今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

豆花(ドウホウ・トウホウ)をイギリス風に?と劉安の勉強を少し。

2017年08月08日 | スイーツ
台湾スイーツの豆花を自分で作ってみた。

お湯でゼラチンを溶いておき(分量は仕様書の分量による!!)、

豆乳を規定の分量量り、

30度~40度に温める。

器にあけて

溶かしたゼラチンを加え

荒熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

ゼラチンを入れていてた器はお湯で洗うと溶けるので洗い易い。

冷えて固まったら完成。

杏仁豆腐みたいだ!!

このままでは味が無いので、

①本来フルーツやフルーツを煮た物を乗せるのだが、急には無いので、イギリス料理好きの自分はリンゴを煮て冷まし、

りんごシロップと共にかけて食べたら美味しい~、優しいのなんのって。

シナモンをかけて更にイギリス風に?。

豆乳というところが、サッパリして杏仁豆腐よりも好きかもしれない。
(添加物も入っていないし)

※しかもこの豆花は本来使われている「石膏(硫酸カルシウム)」や「かん水」などの凝固剤を一切使っていないので凝固剤を使う場合のザラザラ感も無くツルンとして身体にも優しい

②本来は、黒蜜をかけるのだが、無いので(この為に黒蜜を買っても余るだけなので)非常に黒蜜に近いと言われるイギリスのゴールデンシロップを!!

お、これは少し味が強いな。


③きな粉と黒蜜ならぬゴールデンシロップ

ジャーサラダの様にダバーッて器にあけて(←ちょっとしたお土産に便利、但しナマモノなので衛生状態に気を付けてね!!)

おお~、これは面白い。

山梨の信玄餅のもっと、冷やツルっと版(←なんじゃそれ?)みたいな感じか。

劉安について

・前漢時代の皇族学者でもある劉安という人が開発したらしい(反乱を起こして処刑・・・何か理想があったのだろうな、そんな気がする)。

「一人が道を得れば、鳥も犬も天に昇る」という諺が有名で、現在では「一族の1人が出世をすれば、能力の無い親戚や側近などの地位も上がる」という意味で使われるが(←非常に中国らしいというか・・・なんというか、こうあって欲しくないよな)、確か六韜・三略のどちらかだっかに「天子が(正しい)道を行えば、自ずと天下万民が安泰」という教えがあった気がする、本質はそういう意味だったんじゃないかな~って。
上には正しい道を行って欲しい。





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オールスパイスとジャークチキン。

2017年08月08日 | 素材
イギリス菓子でも良く使われるオールスパイスが安く手に入った。

クローブ・ナツメグ・シナモン(←全部自分の嫌いな香りだ)の香りを持つというジャマイカ産のオールスパイスだがこういう味なのか、クローブ・ナツメグ・シナモンの香りは小さめでそこにミントの様な爽やかさがプラスされている

でもこのままだと苦手かも。

防ばい剤・防かび剤(ポストハーベストの日本名)を使っていない檸檬

一応、塩を使ってワックスも洗い落として。

一応ね。

肉4枚分にフォークで穴をあけ

レモンにフォークを突き刺して回すと果汁が出し易い

果汁が抜けると軟らかくなるので、適度な所で手絞りに変え、肉を洗う作業。

搾ったレモンはフォークが肉を刺したものなら後日加熱して何かに使うが、そうでなければそのまま何かに使えそうなので冷凍しておく。

間違って肉のフォークで刺してしまったから加熱だな、何に使おうか。。。

タマネギ1個分(これは大きいので半分に加減)

・タマネギ
・オールスパイス(大さじ1)
・クミン(大さじ1)
・シナモン(大さじ1)
・タイム(1つまみ)
・赤唐辛子1本半(種は抜いた)
・砂糖(大さじ1)
・粒胡椒(←無いので普通の胡椒を少し多めに)
・塩(小さじ1・・・塩だけ強いので小さじ、ジャークチキンはあまり塩気を強くしない、日本が塩気が強いのかも?、だんだん、そんな気がしてきた)
・オリーブ油(大さじ4)
・小ネギ(大さじ2)

