今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

先にキノコ類を煮て取り出す味噌煮。

2021年08月30日 | 素材
煮物をしている時はネットをしないって決めておいたんだった・・・
(もしくはタイマーや目覚まし時計をかける)

以前、魚を煮る時に後からキノコ等の野菜類を追加する「やり方」を学んだことがあったが、
今回、様々な魚の味噌煮に、キノコでは全く合わない事もないが出来れば醤油味で煮たキノコ類の方がいいなーって考え、
『敢えて逆に』最初の頃にキノコも入れて煮ていき、

キノコに味が浸みたら先にキノコだけ取り出す事を試みた。
(これぞコペルニクス的転回!!

で、その後、味噌を足す(アクロバチックな方法・・・)。
(昨年、長年やらずに放置してきたお祖母ちゃんの遺品の片付けで半世紀前の端切れを超大量に動かした影響で、去年初めて味噌を失敗してしまったので、新しいのが出来るまで市販のでもたす・・・出汁の旨味で塩気を摂取し過ぎないようにする昔の人の知恵には「味噌を大量に買う家は倉が立たない」なんて古語もあるぐらいだしま、それは言い過ぎだが、本質を知るのに「比較対象が必要」というか違いを知る事も時には大切なのかなって、因みに市販の混ぜ物が無いやや高いものはチーズみたいにコクがあって美味しかった・手作りは香り勝負ってイメージだが市販のはコクや旨味とかが追加される感じかな?)

何も器を1つにする必要は無かったかもしれないが、押さないのでついカレーみたいにワンプレートにしてしまった・・・
(醤油代わりにしたりする昆布の煮物と、出汁は何に使おうかな・・・北大路魯山人の湯豆腐それとも偶には酢飯を昆布出汁から炊くVer.で試してみようかな・・・いや、そこまではしなくていいか・・・)

粗熱を取って冷蔵庫に保存し、数日分の食事に回す。

魚を煮ておくと、「今日何にしようかな」って考えなくて済む(時があるので本当に疲れ切っている時はラク)。
青魚はDHAも摂取出来るし、和食は何よりも洗い物がラクだし・・・
(特殊な国の料理を除いて、和食の次に洗い物がラクなのは日本の家庭のイタリアンな気がする)



失敗をしたパン&ベジタブルソースのピッツア

2021年08月30日 | グルメ
(失敗をした理由から観える事もあるし、自身に身に付く事もあるから隠さず)失敗も出す事にしている。

①『失敗をしたパン』

失敗をした今回の配合は、
(やはりピッツアに取り分けるので、バター系を入れずオリーブオイルで限りなくリーンにするから、普通のとは配合が違うよね・・・)

ちょっと外に行く用事があったので、以前低温熟成でコントロールを出来た如く、野菜室に入れておこうと思ったのだが、
湿度と温度の関係で一気に発酵が進んでしまったので、発酵をコントロール出来ずに焼くしか無いかと。
キツク密閉をして空気を遮断しておけば又違ったのかも、もしくはピッツア生地みたいに冷凍・・・)

今回均等な厚みで巻かなかったので、発酵が偏ってしまい片方だけ山が大きくなった・・・

シマッタ、塗る牛乳を残しておかなかった(←今日ボロボロだな・・・)、仕方ない、フォカッチャみたいにオリーブオイルを塗ろう。

今回は10度ぐらい温度を下げてみようかな
200度で30分(やはり210度にすべきだったか)・・・

15分経った頃片方だけ焦げそうだったので仕方なくアルミホイルで

片方にかけて

で、途中からアルミホイルを全体に。

出来上がって、さあ!!って時に、型に引っ付いて出てこなかった!!
うわ~、失敗!!

パンや製菓で失敗をするとダメージがデカイ。
漬けて湿らせておいて(傷が付かないように)指の腹で落とし、メンテナンスを・・・
湯で油を浮かす
空焼き
油を塗るor塗らない
調べたら様々なやり方があると解かった!!

パンの味自体は前回よりは格段に美味しいのだが。。。
それにしてもダメージがデカイ!!

