エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

雲に!

2013年12月17日 | ポエム
このところ、下手な俳句を詠む事に専念している。
目にした事だけ、五七五に詠む。

韻律が崩れてしまう場合があるけれど、若干の修正だけにして詠む。
写生するのである。
大分、フラストレーションが溜まりかかる。



そんな時には、空を見上げる。
気分が晴れる。

癒されるのである。
街中をフラフラしていると、俳句の素材が至る所にある事を再確認できる。
俳句即人間・・・その真実が迫ってくる。

基本は写生である事も又、真実である。
しかし、人間は追体験することもあるのだから脳裏に浮かぶ追体験を俳句にしても良いのである。
それは、もっと上達してからにしよう・・・と思っている。

とにかく、目にしたものを詠む。
それを心がけていくのである。



昨日も又、面白い雲があった。
夜には、満月前の月が煌々と在った。






「短日や明日円月となりしかな」



あすには満月であろうと思う。
その事実だけを詠み込んだ。
短日は、冬の季語である。

しかし、俳句を詠むのは楽しい。



       荒 野人