エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

乗鞍紀行・・・上高地へ向かう

2013年05月19日 | ポエム
この日、ぼくたちの乗鞍紀行は終わりを迎えんとしている。
上高地へと山を下るのである。

芽吹きから新緑へと山々が変わっていく。
その変わり目をバスは縫って進む。
愉快である。

焼岳を左の車窓に見て、バスは進む。



梓川の流れは、滔々としている。
その川面は、何物をもとどまらせない。
季節は正に雪解け。

透徹した水と流れである。



穂高の山並みである。



焼岳の雄姿である。



河童橋を見る。



奥穂高、前穂高と見える。







「梓川峪深ければ水青し」







猿が観光客を恐れはしないと、橋のを支える鉄線に現れた。
彼らこそが、ここの先住民である。



よく見ると可愛い。
猿・・・ましらである。

彼らの食欲は旺盛で、木の芽を食べる。
明日、その姿をお見せしよう。



          荒 野人