今回パンが型にくっ付いてしまった理由を製パン辞典みたいなのを読んで調べた所
湿度が高い
2次発酵(最終発酵)が長過ぎた
型のオイルが少なかった
型のオイルが動物性の方がくっ付かない(←バターを使わないのでどうしても植物性になってしまう・・・)
型の手入れを怠っている(ただオイルを塗っておく人と塗らない人が居るので・・・)
型に傷が付いている
型の寿命がきている
あとは巻いた生地を置く時にちょっと何度も押してしまった気がした
型の寿命以外どれも全て今回は当てはまるので、寧ろ、くっ付かないワケなかったんだなって感じ・・・

ただ
水分量が狂う牛乳を混ぜ込むのって善し悪しだなぁ・・・って。
塗る牛乳の代わりにオリーブオイルで色は付く
この2つはなんとなく解かった。

製パン学校にも通わっていないし、男なのでパン教室もちょっと・・・アレだし、
ネットもどれが正しいのか解からないし、型がその分量とも限らない。
結局、「今は」失敗をして何度もやって覚えていくスタイルしかない・・

味は良いんだ、味は、
毎日、同じ味や同じ食感・同じ個性に出来るパン屋さんって凄いんだなぁーって改めて思った。
料理と調理は違うって改めて『強く』痛感した1日だった。

②『ベジタブルソースのピッツア』

取り分けておいたピッツア生地とラタトゥイユがあったので

ラタトゥイユの野菜と水分をミキサーカップに入れペーストにする。

シーフードミックスを解凍しつつレンジで温めてしまい。
(完全に火が入っていない場合がある気がするので)

フライパンピッツァ

余っていた生ハムや余っていたドライハーブを乗せてみた。
(どーも市販の生ハムとかハムが薬臭くて苦手で。。。仕事で使っていたハモンセラーノの数十万円の塊とか高いのならクスリ臭くないのだけれど、今度は塩辛いのが苦手なので「食べてみろ」って言われた時、ちょっと大変だったな・・・うわっ、塩気強ええって・・・塩加減や味の濃さ・辛さに対する耐性は痛覚の問題で男女差がある気がする・・・無論科学的にあ男の方が弱いのは周知のとおりだ・・・男は一口がデカイって事もあるが、厨房やフロアでオーダーの統計を取っているとなんとなくそういう事も観えてくる)

ピッツア自体はこれでもかというぐらい美味しかった。
本当はシーフードにチーズを合わせると「漫画のバンビーノ」ではないが
ラビオローネや=「柔らかい太刀魚とシャッキリとしたレタスのパスタ」も=
みたいにミゾオチにヒザでも入れられそうな勢いだが
(私の現実は牛刀の刃の方で手を殴られた事があるが・・・向こうは人生捨てている人間なので、このままだと本当に殺し合いになるので辞めたが、ソイツが他でも問題を起こしたのか居なくなってから、後日そこの経営側から事情聴取と別件の業務を依頼されたり、
他でも燃えている焼き台に背中押し付けとかもあったけれど・・・その時はソッと背中の縫い目を熱い焼き台からズラして火傷を防いだが・・・お客様の事やその地域全体を思ってしている毎日来ている人間にしていい行為ではないような気がした・・・俺は後者の方はキライじゃなかったから警察沙汰にはしなかったが、厨房ってのは殺傷道具が沢山ある、だからこそお山の大将にならず大人としての考えや理性が必要なのかも・・・=なんて「味の為に~」って全てを犠牲にしてしまう若い頃の自身に対しても言い聞かせてみた

建設や他の業種・職種でもそうだが、利益や納期に対しておざなりにされがちな「安全」や「人の命」って一体なんなんだろうなー、国に提出する数字の捏造も強要されたし←無論意地でも拒否って再雇用の方が止めてくれたが・・・)

パンを失敗した今日の気持ちは僅かにブルーだ・・・

オマケ

(勿論、そのままでも美味しいのだが食事として)一応挟んでサンドイッチみたいにしたりタルティーヌ的に出来るので。

あまりお洒落じゃないのかもしれないが、やはりコロッケが1番のテッパンだった←そういうものかもな。。。
(基本ソース無しから始めて、途中で気が向けばソースを)
 ハムカツは、お肉屋さんのガチの美味しいモノならともかく、今回のハムはヤケにクスリ臭くて、折角無添加のパンなのに、そのアンバランスさが出てしまった印象。
欲をかかずテッパンのコロッケかせめてメンチぐらいにしておけばよかったか。。。

後日、余っていたベジタブルソースを、フォカッチャが家にあったので

チーズを乗せてドライハーブを散らした。

トマトソースだけより優しめなアタック感かな。
あとラタトゥイユがニンニクを入れるレシピと、入れないレシピがあるが、他の料理に使う事を想定すると入れないレシピも解かる気がしないでもない。
(入れた方がそりゃコクが出て美味しいわな、ただチーズやハーブと合わせるとホンのごく僅かなバッティングも・・・気にならない程度だが)