ガルショークを作った時のサワークリームが偶然あったのと・・・
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ピッツアに使ったトマトソースと、肉類をボイルしたスープ(出汁)が余っていたので、スープを一晩冷蔵庫で冷やして上のラード部分だけ取り去ってしまい、
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ラードは冷蔵庫へしまって「別の何か」に使うとして
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昔の給食で出てきたようなボルシチを作ろうと思って、でも一応本格的なボルシチも調べていたら、
ボルシチってそういえば本当はビーツを使って色や風味付けをしていくのな、
当時の日本も含め、中国から下の圏内だとデーツがあまり手に入らなかったので、トマトで代用してボルシチとしていたという事を改めて知った。
(給食であんなギラギラした色のデーツは子供だとドン引く可能性があるから、なんとなく解かってはいたのだが・・・)
日本のボルシチは、カレーで有名な新宿中村屋が出したボルシチ風スープから拡まったらしい。
自分の中の普段使いのボルシチも、あの給食で出てきたトマトスープみたいなボルシチだ。
勿論、ロシア料理店で食べるボルシチはもう、別物として捉えている(ぐらい優しくて美味しいし、高いし・・・←民の目線は忘れないっ!!、←実際に庶民だし!!)。
ボルシチは、日本でいう所の味噌汁みたいなものなので、その家庭によって入れるモノが違っていて、絶対こう!!って決まっているモノでもないらしいし、家にあった材料で。
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・人参 ← 昔の給食では角切り
・玉ねぎ ← まあ多少存在感があるように
・キャベツ ← これも、まあ多少存在感があるように
・ニンニク(←芯は取った)
※普通は肉類(←牛豚鶏ラムやスジ肉、ほぼなんでも好みで)を茹でて、その出汁も使うが、今回は初めからスープにラードになりきらなかった油脂分や旨味成分が入っているので肉類は無し!!
(実際、肉類を入れないで野菜だけの人も居るらしい=魚介類だったらブイヤベースだな・・・=)
冷えたスープ(出し汁)を温める間、鍋に油をしいて玉ねぎを丁寧に炒める(水炒めOK!!)。
※この時点で、ニンニクをきざんで炒める人も居るが今回の私は後入れ方式を選択。
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やや飴色になってきたら人参を投入し炒めて
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キャベツを炒め(結構縮む)
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スープを入れて
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出汁が濃過ぎたり水分が足りなければ水を足す
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蒸発する分も計算して適度に
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温めて灰汁をすくう(流石に、あれだけラードですくってしまうと、あまり出てこない)
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弱火にし、(芯を抜く為に半分にしてあるので)軽く潰したニンニクと月桂樹の葉を投入。
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本当はここでトマト系も入れるが、今回はトマトソースに塩気を付けてあるので、1度このまま5分煮てから
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トマトソースと、砂糖(←砂糖を使うのか中華みたいだな・・・)、塩、胡椒で超薄い下味を付ける。
(トマトソースに味が付いているのと、煮詰まって塩気が濃くなるので、最後に味付けをするから、この段階では薄く!!)
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ケチャップも入れるらしい・・・へぇ~
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鍋内の側面を濡れたキッチンペーパーの端切れで拭いて
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弱火で5分~10分ぐらい煮込む。
(その間に別の事や、洗い物とかも終わらせられる)
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煮ている間に「スメタナ」という、日本で作れる近いモノをプレーンヨーグルトとサワークリームを混ぜて作る。
(乳酸菌を使わない発酵食品で、蓋の上部に空気穴を開けて涼しい国で流通させるので、暑い国だと超キケンだから=←まあ、位置的に当然だわな・・・=、食品衛生上、日本では「スメタナ」は流通しておらず、クロテッドクリームも作っているナカワザ乳業が「じゃあうちが」と日本でサワークリームを開発し発売してくれている)
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※勿論サワークリームだけでも代用出来るし、サワークリームも作れるらしいのだが今回は偶然家にあったので。
※寧ろ、無くても我慢出来る・・・←あまり生活レベルを上げると落とせなくなるので。
最後に塩・コショウで味を整えて完成。
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(ほぼ塩だけで良かった感じ、とにかく余熱でも塩気って強くなるし、ある程度、少し足りないかな?ぐらいが、食べる時に具にも塩気が浸み込んで丁度良くなる、味が足りなければ、英国料理みたいに食べる各人がテーブルの塩コショウで各自味を付ければモメない)
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老舗ロシア料理店の塩加減を覚えて、なるべくそれに沿っていたので(材料も違うし全く同じは無理だけれど、同じ系統には出来るハズ)、入れなくても大丈夫だったけれど。
贅沢にスメタナもどき(?)を沢山入れてしまった・・・
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そのまま食べると元がオリーブオイルなので僅かにうっすらイタリアンを彷彿させる時もあるが(ほぼ大丈夫、そのままでも、それなりに美味しいし)
スメタナもどきを溶かしながら食べると、コクが出て、なんてマイルドなんだ・・・
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このスメタナを溶かして食べる事も想定して、塩加減を少なくしておく=酸味は塩気の代用になりうる。
優しくて、美味しかった!!
