実は「ノアの小窓から」というブログで知ったのだけれど、古径と土牛二人の展覧会があるのを知った。
山種美術館の企画展である。
小林古径の生誕130年の企画、タイトルは「特別展・小林古径 生誕130年記念」だ。
日本画の奥深さに触れる一日であった。
同じ画題で描かれた小林古径と奥村土牛の作品 山種美術館 小林古径生誕130年記念 古径と土牛
奥村土牛《醍醐》昭和47年/奥村土牛《鳴門》昭和34年 山種美術館 小林古径生誕130年記念 古径と土牛
土牛の重厚さと古径の洒脱さと、いや決して一つの言葉では表しきれない迫力に触れたのであった。
音楽も好きだけれど、絵画も好きだ。
文学も好きだけれど、浮かれる日常も嫌いではない。
いろいろと手を染めてきたけれど、結局は「器用貧乏」なのかもしれない。
それでも良い。
さて、古径と土牛。
久しぶりに会った、土牛。
日本画の、潔い筆致。
岩絵具を、重ねて重厚な奥行きを表現する世界。
同時にまた、省略の美的概念の展開。
どれをとっても、感動させるのである。
山種美術館までは、恵比寿駅下車、駒沢通りを広尾方面に。
明治通りも横切り、どんどんダラダラ坂を登っていくと右側にある。
古径と土牛特別展は、明日までである。
一見してほしい展覧会である。
「漂える絵画のいのち胡粉かな」
上は、奥村土牛記念美術館。
下は、小林古径旧居、復元したものである。
色彩の、年月を経ても褪せない鮮やかさを堪能できるのは日本画の極致である。
荒 野人
山種美術館の企画展である。
小林古径の生誕130年の企画、タイトルは「特別展・小林古径 生誕130年記念」だ。
日本画の奥深さに触れる一日であった。
同じ画題で描かれた小林古径と奥村土牛の作品 山種美術館 小林古径生誕130年記念 古径と土牛
奥村土牛《醍醐》昭和47年/奥村土牛《鳴門》昭和34年 山種美術館 小林古径生誕130年記念 古径と土牛
土牛の重厚さと古径の洒脱さと、いや決して一つの言葉では表しきれない迫力に触れたのであった。
音楽も好きだけれど、絵画も好きだ。
文学も好きだけれど、浮かれる日常も嫌いではない。
いろいろと手を染めてきたけれど、結局は「器用貧乏」なのかもしれない。
それでも良い。
さて、古径と土牛。
久しぶりに会った、土牛。
日本画の、潔い筆致。
岩絵具を、重ねて重厚な奥行きを表現する世界。
同時にまた、省略の美的概念の展開。
どれをとっても、感動させるのである。
山種美術館までは、恵比寿駅下車、駒沢通りを広尾方面に。
明治通りも横切り、どんどんダラダラ坂を登っていくと右側にある。
古径と土牛特別展は、明日までである。
一見してほしい展覧会である。
「漂える絵画のいのち胡粉かな」
上は、奥村土牛記念美術館。
下は、小林古径旧居、復元したものである。
色彩の、年月を経ても褪せない鮮やかさを堪能できるのは日本画の極致である。
荒 野人