今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

蕪の葉と葉玉ねぎをとことん使い倒す

2022年03月30日 | 素材
可愛らしい葉を食べるオーガニックの蕪があったので、土が溜まりそうな上部分だけを外して

オーガニックなので1度湯がかなくてもよく洗えば大丈夫かな、1部を蕪の実(?)ごと塩もみに。

残りをブイヨンと共にサッと茹でて

牛乳を足し温度を下げたら←待っているのが面倒だった・・・

ミキサーにかけポタージュにし、

塩もみから出た塩気のある汁で1度味を付け

最後に塩・胡椒で味を調える。

なんだか急に蕪の葉のポタージュが飲みたくなって。

あとオーガニックで安い葉玉ねぎがあったけれど・・・

どう使っていいのか最初解からなかったが、訊いた所によると、フツーの玉ねぎみたいに使えばいいとの事。

半分ぐらいでいいか・・・

上の根?の部分と、中間部分と、鷹の爪少々をネギ油近年オレンジ色はリンク)みたいにオイルで煮出し風味を抽出上の根部分はいくら素揚げ状態にしていても硬いので、取り出して後で飾りに乗せる
(なので今回はニンニク無し・・・

桜海老の魚肉ソーセージがあったので←流石「明治屋」もう蒲鉾状態のレベルの魚肉質の違いを味わった・・・、

柔らかな(=加熱が早い)葉玉ねぎとほぼ同時に入れパスタを茹でつつ

ペンネでナポリタン
今回は市販のケチャップを使ったしニンニクも入れていないのでコクを出す為バターを入れる味の付け方←大体3パターンぐらいは違う味覚のPOINTに作れるようにしておくと、何処の店でも・誰と一緒にやっても仲間の要望に応えられるのかな?と・・・(勿論、お客様にも)、ナポリタンを出す店に行くかは別とし、飲食だけに限らないかもしれないけれど、業種・職種を問わず、そういうニュートラルな姿勢にしておけば誰かと業務をこなす時、(パワハラは別とし)、ぶつからずに業務をこなせるのかなー?って。

蕪の葉のポタージュと共に・・・

すげー美味しさだった!!

翌日、葉玉ねぎがまだ半分あったので、軽く(薄く)切って

やはり火が入り易いし勉強の為に生でも食べてみたが尋常ではない甘さだったので普通の玉ねぎより若干遅らせて投入し加熱時間を減らすが、それでも最初から柔らかいので全く問題は無い!!

昨日作った蕪の(葉の)塩もみで「菜飯」にしつつ、葉玉ねぎの味噌汁(自家製味噌)。

葉玉ねぎの1番の美味しさは味噌汁がオススメらしい、同感だ



奈良漬けの酒粕を再利用。

2022年03月30日 | 素材
少し前(私がHTMLの初歩の初歩を少しだけ動かせる様に新たに学んだ日ぐらい前)の事になるが、昔のお客様で漫画の主人公になった方の下でバイトをしていた頃の兄弟子にお土産で奈良漬を頂いて「切り方が悪い」と叱られながら切り方を教わった後もどう使っていいか解からず)自身で食べていたら、

以前はアルコール臭くてそんなに食べられなかった奈良漬けが食べられるようになったのだが・・・

調べたら、奈良漬けって初心者は洗うと食べ易くなるとの事・・・

この酒粕、再利用が出来るということで、

酒粕だけ取っておく事にした・・・

兄弟子に「奈良漬けの酒粕をおでんに入れると抜群に美味くなる」とも聞いたのだが、本当だろうか???
冬が過ぎてしまったので、今(多分)おでん、売っていないからなー
で、調べるとお肉や魚を漬ける人が多かったが、私はチーズを漬けてみよう・・・
(無論、この実験お遊びの為に「モッツアレラ」なんて買えないので、浸かり過ぎて塩気が強くならない様に早めに取り出す)

日本初の奈良時代のチーズ「醍醐」みたいな感じになった・・・いや、勿論食べた事は無いのだが・・・
(流石に洗わなかった・・・)

でも奈良へ行くと食べられるとかいう噂も以前何かで読んだ。

まだ粕が余っていたのでタンドリーではないが鶏の胸肉を漬けてみよう。

そいうやタンドリー(豚)みたいにフォークで穴を先に開けておけばよかった・・・

1晩漬ければよいかなーって思っていたけれど、(色々やり過ぎていて)忘れっぽい私は調理出来なくて、

1日半漬ける事に・・・辛いかな・・・???

※粕が付いた状態で加熱をすると焦げるだろうし奈良漬け初心者みたいにサッと洗い流すか・・・
仕方ない。

で、新たな串の可能性を探し、焼いてみる・・・
滅多に奈良漬けの『粕』を持っている時は無いから、こういう時に化学変化を試す事が出来るチャンスなんだ!!)

おお~、すげー柔らかいホンノリ甘い程度なので、甘過ぎるのがダメな私でもこのぐらいなら大丈夫!!

これは正解!!