(いつものなんちゃって適当ボルシチとは一線を画している)
本来、ドイツパンのような黒パンをトーストして少量添えるが無かったので、ロシア料理では欠かせないとも言われるジャガイモを添えてみた。
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家によってはジャガイモをボルシチに入れるレシピもあるが、私はトマトの酸味がジャガイモに浸み込むのが少し苦手で今回は入れない事にした。
(ジャガイモを入れるレシピでもこだわっている人はジャガイモは1度水に浸してドロリとする澱粉を抜き、最後に入れて煮崩れさせないように気を遣うというし・・・)
他に
・ビネガーやレモンをケチャップの段階で入れる(ケチャップに酸味があったので今回は飛ばした)
・最後にディルの葉をかける。
等、各家庭の数だけレシピがあると思って気楽に自由な気持ちで試していってもいいのではないだろうか?
(最初から100%を目指さず味を濃くし過ぎなければ、修正が効くし、ある程度の食べられるラインは守れる)
因みにビーツを使って本格的にボルシチを作る時、茹でたビーツをまな板の上で切る時は、まな板の上にラップを敷いて切らないと、まな板に赤い色が附着するらしい。
安易に作ろうとして、ボルシチについて結構勉強する事が出来た。
(なんていうかユーラシア大陸にまたがっているだけあって、東西の多くの人々に万人受けする味付け~って感じ・・・ただ蕎麦アレルギーの人は偶に使ってあるので要注意!!)
ロシア料理も面白いな・・・
「オマケ」
次からはレンチンでも。
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本来ドイツ系の黒パンを添えるのだが、無いので普通の食パンで(トーストしてみた)。
私は浸して食べるよりも、交互に食べた方がホッとするというか。
スメタナに砂糖を入れると、ホッとするデザートになる。
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素朴なのにコクがあって良い。
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ピッツアに使ったトマトソースと、肉類をボイルしたスープ(出汁)が余っていたので、スープを一晩冷蔵庫で冷やして上のラード部分だけ取り去ってしまい、
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ラードは冷蔵庫へしまって「別の何か」に使うとして
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昔の給食で出てきたようなボルシチを作ろうと思って、でも一応本格的なボルシチも調べていたら、
ボルシチってそういえば本当はビーツを使って色や風味付けをしていくのな、
当時の日本も含め、中国から下の圏内だとデーツがあまり手に入らなかったので、トマトで代用してボルシチとしていたという事を改めて知った。
(給食であんなギラギラした色のデーツは子供だとドン引く可能性があるから、なんとなく解かってはいたのだが・・・)
日本のボルシチは、カレーで有名な新宿中村屋が出したボルシチ風スープから拡まったらしい。
自分の中の普段使いのボルシチも、あの給食で出てきたトマトスープみたいなボルシチだ。
勿論、ロシア料理店で食べるボルシチはもう、別物として捉えている(ぐらい優しくて美味しいし、高いし・・・←民の目線は忘れないっ!!、←実際に庶民だし!!)。
ボルシチは、日本でいう所の味噌汁みたいなものなので、その家庭によって入れるモノが違っていて、絶対こう!!って決まっているモノでもないらしいし、家にあった材料で。
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・人参 ← 昔の給食では角切り
・玉ねぎ ← まあ多少存在感があるように
・キャベツ ← これも、まあ多少存在感があるように
・ニンニク(←芯は取った)
※普通は肉類(←牛豚鶏ラムやスジ肉、ほぼなんでも好みで)を茹でて、その出汁も使うが、今回は初めからスープにラードになりきらなかった油脂分や旨味成分が入っているので肉類は無し!!
