エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

遊園地の晩秋

2013年12月03日 | ポエム
遊園地の晩秋に響く、子の声はカラカラと乾いて楽しそうだ。
土曜日、豊島園に出かけた。
園内の木々は、晩秋を演出する風情である。



豊島園は、この夏から良く出かけたものであった。
プールは終わっても、遊具が楽しい。



若者は、キァーキャーと嬌声を上げるけれど、幼い子ほど静かに楽しんでいるといった感じである。
園内は何処を見ても晩秋である。
それが、とてつもなく楽しい。



陽だまりのベンチ。
そこで食べる、温かいラーメン。
冷たいジュース。
どれも美味い!



白い山茶花が満開である。
山茶花が咲けば、子どもは楽しい。
子どもの動きが、より華やかに見えるのだ。



ホマラヤ杉の黄葉は、肌理細やかな気配であって陽に輝きながら落ちてゆく。
その様は、からまつの金色の黄葉と同じで鮮やかである。







「落葉踏む子の足跡の柔らかし」







銀杏の落葉を踏みながら遊ぶ。
園内に落葉を積み上げた囲いがあった。
そこで遊んだら楽しいだろう・・・。


    
      荒 野人