エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

冬ざれの

2013年12月27日 | ポエム
冬ざれの日である。
肌寒の日が続く。



間もなく大晦日。
年が足早に暮れようとする。

明日は、良い日であるだろうか?

かくして、俳句修行の三年目の新年を迎える。
良き師匠に出会えた、その幸いを反芻しているのだ。
来年は、写生一筋で学ぶ。



句友に選句される、そうした俳句を詠み続けられるよう視座をはっきりとさせる。
そこから始めようと覚悟しているのだ。

からまつの修行は、だがしかし楽しい。







「耳に触れ風音尖り冬ざるる」







冬ざれの日常は、非日常なのかもしれない。
人の希求する日常と違うのだ。



      荒 野人