(実際、肉類を入れないで野菜だけの人も居るらしい=魚介類だったらブイヤベースだな・・・=)
冷えたスープ(出し汁)を温める間、鍋に油をしいて玉ねぎを丁寧に炒める(水炒めOK!!)。
※この時点で、ニンニクをきざんで炒める人も居るが今回の私は後入れ方式を選択。
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やや飴色になってきたら人参を投入し炒めて
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キャベツを炒め(結構縮む)
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スープを入れて
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出汁が濃過ぎたり水分が足りなければ水を足す
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温めて灰汁をすくう(流石に、あれだけラードですくってしまうと、あまり出てこない)
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弱火にし、(芯を抜く為に半分にしてあるので)軽く潰したニンニクと月桂樹の葉を投入。
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本当はここでトマト系も入れるが、今回はトマトソースに塩気を付けてあるので、1度このまま5分煮てから
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トマトソースと、砂糖(←砂糖を使うのか中華みたいだな・・・)、塩、胡椒で超薄い下味を付ける。
(トマトソースに味が付いているのと、煮詰まって塩気が濃くなるので、最後に味付けをするから、この段階では薄く!!)
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ケチャップも入れるらしい・・・へぇ~
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鍋内の側面を濡れたキッチンペーパーの端切れで拭いて
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弱火で5分~10分ぐらい煮込む。
(その間に別の事や、洗い物とかも終わらせられる)
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煮ている間に「スメタナ」という、日本で作れる近いモノをプレーンヨーグルトとサワークリームを混ぜて作る。
(乳酸菌を使わない発酵食品で、蓋の上部に空気穴を開けて涼しい国で流通させるので、暑い国だと超キケンだから=←まあ、位置的に当然だわな・・・=、食品衛生上、日本では「スメタナ」は流通しておらず、クロテッドクリームも作っているナカワザ乳業が「じゃあうちが」と日本でサワークリームを開発し発売してくれている)
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※勿論サワークリームだけでも代用出来るし、サワークリームも作れるらしいのだが今回は偶然家にあったので。
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最後に塩・コショウで味を整えて完成。
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老舗ロシア料理店の塩加減を覚えて、なるべくそれに沿っていたので(材料も違うし全く同じは無理だけれど、同じ系統には出来るハズ)、入れなくても大丈夫だったけれど。
贅沢にスメタナもどき(?)を沢山入れてしまった・・・
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そのまま食べると元がオリーブオイルなので僅かにうっすらイタリアンを彷彿させる時もあるが(ほぼ大丈夫、そのままでも、それなりに美味しいし)
スメタナもどきを溶かしながら食べると、コクが出て、なんてマイルドなんだ・・・
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このスメタナを溶かして食べる事も想定して、塩加減を少なくしておく=酸味は塩気の代用になりうる。
優しくて、美味しかった!!
(いつものなんちゃって適当ボルシチとは一線を画している)
本来、ドイツパンのような黒パンをトーストして少量添えるが無かったので、ロシア料理では欠かせないとも言われるジャガイモを添えてみた。
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家によってはジャガイモをボルシチに入れるレシピもあるが、私はトマトの酸味がジャガイモに浸み込むのが少し苦手で今回は入れない事にした。
(ジャガイモを入れるレシピでもこだわっている人はジャガイモは1度水に浸してドロリとする澱粉を抜き、最後に入れて煮崩れさせないように気を遣うというし・・・)
他に
・ビネガーやレモンをケチャップの段階で入れる(ケチャップに酸味があったので今回は飛ばした)
・最後にディルの葉をかける。
等、各家庭の数だけレシピがあると思って気楽に自由な気持ちで試していってもいいのではないだろうか?
(最初から100%を目指さず味を濃くし過ぎなければ、修正が効くし、ある程度の食べられるラインは守れる)
因みにビーツを使って本格的にボルシチを作る時、茹でたビーツをまな板の上で切る時は、まな板の上にラップを敷いて切らないと、まな板に赤い色が附着するらしい。
安易に作ろうとして、ボルシチについて結構勉強する事が出来た。
(なんていうかユーラシア大陸にまたがっているだけあって、東西の多くの人々に万人受けする味付け~って感じ・・・ただ蕎麦アレルギーの人は偶に使ってあるので要注意!!)
ロシア料理も面白いな・・・
「オマケ」
次からはレンチンでも。
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本来ドイツ系の黒パンを添えるのだが、無いので普通の食パンで(トーストしてみた)。
私は浸して食べるよりも、交互に食べた方がホッとするというか。
スメタナに砂糖を入れると、ホッとするデザートになる。
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素朴なのにコクがあって良い。