(※スゴイ、粒胡椒以外は全部揃っていた、粒胡椒もあったのだがミルで挽ききれなかった)

フードプロセッサーでペーストに。

それを肉に揉み込む(揉み込む前にペースト自体の味をみてみたが、カレーっぽいけれどもっと心優しい楽しい味っていうか、上手く言えないがオロロって感じ?、悪くないタマネギでペーストにするという料理方法が面白い

ラップをして冷蔵庫で6時間~1晩寝かす

翌日、ジャガイモの皮を向いて切っておき、

オーブンを温めたら、クッキングペーパーが無いのでオーブン皿に油を塗って代用

水を切ったジャガイモと肉を1枚づつ乗せて
※実はチキンだけでなくポークも漬けボウルを分けて作っていた(鳥もも肉2枚・豚肩ロース肉2枚)

200度で30分タイマーセット

もう1個(豚)はグリルで(肉の西京味噌漬けを思い出した、やっていることは西京味噌漬けと同じなんじゃね?って)。

もう1枚(鳥)はフライパンを温め油をしいて

じゃがいもと共に

ある程度強火で表面をカリっと焼いたら蓋をして

弱火でオーブンと同じ状態で蒸し焼き、さてどの方法が美味しいか?

余ったペーストは

集めて密閉をし

庫へ入れてみた(どうなるか)。

スパイス高いんだもの、捨てるなんて勿体無い、海老でジャーク海老や(海鮮類も良いな)、ハンバーグに入れて使えるらしい。

串を刺してみて透明な液が出てきたらOKだとローストビーフなんかではそうだよな。

グリルは焦げ易い&後片付けが・・・
(少し余熱で火が入るし、先ずは安全第1を)

全種類完成、オーブンのジャガイモはもう少し薄目にしないと火が甘かったので後で10分オーブンで焼きを足した・・・そうかなとは思ったけれど身体が勝手に動いていてもう立ち止まれなくて。
この大きさのジャガイモだとイギリス料理のローストチキンなどでは40分~45分なんだ、途中でジャガイモをひっくり返しても良いかも

フライパンのチキンはまあまあかな(速いし)、グリルの豚は加熱時間が1番早いが焦げ易いし少しボヤっとした様な野暮ったさが、これもまあまあ手作りの域は超えていないか。

オーブンは尋常じゃなく美味しい。これだ!!
(塩味は日本人には薄め、まあ身体には良いのだろうが、肴はともかく世界中で普通の食事はこのぐらいの塩加減だよな

ジャガイモの美味しさも手が止まらなくなる

オマケ~焦げ付いたオーブン皿

鉄板は油を敷いたとはいえ当然焦げ付いているが、

イギリス料理のグレービーソースを作る要領で、ガス台で小麦粉を炒め、全体に広げ、

お湯を貼って沸かし、

鉄のフライ返しなどでこそげ取ると、

あら、スグきれいに。

洗い流して終わり。

オマケ2

丁度、お台場でジャマイカフェスが開催されていたので、

暑い中、頑張って足を伸ばし、

本物のジャークチキンで自分の味を確認してみた(順序が逆だが)

なるほど、その家庭によって味のイメージが少しづつ違うわけね・・・でも基本は自分が作ったのも同じ系列だわ、大丈夫OKだ!!
(↑赤くて辛いソースをかけていた所もあった、焼き鳥台や開閉式のBBQで焼くのが多かったのでグリルみたいなものか)

タマネギが尋常ではなく合う!!