新しい串がこの世にお披露目を出来た!!
(いや、もう世の中にあるのかもしれないが・・・塩派自身の中では新しい試みとして、経験値となり、この身の何処かへ蓄積をされている事だと思う)

補足
キッチンペーパーで巻いて漬ければ漬き過ぎなかったのかもしれないが、少量だし紙が勿体無かった



オーガニックのブロッコリーって生で食べると・・・。

2022年03月30日 | 素材
オーガニックのブロッコリーが安く手に入った。

一応、生で試す為にフレンチの料理本を観ていて覚えた手順で酢水に少し漬けておく
(暴虎馮河ではなく、ハートがチキンかウサギだからこそ、本当に危い瞬間は何度でも遭ったけれど、こうやって生き残ってこれた・・・)

茎の下処理は、茎の表面って結構硬いので四面取ってしまう。

さて、ちょっとドキドキしながら生で食べてみる・・・
ウ、美味い!!、なんだこれ?、すんごく爽やか~
ハーブや山葵・山山葵にも「僅かに」近いような、スーッとする様な薫りが鼻孔を突き抜ける!!
(ちょっとメンソールっぽい?←あまり吸った事は無いけれど←男だし)

(師匠から「慣れない人は、薫りが強いから、最初は少しの方が良い」とアドバイスを受けていたので、ルールを守って、とりあえず少しにしておくが・・・「その人が居ない所でもルールを守れるか?どうか?が大事なんだ」と、俺は筆頭秘書時代、後輩達にもそう教え実践で観せてきた、俺が別の仕事の為、居ない飲み会で「俺さんみたいになりたいです!!」と言ってくれたらしく、ボスが「困ったなー」って←どういう事だよっ!!と笑い話になったとの事・・・)

これを作った頃はまだ寒さが残る時期だったが春先の牡蠣があったので・・・
数個そのままオリーブオイルと鷹の爪で焼き、

面倒だったしオーガニックだったのでブロッコリーをサッと茹でた茹で汁でパスタを茹で、牡蠣のソースを乳化させつつ作っていき、焼けたらその数個の牡蠣だけ取り除いておいて

きざんだ牡蠣と、きざんだブロッコリーでソースを作って良き・・・

パスタを絡め、取り分けておいた牡蠣を乗せ、牡蠣とブロッコリーのパスタに・・・

有り、ありだ!!、間違いない!!
以前もブロッコリーではワリとよく作ってきたが・・・
特にパスタ系は「構成し易い」んだよなー

白身とブロッコリーのパスタで課題を

ブロッコリーのパスタ

ブロッコリーの下処理について。

ブロッコリーの加熱加減

ブロッコリーでラザニアを打ってみた。

ブロッコリーの天婦羅とちょっとした天麩羅の事



鯖のラグーにアメラートマトを2段階で

2022年03月30日 | グルメ
高糖度のアメーラトマトを頂いてお菓子の様に食べていて気付いたら数個しかなかった。

最初、鯖のラグー的な「何か」に混ぜ甘さをソース的に使おうとか考えていたのだが、

(腹骨や中骨は出汁にする)

なんとなく深層心理では俺も加熱は勿体ないな―って感じて少し残し

それをちょっと刻む事で・・・

生を活かしアクセント的に(加熱と)2段階で使おうと・・・

こんな感じかな、正解だった・・・
最近自身のイタリアンは塩気が強い・・・何かの本でイタリア現地の味は塩気が強いと読んでから無理矢理そっちの味も出来る様に練習をしていたら、イタリアンに限り基準の塩気が少し濃くなってしまった・・・黄色人種の方が味蕾が多いんだよな・・・ウサギは人間の2倍・鯰に至っては全身味蕾逆にツラいだろうな・・・そりゃ地震も解かる?毎回ではないだろうが・・・)

EXオリーブオイルを追いオイルでかけた方が(日本人がイメージをする)イタリア的だろうか?

パスタの量が少なかったのでラグー・ソースを取り分けておいて後日何かに使えばよりよかったな・・・

そういう塩梅がまだ出来ない・・・

熟成されていないと(ギリギリを狙えないというか・・・)やり過ぎてしまうと思う。。。

ま、途中で全部加熱をせず、トマトを散らすという手を覚えられた事が今回の「成果」かな・・・
日本の宇宙開発の父、糸川英夫は「決っして失敗という言葉を使わず・『成果』という言葉を使った」という。
一見勝気な言葉に聞こえるが、失敗を切り替え前進する為に切り替えるユックリとした進化へ向けた切り替えスイッチにも私は感じる・・・

こういう生でアメラートマトみたいな糖度の高いトマトは「冷製カッペリーニ」とかに向いているのかもな)



肉厚のオーガニック椎茸!!

2022年03月30日 | 今日の料理
本当は椎茸の可能性を追求した記事近年オレンジ色はリンクのルール)に書こうか一瞬迷ったのだが、あまりに凄き椎茸だったので・・・

先日オーガニックの凄い椎茸を分け合った。。。

頂いた沖縄・宮古島の塩で・・・
(くっ、美味しいのだが、美味しいのだが、結晶が細か過ぎて、いつもと感覚が違う・・・だが、こういうのも出来る様に慣れたらいいな・・・だって本当にミネラル豊富な感じがして美味しいのだもの、やはり島国なのでこれで焼き魚をしたら本当に美味しいだろうな・・・)
軸と別に刺すぐらい巨大な椎茸だった。

ここで失敗、グリルは上火だった・・・
(私、良い所だけ観せるのではなくてここに気を付けましょうね~って意味で失敗も出していくタイプなので)
疲れていたのか、身体が勝手に昔の焼き鳥台の癖でそのまま置いてしまった・・・

もう1個の椎茸はオリーブオイルと僅かな鷹の爪と炒めて
椎茸の香りと旨味とコクを楽しみたかったのでニンニクは無し

焼き串と椎茸パスタに。

パスタはどうしても、この日、何故だか解からないが椎茸パスタが無性に食べたくなったので・・・
和風ではないんだけれど、何故だろう、どうしても、椎茸を欲っしていた。

それにしてもこのオーガニックの肉厚の椎茸、くだんの件で「焼き」を失敗したのにも関わらずここまで美味しいとは・・・何事???

こんなに美味しい椎茸は初めて食べた・・・

椎茸を嫌いな人は絶対人生を損している!!(強制はしないが・・・)
(香りじゃない、風味のもっと奥にある『旨味』を感じ取るんだっ!!)