雨の日が・・・だらだらと延長している。
冷たい雨だ。
午後三時半ごろには、練馬でもみぞれとなった。
初雪が降ったのである。
必要があって、外出したけれど手が悴(かじか)んだ。
帰宅して、直ぐに自室に籠った。
気分としては、少しばかり重かったのである。
そこで、村治佳織のギターを聴きたくなった。
一枚のCD、それはアランフェス協奏曲であった。
アランフェス協奏曲 Concierto de Aranjuez - Kaori Muraji 村治佳織
この曲を聴いて、次にノクターンを聴いた。
忽ち、晩秋の八ヶ岳の麓が脳裏に浮かんできた。
「葉の落ちる記憶の中の道を染む」
雨に濡れた枯すすきも良いものだ。
だがしかし、冷たさがひとしお身に沁みる。
大丈夫、石川PAの八王子ラーメンが味覚の記憶を引き出す。
玉葱の甘さが、口の中に蘇る。
やはり味覚こそが、記憶を蘇らせる特別な感覚である。
荒 野人
冷たい雨だ。
午後三時半ごろには、練馬でもみぞれとなった。
初雪が降ったのである。
必要があって、外出したけれど手が悴(かじか)んだ。
帰宅して、直ぐに自室に籠った。
気分としては、少しばかり重かったのである。
そこで、村治佳織のギターを聴きたくなった。
一枚のCD、それはアランフェス協奏曲であった。
アランフェス協奏曲 Concierto de Aranjuez - Kaori Muraji 村治佳織
この曲を聴いて、次にノクターンを聴いた。
忽ち、晩秋の八ヶ岳の麓が脳裏に浮かんできた。
「葉の落ちる記憶の中の道を染む」
雨に濡れた枯すすきも良いものだ。
だがしかし、冷たさがひとしお身に沁みる。
大丈夫、石川PAの八王子ラーメンが味覚の記憶を引き出す。
玉葱の甘さが、口の中に蘇る。
やはり味覚こそが、記憶を蘇らせる特別な感覚である。
荒 野人