オマケ3

自分の作ったジャークチキンも美味しかったが(まあ多分、合格)当然全部食べきれないので(全部食べると命に関わりそうで)、少しづつコールドミートのサンドイッチに。

キューバサンドみたい。上記で勉強した様にタマネギとの相性が尋常ではなく良い。
マヨネーズで味を付ける感じ。

外国の味はマイルドりーな感じなんだよね。

※今回の収穫はたまねぎペーストに漬け込む事だな。

※ショウガやニンニクを入れて、スパイスを減らすレシピもあるのでいつかやってみよう。



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海鮮翡翠坦々麺と自家製ラー油。

2017年08月08日 | グルメ
前回翡翠餃子を作って余った生地に少し塩を足して、こねておく。

塩は入れ過ぎない様に!!

自家製ラー油

唐辛子をきざんで(本当は一味で作るのだが無いので、唐辛子を刻んで辛さが抽出できないかな?などと考えて少しだけ種を入れてみた)、

更にチリパウダーでも混ぜてペースト状になるぐらいの水の量で溶いて5分ぐらいおく

縁の深い鍋か何かに胡麻油を熱して(火事に注意、火を点ける時はフライパンを火が届かない位置まで持ち上げる事。とにかく料理は火を切ればそこでほぼSAVE出来る、火事になるよりマシと心掛けよう

先ほどのペーストを入れて(水がはねるので硬いペーストにしておく理由、怖いなら火を切って!!火傷や火事よりマシ!!・・・自分の身は自分で守ること!!)

弱火で辛しと油が分離してきたら

器に流し入れて、

冷めて少し時間が経つと香りが漂ってくると完成。

肉味噌の挽肉が無いのでアサリで代用

冷凍アサリ(海老・イカなど海鮮類も面白いだろう)を戻しておいて。

サラダ油を温め、

具(今回はアサリ)を投入

醤油で塩気と、紹興酒が無いので杏酒で代用し味を付け(別にタレを作るから薄目にね!)。
(紹興酒って苦くね?、かなり良いのを上司に「これスゴイんだぞ」と薦められて勉強の為に若い頃飲んだが、でもやっぱ苦くね?、砂糖を入れてもちょっとダメで・・・体質もあるんだろうか・・・泡盛の方が良いや)

とりあえず肉味噌じゃなかったアサリ味噌の完成。

放置しておく。

>・・・湯を沸かしておく。

先ほどの塩を練り込んだ生地を

拡げて

上下を切らないように間だけ包丁を入れ、

1本1本捻じ曲げて

5本ぐらいを切り離したら

両端を持って

遠心力で両側に引っ張るように伸ばしていく(最初は切れる)

最後に端を切り離す。

他の生地もこれを繰り返す。

1本だと簡単なんだけれどな。どこまでも伸びる。

結局、面倒になったので製麺機で。

ラクだ、そして美味そう!!

少し違うかな(長さが全然違う)。




麺がくっつき易いので(片栗粉やタピオカ粉をまぶすしてからめるとくっつくないが)打ち立てはすぐに茹でて、

先程の自家製ラー油を丼に入れ、同量の醤油と茹で汁

すり胡麻(多目)・煎りゴマを入れ、かき混ぜてタレを作る。

麺がすぐに茹で上がる(浮いてきて瞬間透明になったら)ので湯をきって、
(自分は箸で麺を切ってしまうことが嫌なのでザルを使った、パスタ上げとかあれば良いかも)

丼に入れ(ちょっと麺が多かったかな?、ま、余りものの生地だからな)、

先ほどのアサリを乗せ、細ネギでもかけて、

混ぜて食べる。

本当の坦々麺はスープが少ないらしい、台湾まぜそばに近いのかもしれないが、花椒が大嫌いな自分は(←唯一、食べたくないのが花椒かもしれない、舌が痺れる感じがイヤだ)、胡麻の風味がするこっちの方が良い。

辛いのが苦手でも本当に美味しい!!

翡翠って楽しいよな~、野菜も摂れる気がするし(栄養価は少し飛んでいるかもしれないが)。

ホウレンソウ臭くは一切無い、胡麻とラー油の胡麻油が勝つ。




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