この日、ぼくたちの乗鞍紀行は終わりを迎えんとしている。
上高地へと山を下るのである。
芽吹きから新緑へと山々が変わっていく。
その変わり目をバスは縫って進む。
愉快である。
焼岳を左の車窓に見て、バスは進む。

梓川の流れは、滔々としている。
その川面は、何物をもとどまらせない。
季節は正に雪解け。
透徹した水と流れである。

穂高の山並みである。

焼岳の雄姿である。

河童橋を見る。

奥穂高、前穂高と見える。

「梓川峪深ければ水青し」

猿が観光客を恐れはしないと、橋のを支える鉄線に現れた。
彼らこそが、ここの先住民である。

よく見ると可愛い。
猿・・・ましらである。
彼らの食欲は旺盛で、木の芽を食べる。
明日、その姿をお見せしよう。
荒 野人
上高地へと山を下るのである。
芽吹きから新緑へと山々が変わっていく。
その変わり目をバスは縫って進む。
愉快である。
焼岳を左の車窓に見て、バスは進む。

梓川の流れは、滔々としている。
その川面は、何物をもとどまらせない。
季節は正に雪解け。
透徹した水と流れである。

穂高の山並みである。

焼岳の雄姿である。

河童橋を見る。

奥穂高、前穂高と見える。

「梓川峪深ければ水青し」

猿が観光客を恐れはしないと、橋のを支える鉄線に現れた。
彼らこそが、ここの先住民である。

よく見ると可愛い。
猿・・・ましらである。
彼らの食欲は旺盛で、木の芽を食べる。
明日、その姿をお見せしよう。
荒 野人