エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

所用があって!

2013年12月13日 | ポエム
実は所用があって、ブログを更新しなかった。
予定していた、神奈川秦野の「秦樹会」の句会もドタキャンにせざるを得なかったのである。
久しぶりの秦野行きを楽しみにしていたのだけれど、残念なことであった。

人として、どうしても外せない所用であった。
今朝は、午前中から俳句の頭に切り替えて句作に励んでいる。
だがしかし・・・。
思うに任せない。
テレビから「当然、偶然それとも必然」とかいう、分かったような分からないような楽曲が聴こえてきて、ついイラついてしまった。
ぼくは「当然、憮然」としている。

今日中に投函しなければ〆切に遅れる句が幾つもあって、少しばかり焦っている。
からまつの兼題は、今月もお休みしなければならないだろう・・・。
差し当たって、数句は読んでみたものの、自分の腑に落ちない。

これから「からまつ」の新年会への投句を済ませようと清書している。







「冬の雲遊ぶ千切り繪なぞる指」







句を推敲するに当たって、外に出かけてみた。
「外に出でし」という言葉が頭に浮かんだ。
「とにいでし・・・とにいでし・・・」
口ずさんでみた。


だがしかし、句は生まれて来ない。
呼びに行ってみたけれど、やはり句は来てくれない。



空を見上げた。
可笑しな、楽しい雲が遊弋している。
障壁画の中から飛び出して来たかのような雲だ。

この雲に感動。



雲はやはり天才である。
同時に様々な自然の恵みを豊かに見せる、その天才でもある。



       荒 野人