山は眠らんとしている。
秋の山は「山装う」である。
冬の山は「山眠る」なのだ。
装う山は、紅葉、黄葉を前提として装う乗遺体を詠うのだ。
眠る山は、それらの葉を落とし、裸になるであろうことを前提としたい。
寂寥感を感じる。
寒さを感じるのだ。
里山は、冬支度に余念が無いのだろう。
田んぼには、霜が降りているのが分かる。
こうした山々が、生き物を育む。
時として、その生き物が人の里を荒らす。
既に書いたけれど、生き物同士の結界が揺らいでいる。
それは、早く解消しなければならい。
明確な結界を示す努力をする事が、肝要だ。
季節の移ろいは、進行している。
その進み具合を美しいと愛でるためにも・・・だ。
「葉を落とし枝先赤く眠らんとす」
銀杏は葉を落として身軽になった。
残された葉も、微風で落ちる。
そのヒラヒラは陽に当たって、綺麗である。
昨日の、午後3時半。
月が白々と天にかかっていた。
かぐや姫は、間もなく降臨するだろう。
荒 野人
秋の山は「山装う」である。
冬の山は「山眠る」なのだ。
装う山は、紅葉、黄葉を前提として装う乗遺体を詠うのだ。
眠る山は、それらの葉を落とし、裸になるであろうことを前提としたい。
寂寥感を感じる。
寒さを感じるのだ。
里山は、冬支度に余念が無いのだろう。
田んぼには、霜が降りているのが分かる。
こうした山々が、生き物を育む。
時として、その生き物が人の里を荒らす。
既に書いたけれど、生き物同士の結界が揺らいでいる。
それは、早く解消しなければならい。
明確な結界を示す努力をする事が、肝要だ。
季節の移ろいは、進行している。
その進み具合を美しいと愛でるためにも・・・だ。
「葉を落とし枝先赤く眠らんとす」
銀杏は葉を落として身軽になった。
残された葉も、微風で落ちる。
そのヒラヒラは陽に当たって、綺麗である。
昨日の、午後3時半。
月が白々と天にかかっていた。
かぐや姫は、間もなく降臨するだろう。
荒 野人