読めばカフェというか喫茶店気分?

結局、久しぶりにスティーヴ・ヴァイをずっと流していたが・・・
サンタナがツェッペリンをカバーしたものにしようか、迷ったんだ。

※氷をもっと大量に入れ、コーヒーをもっと減らして濃くすると良かったみたい。
氷7.8:濃いコーヒー2ぐらいの割り合い
(プラスチックだから熱いのは溶けてしまうので入れられなくて、どうしても氷が先になってしまうのは致し方ないか。。。)



ホワイトチョコ味の「たべっこ水族館」!!!。

2017年08月23日 | スイーツ
以前、「いろいろなもの2」で紹介した、たべっこ水族館ホワイトチョコ味が、あまりにも美味しいので改めて記事に!!
そのぐらい食べると止まらなくなる美味しさ!!
(チョコとか甘いものがそんなに得意ではない自分が、美味しいというのだから万人向けにオススメ出来るのではないかな?と思う、)

改めて校正し直すが、ホワイトチョコを勉強してみると・・・、

ホワイトチョコレートとは・・・主成分はカカオからはカカオマスというカカオの胚乳の部分を固めたモノ(←黒色)と、
油脂成分(←これがカカオバター=ココアバターと同義で白色)が取れるわけだが、
この白いココアバター(カカオバター)のみを使用している為に色が白色となり、


更にチョコレートに精製する時に、このココアバターから上記の褐色部分(カカオマス)でもある苦味を除去して製造されるていることで甘味も引き立ち、加えてココアアバターの風味が強いのでよりミルキーになるとのこと。

つまりミルクチョコレートとは、又、違うようだ。

「たべっ子どうぶつ」のバター風味が、そのミルキーさと相まって、風味が格段に上がる!!

本当に「じゃ○りこ」並に手が止まらなくなった、別にギンビスの社員でも関係者でもないけれど、マジ凄いぞ?、これ!!

ホワイトチョコではなく普通のチョコレートを使った「たべっ子水族館」から、その後、まさか味での変化球を投げてくるとは・・・夢にも思わなかった。
(アイデアだけでなく味の質に、意地を感じたね!!、脱帽、味で驚かされたなぁ~)

今回は溶けなくて手が汚れないし。

スゴイお菓子だ。