今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

甘くないラスクを英国風にしたり英国のDunking(ダンキング)を意識的に取り入れる(加筆修正済)。

2022年03月27日 | スイーツ
イタリアの甘くないラスクが今回のテーマだが・・・この世界に甘くないラスクなんてあるのだなー
トーストの「原型」みたいなのを食べている様で、ビスケットが大航海時代に保存食として開発された事に通じる様なロマンを感じた。

さて、これをどうするか?少しづつ割って色々試した結果・・・
パンと同じようにリベイクで温める為、サッと濡らして(指でサッと濡らす程度

アルミホイルで包み

リベイクで温める。

スコーン
や、英国風パンケーキの様に(近年オレンジ色はリンクのルール)
グラニュー糖と檸檬、
更にパンケーキの様にバターで焼いたワケでもないのでバターも少々先に塗っておく
バターは塗らなくても良かったかもしれないが流石に自信が無かったので・・・

(怖いぐらいに)一気に「英国味」になった・・・

この無塩バターに柑橘とか、フルーツってのが、英国的なゼツミョーってヤツなのかもしれない・・・

本当に微妙な感じなのだけれど、それが質実剛健とか本質だからこそ飽きない鮮烈さ。
なんか英国「風」を少し使えるようになってきた・・・

『ダンピング』

ダンピングはまあ、(世界中の)多くの人が昔からやっている事だったのだが、まさか「DUNKING」という名前まで付いているとは・・・

丁度良きアールグレイを頂いたのでティーバッグのゴールデンルール近年オレンジ色はリンクのルール)の「方法」で抽出し、
(このティーバッグのゴールデンルールを覚えてから茶葉のゴールデンルールへいった方が「身に付き易い」と紅茶専門店で教えて頂いた)
シュウ酸の為にミルクティーにし、
(「マスカットフレーバー」のダージリンは結石が怖いけれど出来ればストレートでいきたいが、アールグレイはミルクティーでいい、構造が違う男にとって結石だけは怖いのよ・・・鍵状の結石が細い臓器に引っ掛かったら、勝手に流れると思うか?????、胆石もそうだが=←「ウルソ」でも溶かせない手遅れなケースが世の中では非常に多いし=、なんか「良い方法」が開発されれば私も胆嚢を取らなくて済んだのだが・・・他の臓器の影響で今というかこの3年は独立出来なかったやんけ・・・)

ま、それはともかく大したことをするワケではなく、Dunkingはビスケット系の焼き菓子を紅茶やミルクティーに浸すだけなのだが

アールグレイだけあって、風味が付き易く、香りが立ち易い気がするので、茶葉も良かったしこれは良い!!!

で、やっぱこれは美味い!!(&、スゲー優しい
一気に全てがイギリスになる。

因みに、
アメリカはドーナツをコーヒーにDunking(←マジか・・・)
フランスはクロワッサンをカフェオレにDunkinng

日本は~、煎餅を~←いやいや、嘘、ややソルティーな「ぬれ煎餅」があるが、日本の場合、以前宇宙食にも採用された山崎製パンの羊羹(←製法はISOやHACCP(昔、ブログじゃなくて、食品機械企業へ取材へ行ってHACCPの記事を仕事で書いたな)・グリーン購入法などJAXAが指定し認証した製法でないと容器も含め作れないだろうから、現段階ではそんじょそこらの量販店では恐らく販売されていない、当然高いだろうし)の様に、楽しむ為だけの目的だけでなく携帯保存食の意味合いも含んでいると思うので、あまりそういうのは無いのかもな・・・
(探せばあるのかもしれないが・・・あまり日本のDunkingを探す気は無い・・・強いて言えば刺身を醤油に浸す?、いやそれは煎り酒のようなタレや西洋のソースの意味合いか・・・)
多分、味覚のPOINTが、塩気・甘味・その他etcに限らず、味があるモノをサッと日本茶等で洗い流し、口に余韻を残さない「潔さ」=キレ「的」(←あくまでも「的」なモノに主眼を置いているから違うのかもしれないなーって、日本の味覚のPOINTを「見つめ直す」成果へと今回繋がった。

Dunking、すげーな・・・